伊達政宗公生誕450年記念特別展その3
2017年11月20日
また行ってきてしまいました。伊達政宗公生誕450年記念特別展。先日も行ったのですが、あまりの内容の濃さに圧倒され、フラフラになって
しかも時間もあまりなく、
しっかりと見てこれなかった展示もあり、二回目、行ってしまいました☆

展示されてました 秀吉公が着用したと伝えられる具足です。
正室高台院(ねね)が養育した木下利次 が拝領したものとのこと。
木下家は旗本として徳川時代にも残った家です。
濃い紫が美しい。後立の白いのはヤクの毛。高さがあり堂々としていました。
戦乱の時代。恐ろしいものなのでしょう。
片倉重綱が大阪夏の陣で使用したと伝えられている刀、
展示されていましたが、生々しい傷がありました。これで人を切ったかと思うと
怖かったです。
首帳、というのもありました。
大坂夏の陣道明寺合戦で、片倉隊が討ち取った敵の首の明細帳です。
誰それ、と名前が列記されていました。当時、確認の上記載したのでしょう。
学芸員の人の話によると、それにより、褒美が決まるので、
首帳というのは重要なのだそうです。
殺した数や位、、によって、褒美が って・・・怖い。
武具だけではなく、たくさんの手紙も興味深く、
例えば、高台院(秀吉の正妻 ねね)が、
大坂夏の陣の後に、政宗公に送った手紙というのが展示されていました。
アタシはさっぱり読めないのだけれど、横の説明書きを見たら
「ことの葉も御入候ハぬ ことにて 候」
と書いてあるそうです。
言葉もない・・・確かに、そうとしか言いようがないです・・・。
遠い時代の人の気持ちを思わされます。
続きますぅ
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コメント
おお秀吉公の甲冑〜♪
「かれらには(鳥類)、
この壮大豪華をきわめての人間の演舞が、
何のためにやるのか、不可解にちがいない。」
(吉川英治「新書太閤記」)
ですね、、でも、演舞する何万の心たちは、、悲しいです。。
首帳
とっても怖い時代ですね。
寧々さんの手紙の意味が今一つ理解できないので、教えていただけたら嬉しいです。
首帳
きたあかり様
こんばんは。
首帳は今の社会でもありそうですね。
リストラのリストです。
本物の首ではありませんが怖さは同じでしょう。
秀吉の具足まであるとは驚きです。
頭の上にあるのはトウモロコシだと思いましたが違うのですね。(笑)
愛新覚羅
甲冑などって、あの時代からたいせつに保管されてきたのですね。
今とは違った意味で大切なものだったんだろうなー。
正宗公あたりは直接戦う事ってあまりなかったのだろうけど、
綺麗だと思う反面、怖い気もする。
たくさんの悲しい場面を見てきたと思って・・・。
Re: タイトルなし
エルさん へ
> おお秀吉公の甲冑〜♪
太閤ひいきのエルさんの代わりに、ちゃ~んと見てきましたよ~。
豪華絢爛でした~。
東北にいても見られることに感謝★
>
> 「かれらには(鳥類)、
> この壮大豪華をきわめての人間の演舞が、
> 何のためにやるのか、不可解にちがいない。」
> (吉川英治「新書太閤記」)
おお、やはり吉川英治!
ごめんなさい、アタシ、今は司馬遼太郎の「関ケ原」を読んでいます。
公民館の図書室にあったの。
今、太閤殿下が亡くなって、三成と清正が険悪になってるとこ。笑
この展示会を見て、その当時のことを描いた小説を読みたくなって~。
次は太閤記を読みますわよん。
> ですね、、でも、演舞する何万の心たちは、、悲しいです。。
そうなのよね。
庶民は、相当の苦しみだったと思います。
君主の経済力には、庶民からの搾取が・・( ˘ω˘ )
Re: 首帳
tugumi365さん へ
怖い時代・・その通りです。
人の命が大事とは今の時代のようには思われていなかったのでしょう。
考え方が、まったく違います。
そんな時代を経て、今の時代があるのですね。
「ことの葉も御入候ハぬ ことにて 候」
ことの葉も・・・言葉も
御入候ハぬ・・・必要ではない
ことにて候・・・・ことですね
ということと思います。
言葉が必要ではないことですね、
言葉もありません、ということでしょう。
Re: タイトルなし
かれんさん へ
綺麗です。そして確かに怖いです。
人の命を懸けた戦いに挑んだ甲冑ですもん。
怨念が沢山こめられていそう。
考え方が今とは全く違う世の中だったのでしょう。
人の命、今の世の中のように、大事に思われず・・
悲しい、そんな時代を経て、今があるのですね・・・
Re: 首帳
aishinkakuraさん へ
リストラですか・・・
アタシも、23年勤務した職場を・・・
時代の流れで・・・民主党政権の時代・・
今でもたまに夢に見ます。
あの時は、つらかったです。
秀吉の具足の後立、あはは、本当にトウモロコシみたいですね。
でも実際は、ふわふわもふもふした感じで、「毛」でしたよ~。
秀吉グッズ、たくさん展示されていました。
木像とか。
片倉家にくださった陣羽織とか。
人気なんでしょうね(^^♪
「首帳」で思い出しました
この時代留守を守る女房達も気丈夫で、夫が取ってきた首を井戸端で
洗って綺麗にしてから、首見分に出したそうです。この頃の井戸端のおしゃべりは・・・。考えると恐ろしいです。
Re: タイトルなし
nohohonさん へ
ひええええぇ~
それは恐ろしい!
よいしょ、と持ち上げて、血を洗い流し、
これは、どこそこの何兵衛か、ふむふむ、な~んて!
怖い・・・・( ˘•ω•˘ )
いやあ、そんなことをしていたなんて、
驚きです。知りませんでした。情報(?)ありがとうございます。