沼沢郁子先生の朗読を聞く
2020年02月03日
沼沢郁子先生の朗読を聞きに行ってきました。
早めに会場に行って、前の方の良い席を取ろうと思ったのですが、30分前に着いても、もう黒山の人だかり。「最後尾はこちらで~す!」という係員の方の叫び声で最後尾を探し、何とか並ぶ始末・・・。さすが、仙台朗読会の巨匠!人気のほどがわかりました。
なんとか席を確保して聞いた朗読。
上手いです。上手すぎて圧倒されながらも、夢中になって聞きました。お話に感情移入しちゃって、少し、涙ぐんでしまいました。
静かな語り口の地の文は、でも聞き手を圧してくるような迫力と、同時に品がありました。
躍るような感情がみなぎるセリフ部分は、登場人物それぞれの特徴がよくわかって、躍動感が感じられました。
間も絶妙。セリフと字の文のあいだの間、ところどころ、微妙に変えているのが効果的でドラマチックです。
人が喋るってだけで、こんなにも演出演技できるんだなあ。人の心を揺さぶるんだなあ。
アタシは思いました。技術力や経験はもちろんだけれど、それだけじゃない、沼沢先生の人間力、人間としての魅力が、ほとばしって発射され、そのオーラが人を魅了してるなあって。沼沢先生の人間力魅力、女性的なあたたかさ、優しさ、強さです。それらが人の心を打つ。
と、上の写真を見て、お気づきになりましたでしょうか。沼沢先生、卒寿記念の公演なのです。卒寿って、90歳!

90歳というお年になっても、しゃんとして姿勢よくお綺麗で、人の心を打つ公演をされる、感動しました。これからもずっとお元気に、後進の指導をお願いいたします。
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コメント
きたあかり様
おはよう御座います。
90歳になっても講演会が出来るなんて凄いですね。
昔は90歳だともう生きていても寝たきり状態だったでしょうね。
我が家の93歳も自分のことは自分で出来ているので凄いと思って
いたら上がいるのですね。
驚きです。
愛新覚羅
Re: タイトルなし
aishinkakuraさん へ
いやいやいやいや、ご自分のことをきちんと出来ていらっしゃる、教授のお母さま、たいしたものです。沼沢先生は、カゾエで90歳ですから、教授のお母さまより少し年下ですし。
しかし、年をとっても、人の世話にならず、元気に暮らしたいものです。(*^-^*)