映画 「グッド・ライアー 偽りのゲーム」
2020年07月21日
後味がいいのか悪いのか、わかんない映画だったよ~。映画「グッド・ライアー偽りのゲーム」。
以下、ネタバレを含みます。

お金のためなら殺人もいとわない、非情なベテラン詐欺師のロイ(イアン・マッケラン)は、夫を亡くしたばかりの資産家ベティ(ヘレン・ミレン)を、世間知らずの寂しい老婦人だ、こいつは騙せる、と、目を付ける。ネットで近づき、会う約束をとりつけ、まんまと同居へとこぎつけ、着々と、、、
さて、どうなるベティ。騙され、全財産を盗まれるのか~。
作中、二人の交流が、あたたかく描かれ、


アタシは
「こりゃあ、ロイ君はベティにメロメロになるわよ。心を入れ替え、詐欺家業から足を洗い、二人で仲良く余生をおくるってエンディングよね、きっと!」
と思っていたら、裏切られました・・・いや~びっくりな結末。そう来ましたか!
一筋縄じゃあいかないわね、ベティちゃんは。ヘレン・ミレンですもん、ってそこかよ。

とはいえ、ストーリーを振り返ってみると、その どんでん返し も、ハテナ?と思われる気もするのよね。それは無理があるでしょ、みたいな。でも、二人の名優の力強くもチャーミングな演技で、全てに納得できちゃってた感が。映画に夢中になってたのだろうなあ。
イアン・マッケランは80歳。ヘレン・ミレンは74歳。存在感があって、圧倒されて、可愛らしくって、ひきつけられました。素敵でした。
あんなふうに年をとりたいものだわよ。
↓ 最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
よろしければワンクリックお願いします。


コメント
きたあかり様
おはよう御座います。
74歳と80歳だったら普通は老人施設で歯の抜けたどうしの
話友達がせいいっぱいでしょうね。
この映画のようなおしゃれな感覚や恋愛感情なんてもうどこかに
飛んでしまっていることでしょう。
こんな年のとり方は羨ましいです。
やはりなにか野心がないとこうはいかないのでしょうね。
愛新覚羅
Re: タイトルなし
aishinkakuraさん へ
野心、なんでしょうか。自分が自分で納得できるような年の取り方をしたいものですが、自分に”野心”は全く無いのでした。ゆっくりのんびり、穏やかに暮らしたい、くらいでして。ま~それも、将来への希望という点では、野心、もしくは、野望、なのでしょうかネ。(^^♪
私はもういいや~
もう、恋愛とか何とか、興味がない。
それに、この映画のように、悪い男が近づいて、なけなしの金盗られたら嫌だとも思うのですよ。
穏やかに過ごせれば、それでよしです。
Re: 私はもういいや~
ひねくれくうみんさん へ
恋愛、それはアタシにとっても、大宇宙の果ての星にある岩くらい、遠い存在です。今日、ムーミンシリーズの「ムーミン谷の冬」という小説を読みましたが、冬眠するムーミンとその仲間たちのほうが、身近に感じられます。笑
アタシも、穏やかに過ごす、それが一番です。