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オープンハウス


辻仁成氏と中山美穂氏が離婚すると報道されている。



そうですか。




アタシは、辻仁成氏が雑誌「女性自身」で連載していたエッセイ「マダムと奥様」が好きで

美容院に行ったときは必ずチェックしていた。

それから、中山美穂氏が雑誌「LEE」で連載していたエッセイ(こちらは題名知らず)が好きで

歯医者に行ったときは必ずチェックしていた。



どちらも、彼らの日常の家庭生活の事を淡々と語っていて、

相手を尊重し、思いやりのある文章だったのに、

どちらも最近になって連載中止となっていて、

残念だなあと思っていたら、コレさ。


語れなくなってきたのかしら。無残すぎたの?



中山美穂氏のエッセイの中でひときわ覚えているのは彼女たちのパリの住居に

たくさんの鏡 が備え付けられているというくだりで、

それは、その古い住居にもとからあったものだったらしいが、

読んでいるアタシから想像すると、芥川賞作家とアイドル女優の美しい二人が

日常の何気ないしぐさをすべてそのたくさんの鏡にうつされ反射し、

からみあって、

まぶしいほどの光を放っているだろう風景で、

アタシなどは、油断して商店街を歩いていると、置いた自分の不格好な姿が

ショウウインドウにいつの間にか映し出されていて、

あれ?おばあさん?と思ってよく見ると自分だったりする。




辻仁成氏は、女性には特に人気があるイケメン芥川賞作家だけれど、

アタシは読んでも読んでも、まあ、好みなんだろうけれどあたりがなく、

そのうち、忘れてしまっていたけれど、

ひとつだけ、これは秀逸だと思う作品がアル。


それは、 「オープンハウス」。



だいぶ昔の本だけれど、あまりのもの悲しさ切なさに、何度も読んでいる。


主人公トモノリはカード破産して職もない男の子で、

売れないモデル、ミツワに拾われて、同居させてもらっている。

旅行の間だけと言われて預かったエンリケという名の犬。

飼い主が失踪してしまって、仕方がなく、ベランダに閉じ込めながら飼っている。

二人と一匹が、マンションに住み、

トモノリはミツワの顔色をうかがい、

ミツワは売れなくなって切羽つまってきているモデル業に悲しみ、

エンリケは吠えると高圧電流が流れる首輪をされ、

でも、

よりそって淡々と生きている・・・・



読んでください。



ふらふらと頼りない売れないモデルに頼って生きるトモノリとエンリケ。

そうですか。






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[ 2014/03/30 22:53 ] | TB(0) | CM(8)

ホテルローヤル


勤務している職場を辞めると決めてから

妙に本を読みたくなった。


たぶん動揺しているからだ。

落ち着きたいんだ。


紙をめくってストーリーを読みすすめて、

現実逃避したいのかしら~



ということで本屋に行く。

本屋に入ってすぐの「おすすめコーナー」に

平積みになった「ホテルローヤル」を見つける。




直木賞受賞で話題になった直後、この本は人気がありすぎて

「入荷待ちです。もうしわけありません」という

張り紙が本屋にされていたことを思いだし、

あ、今なら買えるんだ~となんとなくお得な気分がして、

買ってしまった。





失敗した。

読んで、痛撃なパンチをくらわされた感じ。

深刻な気分になっているときに読む本ではない。





精神的に健康なときによまないと、ふらふらになる。

愚かで悲しくて救いようがない。

計算された構成が、読了後どよんと胸をつく。




以下、ちょっとだけ内容を紹介。

これから読もうと思う人は読まない方がいいかしら~。





★第一話★

恋人の願いを聞き入れ、廃墟になったラブホテルの一室でヌード写真を撮らせる女。

あと5キロ痩せてくれと請われて、炭水化物を抜き、一週間でなんとか3.5キロやせ、

写真雑誌への投稿写真を撮らせる。



★第二話★

経営の苦しい寺の住職の妻が、檀家の男たちに一回3万円で抱かれる。

介護のようなその行為。そしてお布施として3万円・・・。

でも、それが介護でなくなった時から、住職は気づいてお布施をしまわない。



★第三話★

家業であったラブホテルを廃業するその日、業者のエッチ屋に

御法度をやぶりたいと頼むオンナ。「お願いします」

でもエッチ屋は妻の影にその願いをかなえてやることはできない。




お話が進むにつれ、過去へと戻っていき、それは少しずつ泥臭く、

生活感が出てくる。

オトコとオンナが無知でただ、純粋であればよかった時代から、

現代の乾きにつながっていって、

むなしい・・・・。





でてくる男というオトコ、みんなが頼りなくて軽薄で薄っぺらい考えなし。

おめ~かかわりあった女の心を平穏に包み込んでやる包容力はないのかアホ!

砂をかむような関わり合いに、嫌にならないのか、このスケベ!

オンナの気持ちを少しは考えなさいっ!


でも、でてくる女というオンナ、これがまた、その軽薄な男に引きずられる

おんな、そうオンナなのだよ。


寒々しい気持ちをかかえながら男に寄りかかってしまうオンナなのだよ。



ああ、みんな愚かだなあ。

きっと、アタシも愚かなのだ。

つーか、完全に愚かです。

わかっていても治りません。




と思って、気分が悪くなり、頭も痛くなり腹も痛み足も痛く、

布団を敷いて寝込んでしまったアタシは、

かなり「ホテルローヤル」にやられた といってよく、

作者の筆パワーに圧倒され、

ご飯もろくなものをつくれず、スケートの真央ちゃんの顔もよく見ないまま、

今夜も飲んだくれて、




きっと明日、「ホテルローヤル」、二回目を読んで しまうんだろう。




追伸

最近、少しだけ本を読むようになってきた上の娘とアタシはよく本を回し読みしていて、

エロい描写も気にせず親子で同じ本を読んでいるんだけれど、

これはダメだ。

高校生の娘には、ダメだ。


と思った。








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[ 2014/03/29 21:38 ] | TB(0) | CM(4)

郵便刺繍

用事があって郵便局に行った。


何とはなしに、郵便局員の人を見ていると、

みんな同じ服を着ている。

制服なのである。



良く見ると、ブラウスやワイシャツも制服みたいでみんな同じだ。


更に観察すると、袖に郵便局のマーク、

つまりこれ → 〒 が刺繍してある。



きゃ~



アタシは大の刺繍好き。

そんな刺繍、たまらないわ~


以前、エプロンに自分の苗字を刺繍していたご近所の人のセンスに感嘆し、

(小川だったか小山だったか、まっすぐな線の表現だけで苗字になっていた。)


あれこれやってみたことがあった。



まず、夫のお弁当をいれる専用の手提げ袋をつくり、

彼の名前の一字を刺繍した。

さぶろう(仮名)なので、さ、と刺繍した。

それを毎日職場に持っていく彼の勇気に感謝したい。



娘用に小銭入れを作り、イニシャルを刺繍した。

アタシの勝手な手芸品に慣れている彼女たちは普通に使っていた。

人間、慣れとは怖い。

小学生の頃の体育着入れから派手なパッチワークのを持たされ、

たいへんな思いをした娘よ・・・ごめんなさい。





最近、忙しくて何もやってないな。

目が衰えて、できなくなる前に、

色とりどりの刺繍糸をそろえて、

好きな刺繍をしよう。

らせん状にからまる刺繍糸をほどいてしごき、

針アナに入れて。




思えば、自分の名前を刺繍したことはないのである。

これからは自分の名前を刺繍しよう。







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[ 2014/03/27 21:45 ] 出来事 | TB(0) | CM(4)

三寸金蓮

職場で隣席の女性、朝から様子がおかしい。

元気がない。


しばらく様子を見てから、声をかけてみると、

「昨日、靴を買ったの」

と彼女は言う。


靴を買って、何がそんなに悲しいのか?


「よし〇やの靴を、とうとう買ってしまったの」

「おばさん靴を買ってしまったの」

「階段を上るのがつらくて、とうとう買ってしまったの」


そうか、そうだったんか。

彼女はとてもおしゃれな人で、50代後半なんだけれど、

ほとんどハイヒールを履いている。


突然会議に呼ばれたとき、彼女は怒っていた。

「会議の内容に合わせた服装をしたいのに、突然言われたんじゃ対応できないわ!」


完璧なマニキュア、流行の口紅、クジャクのような服装、

アタシの買ったメガネを「ふつうすぎる!」と、非難した彼女。


そんな彼女が足に優しい実用的な靴を買ってしまったのは、

とてもショックなことだったんだ。


でも、いいじゃん。アタシなんて、足が大きくて、小学生のころから

武骨な靴を履いていた。


アタシの大きな体を支えるにはそれなりの面積が必要なのさ。

三寸金蓮とはいかないのよ。


           いかないというかなんというか・・・すみません。



あなたは、その年齢になるまで、ハイヒールを貫けた。

アタシにとってはうらやましい。


もう、アタシはハイヒールを履きたいとは思わなくなったけどね。

年を重ねたからだとおもう。

自分の体型を素直に受け入れられるようになった。



でも彼女の気持ちはよくわかる。

ハイヒールが無理になっても彼女のそれを悔しがる気持ちはキラキラと美しく、

かわいらしい。


ハイヒールは無理でも、きっと一生、

流行の化粧は続けるに違いない。見習いたい。






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[ 2014/03/26 21:30 ] 出来事 | TB(0) | CM(10)

ロバートカーライルさま❤

久しぶりに映画をみました。



家でソファーで寝転んでDVDで。



ロバートカーライルさま主演の「サマー」という映画です。



アタシは

彼の、あの独特な困ったような寂しげな空虚な表情が大好き。



もうちょっとで、どこか違う空間に行ってしまうような、ぎりぎりな感情にいても、

うまく立ち回れない、流されてしまう現実、

逃げ出せない今に圧倒され、ぽかんとしてしまう顔。

時々、いっぱいいっぱいになって、暴れてしまう気持ち。


わかりにくいですか?ごめんなさ~い。そんな表情なので・・・。


冒頭のシーン、

彼が地面に寝転び煙草をふかしているところで、もう夢中になってしまいました。



病気の親友を看病しながら暮らす、学習障害を持った中年男の物語なのですが、

ストーリーと言うよりは、

もう彼を見ているだけで満足なのです。



あああああ歩いている

けけけけけ蹴っている

ははははは走っている

かかかかか悲しんでいる


きゃ~掃除してるぅ



            おばさんですね~すみませんね~




でも残念なのは、転ぶシーンがなかったところ。

「アンジェラの灰」という映画で、クズ亭主を演じた彼は、

階段で酔って転ぶ恰好がお見事でアタシを夢中にしてくれました。

見事な転びっぷりを見たかったっ。



転んで頂戴よっと画面に念力を送っても転んでくれませんでした。



修行を積まなければ・・転ばせてみせる。






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[ 2014/03/23 20:32 ] 映画 | TB(0) | CM(6)

うん

夫がアタシにしみじみ言う。

「君は本当に自由奔放にきままに生きているねえ。

 よく結婚できたねえ。

 俺に感謝しないとだめだねえ」


ええええ?

そうなのかしら!


思えば、若くして結婚した美貌のアタシが、

あなたの実家とあなたの偏屈な性格に青春を翻弄され、

とっても不自由したこともあったはずよ。

そんなことを言われる筋合いはないはず。



第一、今だって、毎日毎日家に帰ってきているし、ご飯作っているし、




なぜ?なぜそんなことを言われなければならないのか!





あなただって充分自由奔放よ。

仕事でいつ帰ってきているかわかんないことが多々ありますよね!

ある筋からの情報では、仕事じゃないという噂もあるみたいよ!





ま、いいか。夫の自由だし。



アタシだって、自由だし。



アタシね、もう、自分を殺してとか人に尽くしてとか状況を察してとか

嫌になったの。

好きなように流されて自然にやりたいの。



対人的または社会的事情で自分の生き方及び信条を決めなければならない生き方は

嫌になったの。ただ、まっすぐに自分を見たいの。



わかってるよね。うん。お互いにそうしましょう。


あなたから言わせると、アタシはずっとそうしてきたということでしょうが!

すみませんねえ。





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[ 2014/03/21 23:17 ] 出来事 | TB(0) | CM(4)

配偶者控除はどうなる?

所得税を計算するときの配偶者控除がなくなるような検討がされているって

報道をテレビで見ました。


現在の法律では、

103万以下の所得であれば

自身に所得税はかからないし、

自身が「配偶者」という立場であれば、

扶養する側に「配偶者控除」というのが適用されて、

所得税を計算するときに、38万円所得から控除されるのです。


実際、103万円以内の収入で働きたい主婦は多いわね。


わかります。


得したいです。



その得をなくして、

主婦層の社会進出を促し、税金を負担してもらおうという

政府側の思惑もわかります。



少子化が進んで、担税力がどんどんなくなっていって、

借金ばかりふくらんで、

もう日本はどうしようもありませんからね。




ただ思うのは、家事と育児と仕事の両立はかなり大変なので、

単に配偶者控除をなくしたからといって、

バリバリ働けるわけではないのです。



実際には、大量の仕事がありながら、子どもは風邪をひいて熱を出し、

病院に連れて行かなくちゃと思いながら、洗濯物はたまり、

小学校ではPTAの役員をしろと言われ、

そう、

とにかく大変なのです。



中小企業であればあるほど、

人件費がかけられず、

一人への負担は大きくなり、

仕事の量は多く、


家庭の事情で簡単には休めない・・・・


もう、働けない・・・となるのです。



20年以上、フルで働いてきて、

働きたい女性には働いてもらいたいという思いは強いアタシですが、

大変なのもよくわかります。


そんなに大変な思いをしなくても自然に自分の生き方を貫ける

環境だといいんだろうなあ、と思うのですが、

現実はなかなかそうはいかない。


どんな環境でも女性が働き続けるには

とにかく自分の意志を固め、迷わないこと、強く思い続けること、

とアドバイスされた昔を思い出します。



自分の主義主張を通すのに、

別に、

大変な思いをしなくてもいいような環境だといいのになあ。


オトコだって普通に育児にかかわれたらいいのになあ。

でも、難しい。






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[ 2014/03/21 22:57 ] 出来事 | TB(0) | CM(2)

踊りたい

久しぶりにジムに行ってきました。


記録を見ると、おおお、2か月ぶりくらいだ!


忙しかったのね、かわいそうなアタシ。

以前は、毎日のように走っていて、
市民マラソンに出場しようと本気で思い、
ジムだけじゃなくロードも練習していたのに、

今日、全くダメ、体が重くて全然走れませんでした。
太ったのです・・・
体の後ろ側、筋肉だったところが贅肉に変化しています。
くやしい・・


それでもアタシは超汗っかきなので、
滝に打たれる修行の後のようにびしょぬれになり、
帰ろうと女子更衣室の自分のロッカーに行こうとしたところ、


何と、アタシのロッカーの前のちょっとしたスペースで
おばさまたち(推定60~70代)の集団が
半裸でダンスの練習をしているじゃあないか!


ダンスクラスで難しいステップを習った直後なのかな?
踊れるおばさまが踊れないおばさまに指導し、
みんなで半裸のまま練習、踊っている!
その姿は真剣で、


とてもアタシのような若輩者は近寄れない感じが!


あ、でも、早くロッカーにたどり着きたい・・・
こんなに汗をかいて・・
早くサウナに行きたいのでございます・・・
でも、話しかけられない・・・
「ちょっとすみません、どいてちょうだい」
なんて言って、せっかくのダンスレッスンを中断させられないわ。


どうしたらいいか?



アタシも仲間に入れてもらえばいいのよ。



だめだ、そのダンスステップ、とてもついていけない。


結局、練習の合間に
「ちょっとすみませ~ん」
と言ってロッカーまでたどり着きました。



本当は、あの仲間に入れてもらいたかった。
ダンスクラス、行きたい。





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[ 2014/03/16 22:08 ] 出来事 | TB(0) | CM(8)

チョコレートクッキー

アタシがフルで働くようになってから、

高校生の娘たちが、少しだけ晩御飯の用意をしてくれるようになった。


アタシが土日の休みにいろいろと作っておく。

平日の夕方、娘が、味噌汁とか簡単なものを作り足してくれるのだ。


娘がつくる味噌汁は、当初、かなり前衛的だった。

だって、家族四人分の味噌汁の具が、いちょう切りの人参5キレのみなのである。


割り切れませんが・・・・


でもアタシは一応大人なので、「ありがとう」と言って、

その微妙な味噌汁をありがたくいただいた。


最近では、ワカメとネギの味噌汁、という、

かなりスタンダードなタイプもつくれるようになった娘。


そして、料理そのものに興味を抱くようになったのか、

次段階として、お菓子作りに凝り始めた。



先日、夜、家に帰ると、何だか甘い香りが・・・・

なんと、チョコレートクッキーを焼いていたのである。



あの、チョコレートクッキーではおかずにならず・・・・

せめて味噌汁をお願いしたいのですが・・・・



でも、うまくできたと娘は得意満面で、アタシは、その

チョコレートクッキーをありがたくいただき、

それをおかずにご飯を食べたのでありました。



(注:耐えられなくて梅干しも足しました。

 甘いものがちょっと苦手なもので・・・)



ずれている・・・娘の感覚と行動はかなりずれている・・・

誰に似たのだろう・・・

アタシ?夫?いや!姑だ!きっとそう!

と姑のせいにする、アタシはいやなヤツだなあ。







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[ 2014/03/07 23:08 ] 出来事 | TB(0) | CM(8)

春の雪

アタシの住む地方、今日は雪。

アタシが子供を産んだのも、こんな早春の雪の季節でした。



産む前、数か月入院しました。

危険な状態だったってのもありますが、事情があって、

入院したかったのです。

アタシは医者に、入院させて頂戴とお願いしました。


医者はアタシに言いました。

「この病院はテレビないし、食事は超まずい。

 後になって退院したいっていっても、
 
 退院させてあげないよ、それでもいい?」


アタシは答えました。

絶対にそんな事は言わない。入院させて!」


医者は入院させてくれました。


当時は、携帯電話もない時代。

で、テレビもないし、

おまけにアタシ以外に産婦人科病棟に入院している人は一人もいないという、

超寂しい状態になりました。


医者は、アタシの様子をよく見に来るようになりました。

ヒマだったのかしら。

会話は弾むことはなく、お互いに、元気ですか?はい、元気です、くらいだったけど、

医者は、自分の私物のCDや本を貸してくれました。

はい、と言って強制的にアタシに貸すのです。



アタシは、毎日毎日、本を読み、音楽を聞き、ただ、ぼーっと窓の外の雪をながめ、

たらたら妊婦生活を送っていると、

そのうち、アタシのほかにも入院してくる妊婦も来て、

いつの間にか、アタシは産婦人科病棟のボスと化し、


新入りはアタシにお菓子などの貢物をするという習慣になってしまい・・・・?



それはいいとして、数か月の入院のあと、雪がじゃんじゃん降る春、アタシは出産したのです。


当然、仲良くなった医者が取り上げてくれると思ったのですが、

医者は、まるで、立会出産時の男親のように隣で掛け声をかけるだけ。

「しっかりしろ、耐えろ、がんばれ、もう一息だ、もう少しだ!」


・・・実際は、助産婦さんががんばってくれました。ありがとう。


産婦人科病棟の看護婦さん全員が歓声をあげてくれ、痛かった出産は終わりました。


医者は、なぜか涙ぐんでいました。


そして


「あなたは、ちょっと痛いとすぐぎゃ~ぎゃ~言って、こらえ性がないねえ」

と嫌味を言って、どっか他の部屋に行きました。



でもそんな、その医者の個性がアタシはすっかり好きになっていたのです。






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[ 2014/03/06 21:24 ] 思いつき | TB(0) | CM(6)

ゆっくりしよう

ちょっとゆっくりしたくなったアタシである。


ゆっくり


空を見たり、

お料理したり、

手芸したり、

床のお掃除したり、

窓を磨いたり、

新聞を読んだり、


ずいぶん前に読んだ、流行おくれの小説をまた読んだり、


ぼーっとして、


昼寝して、

あ、ジムにも行きたい。



明日一日のずる休みで網羅できるかしら。

しばらくかかるかなあ。



ま、やってみるか。



とりあえず、隣の席の先輩女性社員には


「明日ずる休みの予定です。あ、明日だけじゃなくって、

 もう二度と出勤しないかもしれません」


とは言ったけど~


彼女は笑顔で

「あら~寂しくなるわ~」

と言ってくれた。かなり、いい女である。






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[ 2014/03/03 21:36 ] 思いつき | TB(0) | CM(6)