読み聞かせの風景: 絵本: きたあかり日記
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読み聞かせの風景

2018年06月08日

先日は、小学六年生に、絵本読み聞かせ してきました。

12分40秒くらいかかる 少し 長めのお話で、途中

飽きちゃうかなと思ったのだけれども、みんな、とても集中して聞いてくれました。

ストーリーに夢中になっている様子は、聞いている子供たちを

見ていると(途中、ちらっとだけ見る)、わかります。

目が真剣です。息をのんでいます。


良かったよ。ホッとしました。

緩急つけたり (緩急つける、とは、演出上、早く読んだりゆっくり読んだりすること)、

少し声色を入れたり (大泥棒のセリフは大泥棒っぽく読んだ)、

工夫した甲斐がありました。

六年生は、低学年と違って、アタシに自分から話しかけてくることは

ありません。終わったあとは、挨拶してサヨウナラ。またね~☆



教室を出ると、少し行った廊下で、三年生くらいの子たち大勢が

そこにある水道場で、熱心に手を洗っていました。

見ると、手が真っ黒です。みんな。驚いたアタシは、

「え~どうしたの~!手が真っ黒だよ~!(@_@)」

と聞いてみると、

「習字の時間で墨が手についたんだよ!」

そうか、その黒いのは墨か。。そういえば、墨の香りがする。


子どもたちは続けて言いました。

「あ!おばさんのこと、僕知ってるよ。絵本読む人でしょ!」


この子たちのクラスで、読み聞かせしたことあるんだっけ?

アタシは言ってみました。

「あれ?アタシ、何をか読んだっけ?アタシが何を読んだか覚えてる?」


子どもたちは、

「・・・・・・・・・・」

と無言。返事は無しよ。ニヤニヤ笑ってごまかしています。

何を読んだか、覚えていないようです。


絵本より、アタシのほうが目立っているようです。これはいけません。

どうしたら。   (´・_・`)    修行の道は険しい。


ま、ゆるゆる、努力を続けましょう。  継続は力なり。


子供たちがきれいに手の墨を落とせますように。

墨の付いた手で洋服を触って汚しちゃって、

お家の人に怒られるなんてことのありませんように。

なんてことも考えながら、家に帰りました。  (*´v`)

今日もいい日だったなあと思いながら。


   すっかり一日が終わっている気でいるが、家に帰れば家事が待っているのだ!

   忘れちゃイカン!





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コメント

六年生になると「恥ずかしい」ことを覚えるので 話しかけてこないかも知れないですね。おばあさんの私も一度 函館図書館の読み聞かせを聞きました。タマタマ遭遇しましたが、その時孫の読み聞かせの参考になると思いました。赤ちゃんを抱っこしたお母さんの側に3~4歳の坊やがいたので その子をひょいと抱っこして 一緒に聞きました。終わってから読んだ方から「本当の孫」だと思われて・・・嬉しかったです。可愛い六年生も喜んだことでしょう!!

6年生の読み聞かせ1話で12分40秒を
集中して聞いているってすごいです!
あかりさんの技術・気持ちの入れようが
すごいなぁ~ってわかります。 

お疲れ様でした。
読み聞かせ 年齢に差が出るのでしょうか。でも目をキラキラさせながら聞いてる子供たちの姿が目に浮かびます。
私も聞くの大好きです。読むのも楽しいでしょうね。興味あります。

子供たちに 以前読み聞かせたお話の名前が出ると うれしいですよね。

墨の香は子供の香だね~。
大人になって書道してもそんなに墨だらけになる事はないけど・・・
子供は墨だらけだもんな~!
でもそれがイイ(^_-)-☆goodです。

そういうことですね

きたあかり様
おはようございます。

普通なら本のタイトルや中身より読んだ人ということで覚えてくれていた方が嬉しいのではないかと思います。
読み聞かせのプロはやはり考え方も違いますね。
感心しました。

愛新覚羅

子供の記憶に。
たぶん、成人してもこの記憶は
甦って来ると思います。
ああ、小さい頃こんな人がいたなあと。
いいじゃないですか!最高に!v-218

Re: タイトルなし


 tugumi365さん へ

 読み聞かせで見知らぬ子を抱っこ!
 心あたたまる風景ですね。坊や、嬉しかったことでしょう。
 だって、お母さんは赤ちゃんを抱っこしているもの。
 寂しかったかも。

 本当の孫だと思っただなんて、きっと
 なじんでいたのですね(^^♪

 高学年への読み聞かせ、嫌がる人もいるけれども
 (生意気なので。笑)
 アタシは好きです。
 複雑な感情も理解できるようになってきているので、
 読んでいての手ごたえが違います。
 

Re: タイトルなし


 nohohon さん へ

 誉めてくださりありがとうございます。
 はい!頑張りました~。
 何度も録音して、自分なりに演出を考えて読みました。
 
 絵本読み聞かせは、あまり抑揚をつけず、感情をこめないで
 読みましょう、と言われますが、
 ある程度の技術力は必要じゃないかと思います。
 自分が出来ているかどうかと言われると・・・難しいのですが、
 日々試行錯誤しながら、頑張っています。
 楽しみながら、ね!(^_-)-☆

Re: タイトルなし


 いとこいさん さん へ

 おっしゃるとおり!読むの、楽しいですよ~~~。
 この楽しさをも、子供たちに伝えたいと最近思うようになりました。
 「自分もやってみたい!」
 と思ってくれる子が一人でも出てきてくれたらいいなあ(^_^)v

Re: タイトルなし


 銭右衛門さん へ

 ほ~~~んと、びっくりするほど
 真っ黒だったわよ!
 どうやったら、あんなに手が墨だらけになるんだぁ。
 ワンパク&オテンバ軍団。先生も大変だわよ。
 でも、かわいかったなあ。

Re: そういうことですね


aishinkakura さん へ

 感心してくださり、ありがとうございます。
 いやいや、プロというわけではないのです。
 まだまだ修行が足りません。
 ま、楽しみながら、ボチボチ頑張りますよ。

 ちなみに、絵本読み聞かせでは絵本が主役なので、そう考えますが、
 朗読はやはり、自分を主張したいので、
 自分が目立ちたいです。笑

Re: タイトルなし


 エルさん へ

 おおお、成人しても記憶に残ってくれるとは!
 ありがたいことです。

 絵本はイロイロ読みますが、アタシはいつもアタシなので、
 子どもたちは「あのおばさん」と覚えちゃうのかなあ。

 エルさんのコメント読ませてもらって思い出したけれども、
 自分の子供の頃に出会った大人の中にも
 長く記憶に残る印象的な大人っています。
 そんな人に、アタシはなりたい・・・なんつって。

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プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

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