2017北海道旅行 その7 赤レンガ庁舎: 旅行: きたあかり日記
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2017北海道旅行 その7 赤レンガ庁舎

2017年09月08日

赤レンガ庁舎です。 北海道庁旧本庁舎。

赤煉瓦庁舎斜め

赤レンガ庁舎三連アーチ

赤煉瓦庁舎内部

ちなみに、赤レンガ庁舎は、

明治2年に政府により設置された、開拓使時代の建物を再現したものではなくて、

明治19年に設置された、北海道庁の庁舎として、明治21年に建てられたものを

復元工事補修工事等して(明治42年には火災にあっている)いるものです。

ボランティアガイドさんに教わりました。


ブログ友達、tugumi365さんに、

    tugumi365さんのブログ → はこだて散歩日和(パッチワーク日和)
 
ボランティアガイドさんの存在を教えてもらってましたので、

ボランティアガイドの男性に、ガイドを頼んだのです。

とても親切で物知りな方で、アタシが何を質問しても、即座に答えてくださいました。

            tugumi365さん、ありがと~ヾ(o´∀`o)ノ


歴代の長官さんや知事さんがお仕事をされた執務室。

長官知事執務室2

ボランティアガイドさんは、二重窓を開けて見せてくれました。

夏は、内側の窓を右奥に収納できるようになっているそうです。

長官知事執務室4

今では北海道では当たり前の二重窓。

でも、明治のころの庶民の家はこんな感じだったそう。冬は超寒いでしょ~!

当時の民家

ボランティアガイドさんによると、

政府は二重窓を奨励し、補助金を出し、冬の寒さに耐えられるよう、家を整備するよう

通知したそうですが、庶民は言うことを聞かず、お金は

お酒を買う代金にあててしまったそう。

怒った政府の役人が、家に火をつけて回ったことがあるんだって!

豪快だなあ。いやいや、放火はいけません。


執務室入口。たも材一枚板の扉。野球のバットにも使われる、硬い木 だそうです。

長官知事執務室3



歴代長官知事執務室のほかにも、文書館樺太関係資料館北方領土館など

北海道の歴史を学べる部屋がたくさん あり、ボランティアガイドさんは

全て丁寧に解説してくれました。

無料ですよ!信じられません!


文書館は、松浦武四郎氏の蝦夷地(当時の呼称)探検の時代からの、

北海道の歴史が解説されています。

安政四年からの松浦武四郎超人的な調査の成果。

松浦北海道図

松浦北海道図2

すごく細かい。足で歩いて調べたって、すごすぎ。

松浦武四郎さんは、「北海道」という名前を考案したことでも有名です。



函館戦争後、政府によって開拓使が置かれた時代、

明治六年ころの札幌の様子が再現されていました。

明治6年当時の札幌

今の大通公園の北側は官庁街、南側は町人の町として整備したそうです。

すすきの は、政府がつくった 遊郭 だったそう。

遊郭の塀だったところが今でもわかる、あそこのあれが、、、

とガイドさんが説明してくれましたが、

すすきのって、一回くらいしか行ったことないよ。よくわからず・・・ゴメンヨ。

でも、ああ、あれだね!と、話に乗ってきた通りがかりの男性がいらっしゃったので

良かったです。あなた、詳しいのね~ふふふ~。



さて、開拓使は、北辰旗 を開拓使を象徴するマークとして使いました。

↓ 北辰旗
北辰旗

北辰 とは北極星のこと、とのこと。

北海道と北極星って、ぴったりだと思いました。誰が考えたんだろう?

これは、当時のサッポロビールのラベル。

当時のサッポロビールラベル

赤レンガ庁舎見学のあと、豊平館や札幌市資料館にも行きましたが、

象徴としてでしょうか、このマークが建物に付けられていました。

現代でも!あ!これは、すすきの大交差点のサッポロビール看板だ!

すすきの大交差点

この、わかりやすい看板の嵐。アタシは大好きよ。


そして、庁舎内には、そこここに、素晴らしい絵が飾られていました。

長くなりすぎ。  いやあ、赤レンガ庁舎が素敵すぎて。

次回に続きま~す。







↓   最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
     
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コメント

松浦武四郎

松浦さんが(友達でもないのに)北海道と名付けて来年で150年になります。すすきのは北海道に来た男たちが、労働の辛さで故郷に帰ったので「遊郭」を作ったそうですが、アホな男達だ(笑)。
ガイドさんでまた違う説明、また札幌へ行った時の楽しみにします。

こんばんは

赤レンガ庁舎は行った事が無いですが、ボランティアガイドさんの説明を聞くととってもよくわかって良いですね~^^

二重窓の推奨でいう事を聞かなかったら放火はやりすぎでしょう(笑)

一般人にすれば働きに働いて
疲弊している所にお金が入れば
お酒に走る気持ち分からなくもありません
それほどに過酷な暮らしだったと
想像できます。

北海道紀行楽しく読ませて頂いてます。有難うございます🎵

玄人好み

きたあかり様
こんばんは。

観光が玄人好みですね。官公庁などつまらなそうですが味わいが深いですね。
そうそうBSプレミアムの番組で毎週木曜日放送の「英雄達の選択」
9月14日は松浦武四郎ですよ。

愛新覚羅

庁舎のレンガ、、
中西悟堂の文章にたしか「まだレンガの頃の東京である、、」とありますが、
レンガ造りの建物、鉄道馬車、陸蒸気、明治日本は全国的に広がったんですねえ、、v-22

 函館は行ったとあるけど、団体旅行で赤れんが庁舎のような教養ある人の行くところは行きませんでした。夜景を見たのは憶えているけど、はて?何を見たのかな?

コメントの編集

あかりちゃん、こんにちは

赤レンガの庁舎きれいで趣があっていいね
赤絨毯の階段いいなあ。
でも、今の薫子には登れない
北海道は二重窓なのね。
そりゃ、そのくらい寒いんだろうなあ
南国育ちの薫子には想像つかないよ
それにしても、ガイドさん付きで
色々見れて勉強になってよかったね
北海道の旅はまだまだ続くのかな?
楽しみ也

赤レンガ庁舎中に入って見学出来るのですね(・・;)
おいらは外観を眺めただけで終わっちゃいました(-_-;)
むむっ もしやこの後サッポロビール園で食事したのでは?(笑)
札幌で飲むサッポロビール美味しいですよね~(*^^*)
喉がゴクンと唸るおいらです(笑)

Re: 松浦武四郎


 tugumi365さん へ

 そうですか!150年ですか!
 たったの150年で、北海道は、すんばらしく変わりましたね。
 
 ええ、ガイドさんによって違う説明なんでしょうね!
 アタシ、日を変えて、何度も足を運んだのですが、
 いろんなガイドさんを見かけましたよ。
 (日を変えて行ったときは、混んでいてボランティアガイドさんのガイド
  お願いできなかった!)

 何度も行くといいかと思われます。
 楽しみですね(^^♪

Re: タイトルなし


 nohohonさん へ

 そうですね、放火はやりすぎですね。笑

 nohohonさんのおっしゃるとおりで、
 開拓に入られた人の苦労は想像を絶すると思われます。
 よくぞ頑張りました!
 絵を見て感じました。
 アイヌの方とのアレコレにも思いを馳せました。
 悲しい歴史、でも、ちゃんと知っておきたいと思いました。

> 北海道紀行楽しく読ませて頂いてます。有難うございます🎵

 こちらこそありがとうございます。
 そう言っていただけると、励みになります。嬉しいです。(^◇^)

Re: 玄人好み


 aishinkakuraさん へ

 え?そうですか?玄人?
 アタシは普通のおばさんです。

 知らないことを知っていくというのは、楽しいものです。
 (まあ、すぐ忘れちゃうのですが・・・汗)

 と、9月14日のその番組、見なくちゃ~
 情報ありがとうございます。
 これからも、何かあったら教えてください~教授!

 

Re: タイトルなし

 
 エルさん へ

 東京のことはよくわかんないけれど、
 明治新政府が北海道に開拓使を置き、その開拓使が
 洋風化を推進したから、レンガ作りなんだそうです。
 (明治新政府の洋風化政策の一環ですかね)

 でも、開拓使が最初に建てた庁舎は木造・・・
 北海道産のレンガが明治中期に盛んに作られるようになったから
 北海道庁には、レンガが使われたのか???

 ボランティアガイドさんが何か言っていた気がするけれど
 思い出せない~悔し~( ˘•ω•˘ )
 
 ええい!調べるぅ!

Re: タイトルなし


 ひねくれくうみんさん へ

 函館のレンガ造りと言えば、金森倉庫でしょう。
 ショッピングモールのようになっていますよ。
 夜景は、函館なら函館山の夜景だったと思われます。

 ちなみに、赤レンガ庁舎は、札幌にあります。

 函館の夜景見たんだ~いいな~
 アタシが行ったときは雨で、ダメだったのよ~き~( ˘ω˘ )

Re: タイトルなし


 薫子さん へ

 え~薫子さん、階段登れないの~??
 そんなにひどいんだ・・・膝・・・
 そりゃあ、気持ちも落ち込むわよ。
 でも、注射で、いつか良くなる時が来る!
 応援してるよ。頑張ってくださいね。

 薫子さんは、南国育ちかあ。
 アタシはず~っと東北だよ。
 東北は、冬の雪が大変だけれど、南国は台風の被害などが大変だよね。
 
 北海道の旅記事、読んでくださる方が飽きるかと思われ、
 少し、合間に、他の記事を入れようかと思ってます。
 
 またよろしくね~( `ー´)ノ

 

Re: タイトルなし


 がちゃぴんさん へ

 アタシも知らなかったの!中に入って見学できるって!
 しかも、すんばらしく親切で知識豊富なガイドさんが解説してくれるの!
 良かったですぅ。(^◇^) 

 サッポロビール園、甥っ子が行きたがっていましたが、
 いろいろ妹のご家庭で検討の末、やめたみたいよ。
 スープカレーにしたみたい。

 アタシ、その時、お腹を壊して離脱してました・・・
 何かのバチが当たったのか!
 

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Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

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