きたあかり日記

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東野圭吾 「夜明けの街で」 感想

2017年06月27日

東野圭吾 「夜明けの街で」。ネタバレ含む感想です。

book.jpg

妻も子供もいる平凡なサラリーマン渡部が、

勤務する会社に派遣社員としてやってきた秋葉ちゃんと、ひょんなキッカケから

恋愛関係になり、アクロバット的な言い訳で妻をだまして密会を重ね、

ついには、妻と子供を捨てる決意までするが、

秋葉は、15年前の殺人事件に関係していたという不穏な事実を知り、

気持ちが翻弄される。

秋葉が高校生のころ、秋葉の父の秘書が何者かに殺され、

それが時効寸前だというのだ。

殺人事件の現場は秋葉の実家。

殺人事件のあったその時、家にいたのは秋葉とその秘書だけ。

ある刑事は、秋葉を犯人と疑って、時効寸前の今でもしつこく調査を続けている・・・!


平凡なサラリーマンとその恋愛に、非凡な出来事(?)である殺人事件が絡まって、

ハラハラドキドキしました。一気に読みました。


主人公の渡部の恋する気持ち、そして妻へのウソ、そんなもんは

主婦のアタシからすると、興味がもてそうにもないと思えるし、

(ふ~ん、そうなのね~、勝手にやってれば~という感じ)


殺人事件の模様も結末も「は?それはないでしょ!」というものなんだけれど、

(絶対おかしいって。そんなわけないって!)


ぐいぐい読ませられる”引っ張られ感”が半端ないのは、筆の力なのでしょう。

説得力とでも言いましょうか。

読者がどんどん渡部に入れ込んでいくのです。

そうね、人は弱いものよ。理屈では説明できない行動をしてしまうこともあるかも、とか。

で、最後には、渡部に同情と共感を持ってしまいました。

妻がすべてを知っていたと分かったときの、渡部の絶望的な気持。おおっ!

番外編として、渡部の友人の新谷君と言う人の話が巻末に載っているんだけれど、

それがまた、ナイフのように鋭く刺さってきて、いい味出してるわ~。

新谷君も、妻帯者なのに恋人ができちゃって、大変だったのね~。

ご苦労様。


この小説のように、人を説得できる能力があったら、どんなに良いだろう・・・

という、ミステリーの読後感としては、ちょびっと変わった感想を持ったアタシでした。


映画にもなってるようだけれど、そっちは観なくていいや。←なんで?




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指示が正確じゃあない母、娘上子の落ち込み、そしてシン・ゴジラ

2017年06月26日

母の家に行くと、母が一階の茶の間で

「二階の和室のクローゼットから、紫の風呂敷包みを持ってきて。

 ティッシュの下に置いてあるから」


というので、二階の和室に行くと、クローゼットにそんなものはありません。

また、適当なことを言ってるんだろうなあと思って、あちこち探すと

押入れのトイレットペーパーの買い置きの下に、青い紙袋がありました。

これのことかな、と思って、茶の間に戻り、見せると、

「ああ、それそれ」

とご満悦な様子。

「紫の風呂敷包みじゃあないじゃないか。青い紙袋でしょ。これ」

指摘すると、

「細かいこと言うな。うるさい」


この人は昔からそうで、指示が的確じゃないのよ。

幼稚園から小学校低学年まで、幼いアタシは、母の適当な指示に悩まされていました。

小間使いのように使われていたので、あれを持ってこい、これを買って来い

などなど、いろいろ用を言われましたが、母の指示が適当で、アタシも子供だったし、

母の意志をかなえてあげられない事が多かったです。

母は怒り、罵倒し、ヒステリー状態になってアタシを責めます。

「小屋から鼠色の箱を持ってこいと言っただろう。お前は鼠色もわからないのか」

母は辛抱たまらないという様子で小屋に行き、目的物を自分で持ってきます。

で、実際の目的物は、茶色の箱だったりします。


「それ、茶色でしょ」

とアタシが言うと

「うるさい!屁理屈を言うな!金返せ!」


尋常じゃあない責めっぷりは、何日も続き、近所の人や親戚の前にアタシを立たせ

この子供がどんなに馬鹿か言い続けます。


この人は全然変わっていないなあ。

あの頃の幼かった自分、よく耐えたと誉めてあげたいなあ。


だからなんだというわけではないけれど、母と会うと、ひどく気が落ち込むアタシは

家に帰ってもブルー。

普段なら何にも気にならないことも、癪に触ってしまいます。

数日後のボランティア活動での、先輩たちの自由な行動や発言も、

いつもなら笑って聞き流せるのに、悲しくてつらくて頭にきます。


原因はわかっているので、気晴らししなくちゃと思い、

昨日は駅前商店街に出かけ、大きな文房具屋さんを覗いたりして、

以前から欲しかった、ステッドラーの水彩色鉛筆を買いました。

色鉛筆ステッドラー


でも、ダメでした。

街を歩く、華やかに着飾る若い女の子が、いかにも綺麗に見え、

比べて自分は年をとって醜く、服装もダサくて最悪に思えます。

この色鉛筆で何かを塗ったとして、だからどうだというのでしょう。


耐えるしかないです。 感情は思うようには動きません。

             解放されたいよ~。縁を切ったほうがいいのでしょう。


と、夜、長谷川博己を見れば癒されるかと、今更、映画「シン・ゴジラ」を見ていたら、

(↑ネットレンタル配信)

離れて暮らす上の娘(大学生)の上子からラインが入りました。


「蕎麦屋のバイトがつらいよ~。(一緒に働いている)おばちゃんが

 人の悪口ばかり言っていて、すごい勢いで怖いよ~」


アタシは


「世の中いろんな人がいるね。バイトでいろんな人と接するのも社会勉強だ。

 一生つきあわなくちゃいけないってわけじゃあないし、そんなに落ち込まなくても

 いいのでは?」

「そのバイトを続けたいなら、どうつきあえばいいか考えて、工夫してみたら?

 それも、社会勉強になるはずだよ。

 自分を大事にしながら頑張ってね~」


と返事をしました。

娘の愚痴に一生懸命答えていると、不思議にその答えは、自分自身に言っている

気がしてきました。


アタシったら、偉そうに言っているけれど、自分が出来ていないじゃ~ないですかっ!


はっと我に返り、妙に可笑しくて、娘に助けられた気がしました。

自分の落ち込みよりも、娘のバイトの模様が気になっている自分自身をも発見しました。


そして、元気になりました。


今日は「シン・ゴジラ」の続きを観ます。  昨日は途中まで観て寝てしまった☆

「シン・ゴジラ」を見終わったら、きっと「家政婦のミタ」を見てしまいそうです。おほほほ。  





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枇杷

2017年06月24日

ご近所さんから枇杷をいただきました。

枇杷

「こんなに長生きしてでしゃ、こだいに見事になったのは初めてだしゃ。

 おすそ分け☆」

お庭の枇杷の木になったものだそうです。

嬉しいね~。もらえたのも嬉しいけれど、その気持ちがまた、嬉しい。

このご近所さん、86歳女性です。

高齢ですが、いつもお元気でハツラツとしていらっしゃってステキな方です。

旦那さんの介護も大変だと聞きますが、明るく前向きです。

娘の上子など、「あんな風に年をとりたい」な~んて言っています。


思えばアタシ、ご近所さんの超恵まれています。

5年ほど前に引っ越してきた新参者のアタシに、みなさん親切にしてくださいます。

Yさんは、公民館で開催されている趣味の行事などに誘ってくださるし、

Kさんは、アタシの娘の下子と、たまたま出身高校が同じだというのを大変喜んでくださり、

娘たちのことを、いつも気にかけ、応援してくださいます。

ありがたいこっちゃ。


と、少しだけ心配なことが、、、

何だかアタシ、町内会の役員に狙われているらしいのよね。(´・Д・)」


「きたあかりさ~ん、町内会の会計やってみな~い?

 楽しいわよ~ん」    ←ご近所のTさん


いやいやいやいや、、、

それはちょっと、、、、

町内会、みなさんいろいろな考えの人がいて、難しいところもたくさんあり、、、

役員はそれをまとめなければならず、、、

今までの例でいうと、けっこう高齢な人が務めていらっしゃってですね、、、

どうしよう。






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娘たちは大学に進学し、遠くに行っちゃいました。
だから夫と二人暮らし。
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