映画「ジュディ 虹の彼方に」
2020年09月15日
医師 「うつ病の治療として、これまで何かやってきましたか?」ジュディ「4度の結婚かしら。ま、全く効果なかったけどね」
↑ 映画「ジュディ 虹の彼方に」
ジュディが、医師の診察を受けてるときのセリフ。

オズの魔法使いのドロシー役で一世を風靡した子役 ジュディ・ガーランド。
40代後半となり、お金に困るようになっていた。今夜泊まるところもない。
パーティで知り合った男が持ち込んだ ロンドン公演の話に乗る。
ロンドンの人々は好意的に歓迎するが、わがままで遅刻魔で、客に罵声を浴びせるなど、ジュディは、得意の大スターならではの失敗ばかり重ねてしまう。とうとう、クビを宣告され・・・。
ジュディ・ガーランドの本物↓。

子役のころ、ダイエットのために極端な食事制限を強いられ、覚せい剤を飲まされ、悪夢のような日々だったことが映画で描かれていました。40代後半となっても、まるで、救いを求めるように、薬を飲みます。お酒や煙草も。
ハリウッドの闇に袋叩きにされ、人間性は崩壊。当たり前の善悪を判断できない人になってしまってるのかと思いきや、きらりと光る ウィットに富んだ言葉を吐きます。このブログ記事の冒頭に乗せたのもそうなんだけれど、この人は本当は、とっても頭の良い、まっとうな人なのではと思わされます。まっとうだからこそ、ハリウッドに苦しんだのでは?
ゲイであることで迫害されているファンに ジュディが声をかけたことば
「世間は追い回したがる。自分たちと違う人間が気に食わないのよ。
くそくらえ」
ジュディを演じたのは、レネー・ゼルウィガー。ブリジット・ジョーンズの日記とかシカゴとかで有名な。
この人。

で、この映画のジュディはこんな感じ。

映画観てて、全く違う人でしょ、特殊メイクがすごいなあ、と思ってたけど、写真を比べると同じ人かもって感じでしょうか。。
姿勢とか歩き方とかが、全然、ブリジット・ジョーンズと違ってて、たるんだ中年の感じがよく出てて・・だからかも。
歌もうまくて、心打たれました。
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コメント
レネー・ゼルウィガーの素晴らしい演技だったんですね~!
メイクの効果とは言え写真の顔を見ても別人のようです。
後々に名前の残る俳優さん達は「有名税」といいますか
名声と引き換えに失うものも多かったんでしょうね。
取材に追いかけ回され中傷されて次第に自分を見失っていく。悲しい事ですね。
きたあかり様
こんばんは。
ジュディ・ガーランドのノンフィクションでしょうか?
そこまで赤裸々に描いてもいいのでしょうか。
日本ではスターの醜聞なんて映画にできませんね。
愛新覚羅
Re: タイトルなし
nohohonさん へ
歩き方や姿勢、喋り方など、レネー・ゼルウィガーは素晴らしかったデス。アカデミー賞主演女優賞もうなずけます。
そして、興味を持って、ジュディ・ガーランドについて調べてみると、子役のころ、ダイエットのために覚せい剤を飲まされていたのにはびっくり。当時は、そんなに悪いものという認識が無かったそうだけれど、ハリウッドマネーのためには、そこまでするのかと!47歳で睡眠薬の飲みすぎでなくなったジュディ・ガーランドですが、自殺という説もあるそうで、悲しいです。
Re: タイトルなし
aishinkakuraさん へ
これは伝記映画といった感じでしょうか。ストーリー、作られたエピソードなんだろうなあと思いました。
日本では、そういえば伝記映画って無い?あ、こないだ、テレビで「志村けん物語」をやったのは聞きました。見逃してしまって残念です。