上演の演目を選ぶ難しさ
2017年08月06日
先日、紙芝居勉強会の見学に行ってきました。市内で紙芝居活動をされている方々が集まって、紙芝居を上演しあい、
互いに意見交換する会です。
読み方や立ち方、引き方差し方などをアドバイスしあいます。
参加されているのは、もう何十年も活動していますという、超ベテランマダムばかりで、
もしや、アタシが一番年若では!という状況でした。
アタシのような経験の浅い者は、誰かが誰かにアドバイスしているのを聞いて
勉強する感じでした。
一日で20作品以上を見させてもらいました。
やはり、うまい人の紙芝居は、良い紙芝居に感じます。
紙芝居の良さを最大に引き出す読み方をされるんですね~。
一方、その読み方はちょっと改善した方がいいのでは?という人もいらっしゃいました。
でも何も発言しませんでした。
そう (´・Д・)」
アタシが感じるのは、アタシが朗読を習っていて、先生からキツク指導されている箇所を
つい厳しく聞いてしまうからであって、
一般的には、そう気にすることでもないのかなと思ったからです。
感じ方は人それぞれなのです。
紙芝居を聞いてくれる多くの人と共感しあうのは、至難の業だなあと、つくづく
思います。
人によって、何を楽しく思うか、何を苦しく思うかは違います。
実はこの勉強会、
アタシは「アタシに紙芝居を読ませてください。そしてアドバイスをください」
とお願いしていたのですが、事務局の方から
「その紙芝居はちょっと・・・他の作品にしてくれませんか」
と、言われ、その後アレコレありましたが、結局、今回は読まないことになりましたのです。
その、読もうと思っていた紙芝居。有名な「津波防災に関する紙芝居」でした。
アタシは、自分がこれから、5年10年と小学校で読み聞かせ活動を続けるなら
「震災を知らない子供たち」へ読み聞かせを行うことになるだろう、ならば、
その津波防災紙芝居については、きちんと読める技術を身に付けておこう、
適宜、上演して、「震災を知らない子供たち」の防災意識を高めたい、
そう思っていました。
「津波が予想されるなら、高台に逃げるんだよ」
でも、事務局から「待った」がかかったのは、その紙芝居勉強会によく参加される
メンバーさんの中から
「その紙芝居については、被災地では上演してほしくない」
という声があがったからだというのです。
続きます。
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コメント
おはようございます
皆さん本当によく勉強されているんだなぁ~って思います。
「感じ方は人それぞれなのです」
おっしゃるとおりだと思います。
形にばかり捕らわれては本末転倒
にもなりかねませんよね。
作品に制限をかけるのも
どんな状況か詳しく分かりませんので、何だか違和感があります。
続きを楽しみにしています🎵
紙芝居
きたあかり様
おはよう御座います。
私の子供のころはテレビがありませんでした。我が家でも小学校2年生のときにやっと白黒テレビが入りました。
子供の娯楽といえば夕方自転車に荷物を積んでやってくる紙芝居でした。
ウエハースのような薄い紙センベイや割り箸につけた水飴、得たいのしれないジャム等を買って観る権利が出来ます。
演目はヒーロー物が多かったと思います。
ワクワクしながら毎日会場で待っていました。
今はいくらでも娯楽がありますから興味を引くのが大変でしょうね。
愛新覚羅
あの災害から6年・・・・
いま、これから小学校に入ってくる子供は震災の経験がありません
あかりちゃんが楽しい紙芝居の中で“教えてあげたい”っていう気持ち凄く解ります・・・・
そんな紙芝居を読んで皆さんの意見を聞ければよかったのですがね・・・・残念です(-_-;)
続き待ってますm(_ _)m
Re: タイトルなし
nohohonさん へ
続きを楽しみに、なんて嬉しいお言葉でしょう。
ありがとうございます。
作品選びは、とても難しいと思います。
人それぞれなので。
試行錯誤は続きます。
答えは出ないかもしれません。それでも向かいます。
nohohonさんのおっしゃった「形」、
それにも、思うところは沢山あります。
上演する人もそれぞれ考えがあります。
難しいけれど、やりがいがあります( ^ω^ )
Re: 紙芝居
aishinkakuraさん へ
教授は、子供時代、素晴らしい紙芝居経験がおありですね。
羨ましいです。どんなにワクワクしたことでしょう。
たくさんの娯楽があるなか、子供たちに興味を持ってもらうのは
大変ではありますが、
読み手の手腕にかかっています。大丈夫です。
なぜかひきつけられてしまう紙芝居、その読み手になれるよう
頑張ります。
楽しくて楽しくて、やめられませ~ん。(^◇^)
Re: タイトルなし
がちゃぴんさん へ
気持ちを凄くわかってくださり、
嬉しいです。<m(__)m>
今回は読めませんでしたが、またの機会があると信じます。
負けないで練習します。
続きを待ってくださるとは、またまた嬉しい言葉です。
励みになります。