蔵王温泉の思い出とか
2017年11月10日
先日の記事に つばめとそらさんから いただいたコメントにおお、なるほどと思いました。
つばめとそらさんのコメント↓
> 男性が女性の愚痴を聞くとき、男性はアドバイスしたがり、
女性はアドバイスよりも共感してほしいそうです。一般論ですが。
男性と女性、という立場ではないけれど、アタシとアタシの母との仲の悪さって、
そういう性質の違いというのも大きいのかなと思ったのです。
母は、つばめとそらさんが言う「女性タイプ」で、共感が欲しい人。
アタシは、つばめとそらさんが言う「男性タイプ」で、アドバイスしたい人。
母は、愚痴から発展して、ヒステリックに文句を言いまくります。
で、改善策を模索しようとはしないのです。
アタシは「そこまで言うならこうしたら」と、言いたいのですが、
言うことを聞くような人ではないのがわかっているので、言いません。
子どものころの些細な思い出(↓)がそうさせます。
アタシが小学校に上がるか上がらないかの頃、母とアタシと妹、それに伯母一家で
蔵王温泉に旅行に行った事がありました。
ほとんど旅行というのにはいかなかったのですが、妹の肌が弱く、蔵王の湯に入らせようと
いうことになったようです。
せっかく蔵王に来たのだからと、一行はロープウェイに乗ることになりました。
秋だったと思います。蔵王の紅葉は見ごろでした。
しかし、大人たちが決めたそれに、自分も加わって決めたそれなのに、
母は文句を言い始めました。乗車料金が馬鹿に高いというのです。
文句は、一言ぼやくというものではなく、何分も何分も続きました。
母は興奮してきました。アタシがいるから、お金がかかる、とアタシが悪くなりました。
「お前の顔を見ているだけでも頭にくるというのに、こんなにお金がかかるなんて!」
言い続ける母に、幼いアタシはいたたまれませんでした。
周りの観光客も、何事かとこちらを見ています。恥ずかしくて仕方がありませんでした。
アタシは、とうとう言いました。
「アタシ、(ロープウェイに)乗らない。ここで待ってる。みんな言ってきていいよ。
お金の節約になるでしょ」
母は、今までよりもっと激怒しました。
「何を生意気を言っている。屁理屈ばかり言う嫌な奴だ。いつもコイツはそうだ。
人の気分を悪くさせる。うるさいうるさい。お前は◎男(父の名)そっくりだ」
一行は凍り付いたような雰囲気の中ロープウェイに乗ったと思います。
それから、アタシは母に何か意見を言うことは止めました。
今思えば、母は、アドバイスをもらう、意見される、というより、
愚痴を聞いてもらいたかっただけなのでしょう。
ああ、高いね。気に入らないのに子供がいるからお金がかかって、あなた大変ね、
そう言ってもらえれば満足だったのです。
でも、今でもアタシは、恐ろしい母に意見した幼い自分を、偉かったと思います。
考え方の違いなんだと思います。
お金がかかって大変なら乗らなければいい。
乗ると決めたなら、覚悟を決めて、子供に八つ当たりはやめろ。
アタシはそう思うのですが、母はそう思わないのです。
人それぞれ、性格は違うのは仕方がないので、お互いにお互いの気持ちを
思いやりもって考えあうといい、お互いに折れて・・・とアタシは思うのですが、
母はそうは思いません。
アタシと母は、合わないんだと思います。
他にもいろいろありました。 そのうち、また書くかも。
今度、妹が我が家に遊びに来るときに、母も来ると言うので、つい暗くなって
こんな記事を書いてしまいまして、失礼しました。
蔵王の紅葉は、きっと今頃見ごろで、たいへんに美しいと思います。
もう終わりころかもしれませんが、まだまだ大丈夫! かも。
アタシ達一族みたいな迷惑な集団はいないかと思いますので、ぜひお出かけを★ 笑
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(そのくせ、手放さない 笑)
今、自分に友達が誰もいなくなって寂しくなったからと言って、
どの面下げて、アタシに会いにくるんでしょうか。
コメント
母との仲、私も言い尽くせない程の
長年の心の葛藤があります。
「子は母を選んでこの世に生まれる」絵本にもありますね。
私は何を学ぶためにこの人を選んでこの世に生まれてきたのだろうと
思うことがあります。
悲しいことですが・・・。
なんかわかります
一言文句言わなきゃ気が済まないんですよね。
だからといって、私が気にした…なんていうと、「なんで?}というような反応だったりして。
そりゃ…気にするってばさ…。よくこれと同じパターンで、「被害妄想な子」といわれたものです。
だから、わかりますよ、その気持ち。
完成ですね
きたあかり様
こんばんは。
見事にGoogleChromeで「保護された通信」と出ていますね。
やった!やった!お見事です。
お母様のことですがこのブログだけみたら偏ったイメージになってしまいます。
当然いいところもあるのだと思いますので交互に書いて上げましょうね。
愛新覚羅
お母様との思い出、胸が痛みます。
子供はとても傷つく。そのことをお母様は分かってなかったのでしょうね。ご自身の事で精一杯だったのでしょうね。
私も子供の時に、母に余計な事は言わない事にしようと決めた子だったので・・・。
でも、きたあかりさんが、それを引き継がなくってよかった。
私も基本は男性型だわ。でも、男性でも、ただ聞いてほしいだけって人、結構多いのよね。
いろいろ書いて、ガスを抜きましょう。
家内も家内の母にはいろいろ持っているので、、
一分だけなのでしょうが、わかります。。
ガス抜き、ガス抜き
これだけ詳しく小さいころのことを覚えているなんて・・・その頃のお気持ちを考えると胸が痛くなってしまいました。
頭に浮かんだことをすぐに口にする方なのでしょうね。
何年経っても、何十年経っても人間の本質は変わりません。
でも世の中いろんな人がいて成り立っているのだと思います。
Re: タイトルなし
nohohonさん へ
nohohonさんも、長年の心の葛藤があったのですね。
ブログをはじめて、沢山の方が、親御さんとの関係にいろいろと
あり、抱えていらっしゃることを知りました。
時分だけじゃないんですね・・・。
> 「子は母を選んでこの世に生まれる」絵本にもありますね。
> 私は何を学ぶためにこの人を選んでこの世に生まれてきたのだろうと
> 思うことがあります。
> 悲しいことですが・・・。
悲しいです。
世の中には、虐待され、命を落としてしまう子供もいるようです。
その子供は、それを選んで生まれてきたのでしょうか。
何とも言えない気持ちです・・・。
親子関係って、難しく深いですね。
アタシは何を学んできたのでしょう。
Re: なんかわかります
まこさん へ
わが母の場合、一言じゃないのですよ。
ず~っと何十分も続き、次の日も次の日も続き、
何年も経ってから、また言い・・・ってな感じ。
すごい執念深いわ~。
まこさんの場合は、まこさんが「気にした」と言うと「なんで?」とか
「被害妄想な子」なんですね・・・。
それもひどいツライ話ですね。
子どもの気持ちをわかろうとしてないのですかね。
自分の感情だけが正しくて、他を認めようとしないってのは
わが親と同じです。でも、
アタシの場合、「気にした」と言った事はないです。
そういうことを言える親子じゃないのです。
> だから、わかりますよ、その気持ち。
そう言ってもらえると嬉しいです。
ありがとうございます。
ブログやってて良かった・・・( ˘ω˘ )
Re: 完成ですね
aishinkakuraさん へ
え~完成したのでしょうか?
Consoleでいっぱいエラー出てきますが・・・
まあ、いいことにしよう・・
教授、いろいろと教えていただきありがとうございました。
お陰様です<m(__)m>
母は、いいところと言えば、
普通の専業主婦だったのを、一念発起して水商売を成功させたところでしょうか。
その度胸はたいしたものです。
そのほかは・・・考えつきません・・・
書けないです・・・
Re: タイトルなし
かれんさん へ
自分のことで精いっぱい。そうだったのでしょう。
そう育ってきて、他を思いやるということを学ばずに大人になってしまった
気がします。
かれんさんも、お母様に余計なことを言わないと決めた子だったのですね。
心を閉ざしていたということでしょうか。
悲しいですね。何かあったから、でしょうか。
自分はどうだろうかと思いました。
娘はアタシに心を閉ざしていないかな~って。
自分は気を付けてああはならないようにしているけれど、
どうなんだろうか・・不安ではあります。
> 私も基本は男性型だわ。でも、男性でも、ただ聞いてほしいだけって人、結構多いのよね。
そうなの!
聞いてほしいだけって人、知らないです!
結構多いのですか~。夫がそうじゃないだけに、びっくり!
Re: タイトルなし
エルさん へ
ありがとうございます。
訪問くださる方にどうかと思ったのですが
書いてしまいました~~
エルさんは、エルさんの奥様のことがあり
一部分かるとおっしゃってくださり、
ありがたいです。
ガス抜き、してきました~
今日これから、記事をアップしますぅ
と、エルさんもガス抜きしてね☆
Re: タイトルなし
keiさん
そうですね。
いろんな人がいて成り立っていて、ああいう人が
たまたま自分の親だったのね・・・
アタシ、記憶力悪くて、まったく覚えていないことの方が多いのですが
この記憶は鮮明です。
それだけ強烈だったのでしょう。
胸を痛くさせてしまってゴメンナサイ。
楽しい記事も頑張って書くよ~( `ー´)ノ
壮絶な話ですね・・
このようなやり取りが日常だったんだろうと思うと、いたたまれないです。
自分の意思で生まれてきたわけではない子どもに、その存在から否定するような言葉。
きたあかりさんは、そのような親の呪縛をよくぞ振り切ったと思います。
たまに機嫌のいいときもあったことでしょうが、それすらも子どもを支配する親の手の内だったことでしょう。
親の呪縛を振り切ったきたあかりさんには今さら不要とは思いますが、そういう親たちの話は「不幸にする親」という本に詳しいです。
Re: タイトルなし
つばめとそらさん へ
読んでくださりありがとうございます。
つばめとそらさんも、親御さんとはいろいろと・・
だったのですよね。( ˘•ω•˘ )
母は、非常に人を傷つける言葉を吐くのが得意な人です。
よく思いつくかと驚きます。
存在を否定、は、毎日です。
あ、言葉だけじゃなくて行動も凄いです。
だから、アタシ、今、自分が夫から否定されないのが、
とてもありがたく感じられるんですよ。
アタシ、呪縛を振り切ってるのかなあ。まだダメかも。
「不幸にする親」、少し心が元気あるとき読んでみます。
今ちょっと・・・。( ・´ー・`)