汚損あり
2014年06月16日
先日、市民図書館から借りた本の裏表紙に「汚損あり」
ってテープが貼ってあった。

何が汚損かわからないまま読みすすめ、読み終わると裏表紙の裏にこんな落書きが!

これのことか・・・これは、子どもの落書き だ。
アタシの子供も小さい時こんな落書きをよくしていた。
この落書きをされた汚損ありの本の題名は「海峡の光」。
人間心理の裏の暗部を描く、非常に暗いお話だ。
こんなお話を図書館から借りて読む市民の家に、
こんな他愛のない自由な落書きをする幼い子供がいたんだな。
その人は、どんな人なのかとか、ほかのことは何もわからないけれど、
その人の読後感想を聞けるわけじゃないけど、
その人だってアタシを知っているわけじゃないけど、
こんなときアタシは何だか暖かい気持ちになる。
知らない人とつながっている気がするのかなあ。
ほのぼの。
図書館の本には、たま~にスーパーやコンビニのレシートが
はさまれているときがある。
シオリがわりにしていたのね。
有能な図書館員の方だって、みつけらんないよねえ、ちっちゃいし。
つい、何を買ったか、見てしまうアタシである。

コメント
レシート
こんにちは。
私の行く図書館では、本を借りると貸出券別のレシートが渡されます。その1冊だけじゃなくて、その人が借りてる本が全部打ち出されてます。
ついしおり代わりに使い、そのまま返却してしまったり。
前の人のレシートが残っていると、やっぱりしげしげ見ますね。
桜庭一樹の「私の男」には、「痩せる!サバ缶レシピ」を一緒に借りたレシートが入っていました。
そうかそうか、やせるのか、サバ缶。
…なんて、私もサバ缶レシピ、借りたりして。
Re: レシート
ぢょん・でんばあさん
コメントありがとうございます。
「私の男」!
私も読みましたよ読みましたっ
ど~~~でした?
感想を聞きたい!
アタシは・・・アレなわりにアレだと思いました。
うん、一挙了解いただけますよね、
ということで、サバカンか・・・
ですよね
同感!!
なにげない所に、
他のひとの暮らしの様、
まったく接点の無かったひとの
人生みたいなw
そんなものに接すると、
なんともいえないあたたかさを感じますよねえ。。
Re: ですよね
エルさん
コメントありがとうございます。
同感していただき恐縮です。
薄い縁も濃い縁も、縁ですねえ。
それを暖かい気持ちで見ることができる日常でいたいです・・・。