映画「湯を沸かすほどの熱い愛」: 映画: きたあかり日記
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映画「湯を沸かすほどの熱い愛」

2017年04月28日

良い映画でした。自分の生き方と言うか、自分の性格について、深く考えさせられました。

以下、ネタバレ含む感想です。これからこの映画観るって方は、読まないほうがいいかもネ


湯を沸かすほどの


ヒロインは、町の銭湯のおばさん、双葉(宮沢りえ)。

一年ほど前、亭主(オダギリジョー)が蒸発してしまったため、銭湯は休業中。

生活のため、パン屋さんでパートをしながら、

高校生の娘、安澄(杉咲花)と暮らしています。

そんな中、突然の体調不良で病院に行ったところ、末期がんであると診断されます。

あと数か月の命だって。

双葉さん、最悪な運命だよ。。。。。

亭主は蒸発してるでしょ。でもって自分は病気。

そんな中、、娘が受けてたいじめがエスカレートし、制服が盗まれるという事件が!

娘は学校に行きたくないと言います。そりゃそうだよ。。

どうする?   もし自分が彼女だったら、どうするだろう。


湯を沸かすほどの2


双葉は騒がす慌てず、そして強い意志で、

自分のしたいように行動し、道を開いていきます。

探偵さんに頼んで亭主の居場所を探してもらい、出かけていきます。

いじめにあって登校したがらない娘を、無理やり登校させます。


ちょっとそれは、行き過ぎじゃない?という、きたあかりから見ると

考えられない行動もありました。確かに。

例えばですね、物語りが進んで、

安澄ちゃんに、自分は本当のお母さんじゃないって告げるところ。

安澄ちゃんは、相当なショックのはずです。

動揺する安澄ちゃんに、双葉は、

今そこに本当のお母さんがいるから挨拶しなさいっていいます。

それは酷すぎます。  もう少し、落ち着く時間をあげてもいいんじゃないでしょうか。

そういった諸々の(ほかにもある)双葉の行動を理解してくれる家族たちだから

良かったようなものの、強引さは時に、人を傷つけます。


でも逆に、アタシが考えさせられたのは、そこなんです。

双葉のように、自分の思いを相手にぶつけないといけない時もあるなって。


以前、記事にしたことがあるけれど、

アタシは、人に自分の意見を強制しないというか、

ま~人それぞれ、あなたはあなた、あたしはあたし。

という考えが強いです。

もし、亭主が蒸発しても、それは亭主の意志であるから、尊重しようとするでしょう。

娘が高校に行きたくないと言えば、それは娘の意志であるから、そうさせるでしょう。

自分の思いが、正しいとは限らないので。

亭主は、自分との暮らしが嫌で嫌でたまらなかったのかもしれないし、

娘は、高校に行けば、人間性を破壊され命の危険があるほどいじめられるのかもしれない。

生き方は一つじゃない。

自分の生き方を決めるのは自分です。たとえ家族であっても、強制はできません。


ただ思ったのは、双葉のように強制はしないまでも、きたあかりの意志は

ちゃんと伝えないと、わかりあえない、つまりは、人と交流できないなってこと。

ちゃんと言おう、と思いました。


まあ、でもこれ、難しい面もあります。

家族や、ある程度の信頼関係を築いている人を相手なら、まだいいけれど、

そうじゃない人によっては、反対意見を言われると、ブチ切れて

まったく関係ない側面から復讐したりします。身は守らなくちゃいけません。


どこまで言うか、行動するか、双葉のラストを観ながら、考えました。

考えすぎ。そこがまた、アタシの悪いところでもあります。

ときに、双葉のような鋼鉄の意志を持てない原因になるのです。




というふうに、深い映画でした。


病気になった女性の、お涙ちょうだい物語なだけじゃないんです!

生き方を考えさせられる映画でした。

宮沢りえさんの好演が光りました。オダギリジョーさんのダメ夫ぶりも良かったです。





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コメント

なんか深そうな映画だね@_@。
見たいような見たくないような・・・。今まではどこか遠くに感じていた死が身近に感じてしまいそうでちょっと躊躇してしまいそうな映画です。
あかりさんは現実と映画を重ねて見るタイプなのですね(みんなそうなのかしら?)
あたしが楽天家過ぎるのかしら^m^

あかりちゃんは映画を見たり本を読んで
自分の性格や考えを見つめれるって事が凄いね
自分のことを理解し行動できるのが一番です(^_-)
なかなか難しそうな映画ですね(^_^;)

人の気持ちを変えるのは容易ではないから
強制したところでなかなか難しいものですよね。
でも、私はこう考えるんだってとこは
相手にとことん伝えたい方です。
そして相手の考えも理解したいから、とことん話を聞き出したいかな。
だけどそれは、この先なが〜く付き合いたいと思う人 限定ですね。
愛と忍耐がなければ簡単に出来ることじゃないと思います。

こんにちは。
観てみたいので今からTUTAYAに行ってきます💨

 この映画、飛行機のプログラムの中にあった。見てない。見ればよかった。TSUTAYAにあるのかな?
 

コメントの編集

難しい!

”生き方は一つじゃない”本当にその通りですね。ポスターからも 映画の良さが感じれて見たい映画です。

考えすぎが悪いところって書かれているのをよく目にしますけど、そんなことないと思いますよ。
とことん考えるあかりさんは、自分にきちんと向き合って、いい意味で真面目な方なんだろうと思います。

生き方って一通りじゃないし、ベストな選択なんてものもない。何を得て何を失うか、自分でベターと思う選択の繰り返しなんだと思います。常に最高を選択し続けられればいいなあといつも思いますが、それができるのは神様ですね‥

Re: タイトルなし


 keiさん へ

 現実と映画を重ねて見る、ですか、
 この映画だからそうなのか、いつも自分はそうなのか??
 映画にもよる気がするけど、どうだろ?

 この映画は、、深く観ればそうだし、そう思わなければそれでいいしって
 映画だと思います。
 しみじみ、元気が出る気もするし、、、
 やっぱ、難しいかしら。

Re: タイトルなし


 がちゃぴんさん へ

 う~ん、keiさんへのコメ返でも書いたけれど、
 深く難しく考えればそうも思えるし、そうじゃなければそうでもいい
 そんな映画だと思われます。。どうだろ?

 自分の性格や考えを見つめたのはこの映画だからかなあ?
 スターウォーズとかでは「自分は宇宙へは行かないだろう」と
 確信しているので・・・笑

Re: タイトルなし


 さとちん へ

 おお、さとちんもそうですか!嬉しい。
 人によりますよね。
 伝えたい人、伝えなければならない場面、そんなんじゃないと。
 逆に言うと、そんなんときは、ちゃんと言わないとな~。
 それなりに頑張るっ

Re: タイトルなし


 ミームさん へ

 ま~そう言っていただけると、記事にしたかいがあるというもの!
 ぜひぜひ、感想をお聞きしたいです☆

Re: タイトルなし


 ひねくれくうみんさん へ

 飛行機に乗ってる時間、超長かったみたいだもんね~
 TUTAYA、どうだろ?
 アタシは、ネット配信ので見たので、TUTAYAにあるかはわかんないなあ。
 良かったら、見てみてね☆

Re: 難しい!


 tugumi365さん へ

 暗い設定だけれど、最後にはホンワカできるかと思います。
 ”生き方は一つじゃない” は、アタシが感じたことだけれど、
 tugumi365さんは、どう感じられるかしら???

Re: タイトルなし


 つばめとそらさん へ

 いつも思うのですが、過去記事等の内容をきちんと
 把握してくださりありがとうございます。
 嬉しいことです。
 真面目ですか・・・そう言われるとそういう気もしないでも・・
 そう思わない人も沢山いらっしゃるでしょう。

> 生き方って一通りじゃないし、ベストな選択なんてものもない。何を得て何を失うか、自分でベターと思う選択の繰り返しなんだと思います。常に最高を選択し続けられればいいなあといつも思いますが、それができるのは神様ですね‥

 ホントそうですね。
 考えた結果、自分の意志で選択し、実行していける強さが大切でしょうか。
 加えて言えば、自分の意志での選択が妨害される場合、
 はねのける勢いも欲しいなあ。

おー、観られましたねー。
泣けなかった?

このおかあちゃんは、言ってみれば「スーパーかあちゃん」ですよね。
あんなにすばらしい人間はいないでしょう?
そういう意味では、ファンタジックなコメディとして
とってもおもしろい映画だと思います。

でも、あんな風に生きられたらいいなあってか、
夢のようなお手本として観れば、
自分の生き方と比較して深く考えさせられるかもしれませんね。

ツタヤにありましたよ。
おととい借りて、もう1回観ました。(笑)
したっけ、物語の前半に1回目では気づかなかった
小さな伏線がいくつか張られているのに気づいて、
あらためてよくできた脚本だなあと感心しました。

Re: タイトルなし


 つかりこさん へ

 あのおかあちゃんを、残念ながら「スーパーかあちゃん」とは
 一概には思えなかったなあ。
 確かに、残された短い命のなか、家族のために頑張って偉いけれども、
 自分の思いだけが、すべて正しいわけじゃないと思っていない、
 つまりは、娘や夫の感情をわかろうとしないのが
 鼻につきすぎました。

 だって、いつ倒れるかわからない危険な体調なのに、
 車を長距離運転してはダメでしょ!
 事故っちゃうわよ~危ないよ~!夫だって心配してたでしょ~!
 ↑そういうところが気になる、アタシの悪い癖。笑

 つかりこさんのおっしゃるとおりに、「ファンタジックなコメディ」として
 観るといいのね・・・。
 う~ん、こちらも修行が必要か。

> おととい借りて、もう1回観ました。(笑)
> したっけ、物語の前半に1回目では気づかなかった
> 小さな伏線がいくつか張られているのに気づいて、
> あらためてよくできた脚本だなあと感心しました。

 え~そうなの~伏線って~??
 もう一回観れば気が付くのか!

こんばんは。

やっとこの作品観たので、ブログ最後まで読みました(^_^;)

僕も人に色々言えないので、このお母ちゃんにはついていけません(^_^;)
あの状態で車の運転するか!?などと思って観ていました。
でも作品そのものはスゴイですね。
それと宮沢りえもスゴイ!
つかりこさんが言うようには泣けませんが、泣きそうにはなりました。
えーっ!?と思いつつ、この作品のパワーに圧倒されました。

Re: タイトルなし


 バニーマンさん へ

 ま~いらっしゃいませ、バニーマンさん!

> 僕も人に色々言えないので、このお母ちゃんにはついていけません(^_^;)
> あの状態で車の運転するか!?などと思って観ていました。

 でしょでしょ~!
 あの状態で長距離運転して事故なんてことになったら、
 子どもたちの命まで危険にさらすよね~

> でも作品そのものはスゴイですね。
> それと宮沢りえもスゴイ!

 その通りです。圧倒的な力強さがありました。
 か~ちゃんが、泣いてばかりいるんじゃなくって
 自分の意志で行動していく強さっていうんでしょうかねぇ。

> つかりこさんが言うようには泣けませんが、泣きそうにはなりました。

 つかりこさんは、わんわん泣いたのかなあ??
 
> えーっ!?と思いつつ、この作品のパワーに圧倒されました。

 その通りでした~☆
 

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