ゆっくり考えよう、たぶん間に合う: 思いつき: きたあかり日記
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ゆっくり考えよう、たぶん間に合う

2017年07月03日

アタシの家の周りには、お寺さんが沢山あります。

ということは、墓地も、あっちこっち、広大に広がっています。

だから、我が家からA地点やB地点に行くのに、よく墓地の中を横切って、近道します。

この辺の住民は、墓地の中を近道するのが当たり前なんです。

お寺さんによっては、付近の住民用に、わざわざ通り抜けの通路を作ってくれて

看板を立ててくれたりします。


近道の際は、歩きながら、たくさんのお墓を見ることになります。

様々なタイプのお墓があります。

最近は、〇×家の墓、じゃなくて、「祈」とか「心」とか、刻んでいるものもあります。

どんなお墓も、シンと静かに立っています。

近道のお礼と言うわけではありませんが、アタシはいつも、

「安らかにお眠りください」

と、心の中で手を合わせます。



墓地に咲いていた白い紫陽花です。

墓地に咲いていたアジサイ



最近、母が終活に凝っています。

自分の姉(アタシの伯母)が亡くなって、思うところがあるのでしょうか。

生きている今、何をすべきか考えなさ~い!

と言いたいところですが、何を言ってもダメな人なので、いつも「はいはい」と

ひたすらに頷いています。


母の様子を見て、なんだか、自分のことも考えました。

自分があの世に召されたら、その後どうして欲しいかなあ。


出来れば、永代供養がいいなあ、墓も仏壇もいらないなあ、

維持管理が大変だし、、と以前から思っていたんだけれど、

アタシが死んだ後のことって、残された娘や、もし生きていたとしたら夫の意志で

決めてもらった方がいいのかなあ、とも思います。


残された家族が、毎日仏壇に線香をあげたいかどうか、

お墓参りをしたいかどうか。


だって、もし、アタシが一人残されたとしたら、、アタシは毎日、お線香あげたいのだもの。

きっと仏壇に向かって、毎日話しかけると思う。

「今日は、公民館に行ってきたよ。ご近所のYさんとおしゃべりしたよ。

お孫さんが中学に入ったって。早いねぇ」

「庭の芍薬が咲いたよ。でも毎年のことながら、すぐ終わってしまうのよねえ」


夫に聞いてみたら、アタシが先に死んでも、線香をあげるとか墓参りとか法事とか

一切したくないんだって。面倒だから。

じゃあ、どちらが先に逝くかで、どうするか決めたらいいかしら。



こちらも、墓地に咲いていました。

墓地に咲いていたアジサイ2



おいおい、考えよう。

長男が家を継ぎ、お墓を守っていくというばかりではなくなった、今の時代の次の時代、

また、世の中変わって行くかもしれないし、自分の考えも変わるかもしれないし。

ゆっくり、考えよう。たぶん、間に合う。


まだまだ、先のこと。かもしれないし。   いやいや、すぐ、かも。。。




これは、アタシが塗った塗り絵。

塗り絵 アジサイ




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コメント

紫陽花か~白い紫陽花・・・。
下のはガクアジサイってヤツかな?

 今はアジサイの季節。アジサイには雨が似合う。晴れの日はしなびている。私のちちのように。
 自分が死んだらどうして欲しいか?何もして欲しくない。でも、おじさんに線香は毎日あげている。カトリックだから関係ないのに。
 お弔いって生きている人の自己満足かも知れない。

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>[娘たちは大学に進学し、遠くに行っちゃいました。
だから夫と二人暮らし。]

拝見し、「何処も同じですね」・・・と一人つぶやきました。

私のところも同じ。

もう家にいた18年よりも、都会に出て行った期間の方が長くなりました。

私も定年退職をして、静かな毎日が流れています。

またお訪ねさせてもらいますね

Re: タイトルなし


銭右衛門さん へ

 紫陽花、この辺では今盛りです☆
 そちらはどうかな~
 花の咲く時期が全然違うもんね~。

Re: タイトルなし


 ひねくれくうみんさん へ

 え?
 天候によって、”ちち”の様子が違うの?
 え~!

>  自分が死んだらどうして欲しいか?何もして欲しくない。でも、おじさんに線香は毎日あげている。カトリックだから関係ないのに。

 同じだよ。
 カトリックでも、線香あげたい気持ち、わかるよ。

>  お弔いって生きている人の自己満足かも知れない。

 知り合いで、旦那さんを亡くした人もそう言ってたよ。
 お墓も仏壇も法事も、み~んな生きている人のためのものだと思うって。
 実感こもっててねぇ。
 気持ちが伝わってきて、泣けてきた。

Re: タイトルなし


 鍵コメさん へ

 鍵コメさんのブログ記事を読ませてもらってて、
 その人のことがあんまし出てこないので、
 そうなのかなという感じで、勝手に想像させておいてください・・・
 スルー

Re: タイトルなし


 kmomotaさん へ

 同じような状況なんですね。
 うちの子供たちはまだ大学生ですが、
 遠くに暮らし、夫婦二人だけの生活は、
 静かです。

 > またお訪ねさせてもらいますね

 ありがとうございます。
 アタシも訪問させてくださいね(^^♪

以前は2世帯同居とか当たり前だったけど
今は違うもんね~(^_^;)
我が家の子どもたちも多分家には戻らないのでお墓も仏壇も管理できないなきっと・・・・(-_-;)
おいらは、寂しくなっちゃうので死後の事考えるのよそおっと(-_-;)

私の実家は弟が独身なので、将来的な事を考えて納骨堂を買って永大供養をお願いしました。おっと側の方はうちに仏壇があって、将来的には長男に見てもらうことになるのだけど、一軒家からマンションへの引っ越しを機にどでかい仏壇から、ちっちゃいのに買い替えました。昔のように親戚がいっぱいいて、お盆だとかお彼岸だとかそういう時に人が集まるわけでもなし、特に長男のとこは仕事柄お盆休みはないので、特に時期にこだわらず、気が付いた時に手を合わせてもらいさえすればいいかなって思ってます。継いで行ける人がその人の都合のいいようにすればいいと思っています。そんなわけでワタシもお仏壇の管理はかなり手抜きのひどい嫁(笑)

Re: タイトルなし


がちゃぴんさん へ

 がちゃぴんさんちも、お子さんたち、家に戻らなそうなんですね。
 我が家もです。(*_*)
 上の子は微妙なんですが、下の子は絶対戻らないなあ。

> 我が家の子どもたちも多分家には戻らないのでお墓も仏壇も管理できないなきっと・・・・(-_-;)
> おいらは、寂しくなっちゃうので死後の事考えるのよそおっと(-_-;)

 死後の事、考えないっていう方針の人も多いですよね。
 それで良い、いやいや、それが良いっていう気もします・・・。
 なんだかねぇ、アタシも母も妹も、一族、あとあとのことをアレコレと
 考えすぎる方みたいです・・・(´・ω・`)

Re: タイトルなし


 まりんさん へ

 まりんさんのご実家も、永代供養ですか・・
 きっとアタシの実家も、そうなると思います。
 母がそう希望しているしね。

 継いでいける人が都合の良いように、
 そうですね、時代も変わり、それぞれの考え方も変わっていくしね。

 > そんなわけでワタシもお仏壇の管理はかなり手抜きのひどい嫁(笑)

 いやいや、家に仏壇を置いておくだけで偉いです。
 

仏壇

仏壇に手を合わせる・・。生きている人と 亡き人の関係ですね。自分に優しくしてくれた人は たとえ他人でもいつでも思い出しています。我が家も孫が女の子なのですが 「孫は私たちを分かっているので 手を合わせるだろうが その先のことは分からないと息子が言っています。」どっちにしても生きている時が一番大切ですね。

うちは、私が最後なんだよね。兄弟いないし、子供もいないので。母は、亡くなった父の仏壇を買って
「私が死んだらここにお参りして」
と、申しております。でも私が死ぬ前に片付けないとね。
義母は、葬式も墓も要らないと言っていて夫たちもそのつもりらしい。
最近は、そういうのホントに人それぞれだね。価値観も時代によって変わっていくし・・・。

紫陽花、可愛い(*^^*)

Re: 仏壇


tugumi365さん へ

 そうですね。生きている今を大切に・・・ですね。
 毎日を充実して過ごすこと、忘れずにいたいです。
 今日、こちらはとても蒸し暑く、じっとしていても汗が・・
 でもそんななか、市民図書館まで行ってきましたよ~。
 
> 「孫は私たちを分かっているので 手を合わせるだろうが その先のことは分からないと息子が言っています。」

 その先はわからない、息子さんのおっしゃるとおりと思います。

Re: タイトルなし


 かれんさん へ

 その人それぞれ、状況が違うし、価値観も時代によって変わっていく・・
 その時その時で、対応していくようになるんでしょうね。

 「墓じまい」という言葉も、よく聞くようになりました。

> 紫陽花、可愛い(*^^*)

 こちらは今、紫陽花の盛りで、あっちでもこっちでも咲いていて
 癒されます☆

仏壇はないのですが
毎朝起きて、最初にコップにお水を入れて拝みます。
親父、祖父母、母方の祖父母、、
ひとりずつ、思い出しながら拝みます。年々思い出す人が増えてるのは仕方ないです。。ただ、向こうの世界の方が知っている人が多くなりつつあって、、怖いものでも無くなって来ていますwv-39

Re: タイトルなし


 エルさん へ

 エルさんは、思い出す人が多いのですね。
 エルさんに思い出してもらって、向こうの方々、嬉しいと思います。

 アタシは、思い出す人、少ないです。
 あまり思い出しません。何かきっかけがあれば、思い出すけれど。
 肉親に縁が薄いからかもしれません。

 向こうの世界、アタシはまだ少し、怖いなあ。
 ほら、まだ18歳だから~( `ー´)ノ

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Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

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