きたあかり日記

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図書室に一人

2017年02月23日

昨日は、近所の公民館の図書室の、貸し出し係ボランティアに行ってきました。

数時間座っていて、借りに来てくれた人は、、、たった二人。

し~んと静まりかえった図書室に一人いて、

貸出簿を眺めてみたり、本棚の本たちを眺めたり、

たまにパラパラっと雑誌を読んでみたり、それから、ぼ~っとしてみたり、、

してました。


こんな所在無げな時間、何もしない時間って、自分が透明になってく気がして

好きだなあ。


特にそこは図書室なので、周りには本が沢山あって、

個性的な作家さんたちの情熱あふれる文章のオーラたちに包まれてるように思え

その気配に身を潜める感が、たまらなく。


透明に身を潜めながらも、笑顔でいる人でいたいなあって、思いました。

できるかな?できるできる。


東北は、まだまだ冬。

雪が舞い、風が冷たい日々が続きます。

でも、確実に春は近づいてきているようで、庭のチューリップ、

芽が出てきましたよ。

チューリップの芽
白いのは雪じゃ!


強いなあ。チューリップは、花咲く季節だけじゃなく、その成長の時も

アタシを楽しませてくれます。

植物は、みんな、そうかな?   動物(含:人間)は?




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こんな70歳になりたい、堺正章さん!

2017年02月21日

最近、好きな人が出来ました。それは、この人。うふふふ。

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随分前、テレビドラマ「天皇の料理番」、1980年版のやつ、

再放送で見て、堺正章さんの、その身体能力の高さ、芸への情熱など、

感動しちゃったときから大好きでしたが、

最近、歌番組の司会をされているのを見たり、

ナツメロ歌番組で名曲「街の灯り」を歌っていらっしゃるのを見たりすると

「なんて幸せそうにしているんだろう。こんな70歳になりたいなあ」

と憧れます。   アタシは女だから無理?う~ん・・・

リッチな大スター。それなのに、嫉妬しないで素直に憧れの気持ちを持てるって、

やっぱ、カリスマ性なのかなあ。


司会や歌も大好きだけれど、映画やテレビドラマに出てほしいなあ。


どんな役柄がいいかしら。

勝手に妄想です。ここで半日悩んでみるわけです。 なにやってんだか・・・笑


やはり、太閤秀吉かしら。

サルつながり。

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となると、脇は?

おね役は、アタシ。 きたあかり。はいはい、妄想ですから。

茶々は、松田聖子。似合うでしょ!ぴったり!さすがアタシ。

前田利家は、井上順。セットですから。

信長は、ヒロミ。解説不要でしょうか。


家康は、ああ、思い浮かばない。悩むわ~。

誰か助けて。案をお願いします。  家康がヒロミかしら??? 


ほ~んとアタシってお気楽おバカだわ~そんな自分が好きよ~

とりあえず「ちゅらさん」を見てみるか~まだ全部は見てないの~

ほ~んとアタシって抜けてるわ~そんな自分が嫌いよ~



↑好きよ~


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桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」

2017年02月20日

桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」

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知り合いに、↑を読んでの「きたあかりの感想を聞きたい」という、ありがたい

本お勧めメールをいただき、読みました。

感想を求められるなんて、名誉なことです。嬉しいです。

読んでみたら、すっかりやられちゃいました。夢中になってしまい、

途中でやめられず、一気に一日で読みました。

登場人物への感情移入が半端ないです。


以下、あらすじです。これから読もうと思う方は、読まない方がいいと思います。

どうしてもブログに書きたい自分の感想が、小説の核心に被ってしまい、

我慢できなくて書いてしまいました。

よろしく~お願いします。


↓ あらすじと感想  長くてスミマセン。


あたし、山田なぎさ の住む田舎町の中学校に、

都会から美人の転校生がやってきます。

転校生は海野藻屑という名前で、お父さんが、この町出身の芸能人。

超お金持ち。一見して高級とわかるオシャレな洋服を着ています。

同級生たちは興味津々です。

でも、その子、とっても変わっています。

”自分は人魚だ”と主張するのです。

あたしは、無関心でいたんだけれど、藻屑は、アタシにくっついてきて

「友達になって」と言います。


そのうち、あたしは段々と気が付いてきます。

藻屑の体にできている痣は、

藻屑によると、海の汚れによる人魚特有の皮膚病 だということだけれど、

本当は、お父さんから殴られて、できたんだって。


あたしは、自分より藻屑の方がずっと不幸だと感じます。

漁師だったお父さんが、海の事故で死に、母は朝晩スーパーのパートで働き、

でも兄は”ひきこもり”で高額商品をネットで買い続け、

だから家が貧しくて高校進学をあきらめ、自衛隊に入ろうとしているあたしより

藻屑はずっと不幸なのです。


お父さんから殴られ続け、藻屑は、愛情表現と憎しみの区別もできません。

ただ、”砂糖菓子の弾丸”、つまりは、

自分にとって都合のよい、心が気持ちよくなる空想を

打ち続けるしかないのです。

「私は人魚。この痣は人魚特有の病気。

 お父さんから殴られてできたんじゃないよ」


そんななか、

藻屑が、同級生の男の子と揉めて、彼から殴られるという大事件が起こります。

「お父さんからしか殴られたことないのに」

と、藻屑は号泣し、反撃して殴りかかります。

感情を爆発させ、お父さんから殴られていることを認めることが出来ました。

殴るってことは、藻屑にとって”砂糖菓子の弾丸”ではなく”実弾”です。

藻屑はやっと、”実弾”を撃てたのです。

その実弾は、愛情なのか、憎しみなのか、藻屑にもわからない。

藻屑は混乱します。


あたしは、やさしく隣に座ってあげます。


「こんな人生、ほんとじゃないんだ」

「きっと、全部、誰かの嘘なんだ。だから平気。きっと全部、悪い嘘」


藻屑の言葉に、あたしは、藻屑を思い、言います。

「逃げよう」

藻屑は、了解します。一緒に逃げると決断します。



逃げられると思いますか?


小説の題名でもわかるとおり、逃げられません。

なぎさと一緒に逃げる、まさにその時、藻屑は、家にいったん帰るのです。

そこには藻屑の父がいます。

飼い犬を殴り殺し、切断して山に運ぶ、しかもそれを中学生の娘に手伝わせるような

お父さんがいるのです。

藻屑の片耳が聞こえないくなるほど、殴り続けるお父さんがいるのです。

藻屑が一生足を引きずって歩かなければならなくなるほど、

(障害者手帳を持っている)

殴り続けるお父さんがいるのです。


藻屑は、お父さんの愛情を欲しています。それは彼女を呪縛しています。。

殴られることを愛情と感じている彼女は、逃げることを決意した後でも

父親の元へ帰っていくのです。お父さんが好きだから。

お父さんから殴られるために。


そして、藻屑は、お父さんから殺されます。


この悲しい物語の登場人物たちに、読者が感情移入していく、

ちりばめられた要素。桜庭一樹さん、うまい、と思います。

アタシはすっかりやられました。


前述の、なぎさの家庭環境。

物語りの舞台は、

「田舎に作ったほうがいいと都会の人が考えるすべてのものがある」田舎です。

「原発、刑務所、少年院、精神病院、自衛隊の駐屯地」。

二人の少女にからんでくる、野球部の純朴な青年は、藻屑につれなくされたことを怒り

突然に藻屑を殴ります。

飼育係のなぎさが世話していたウサギ小屋のウサギは、何者かに殺され、

犯人ははっきりしません。

男の子が腹いせにやったのか、それとも、藻屑がやったのか。


田舎町の、不穏な空気。そこに侵入してきた、都会の子。

田舎町の子も都会の子も、それぞれの方法で、”安心”を求めます。

でも、どうにも現実は変えられません。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないのです。


読後、”砂糖菓子の弾丸”の無力さを思い知らされながらも、

どこかで、”砂糖菓子の弾丸”に期待する自分がいました。

撃ちぬけないにしても、藻屑にとっては、

”砂糖菓子の弾丸”は必要なものだったのです。






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娘たちは大学に進学し、遠くに行っちゃいました。
だから夫と二人暮らし。
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