映画 「ノマドランド」: 映画: きたあかり日記
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映画 「ノマドランド」

2021年04月08日

「まん延防止等重点措置」が、
宮城県に適用となる直前に観に行った映画です。

「ノマドランド」

ノマドランド

企業城下町で暮らしていた60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。

しかし、その企業がリーマンショックで破綻し、
街が閉鎖されてしまったことで住居を無くしてしまいます。
彼女は、小さなキャンピングカーに、亡き夫との思い出の品や、
生活に必要な最小限のモノを詰め込んで、ノマド(放浪の民)として
車上生活を送ることを決意します。

短期アルバイトをしながら、街から街へと渡り歩き、様々な人と出会い、また別れ
放浪の生活をおくるファーン。

フランシス


という、なかなか意味深な作品で、どう解釈していいのか難しいのだけれども、

家が無い、家族も無い、そんな彼女の「芯、地盤、基礎」そういったものは、亡き夫。
たぶん、放浪生活は、夫のいない土地へ自分が落ち着いてしまい、そこが地盤になるのが嫌だから。
自分の地盤は、夫だけだから。

ってことかなあ。

一番心に残ったのは、
出ずっぱりなオスカー女優、フランシス・マクドーマンドが
亡き夫の、若い頃の写真を見ながら微笑むシーン。

愛する亡き夫の写真に、泣き崩れるのではなく、笑うんです

この愛にあふれた笑顔が素晴らしいのです。
この、たった一つのシーンを見るだけでも、この映画を観る価値あります。

コロナ禍、お出かけは自粛しています。
今度、映画を観に映画館に行けるのは、いつになることやら。





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コメント

今度はいつ映画館に行けるのだろうね?
「まん延防止等重点措置」
感染状況収まると良いのですが・・・

きたあかり様
おはよう御座います。

キャンピングカー生活にあこがれた時期がありました。
しかし、健康で病院など行かない若い頃だったからで、
今となってはもう出来ません。
ファーンさんは健康なのでしょうね。

愛新覚羅

Re: タイトルなし


銭右衛門さん へ

 まんぼう中でも、映画館はやってるんですけど
 自分の方針として、行かないことにしました。
 感染者数、少なくなってくれればいいんですが、
 とどまるところを知りません。
 宮城は当分、おさまらないんじゃないかなあ。

Re: タイトルなし

 
 aishinkakura さん へ

 はい。ファーンさんはとても健康な女性でした。
 食べるシーンが多く描かれていました。
 彼女の生命力の表現だったと思います。
 しかし、知り合う、他のノマドたちは、多くが病気をかかえた人でした。
 亡くなってしまう描写も多かったです。
 つらい映画でした。
 

これ、私も観たいと思ってた映画だ〜!
放浪の民・・・放浪というと私は寅さんを思い出すけど
寅さんもスナフキンも迎えてくれる場所があるから
あんな気楽にあちこち行けるんだろうね。
自分の地盤は夫だけ・・・ってのは寂しいと思う。

面白そうですね

 いまさら放浪生活はできませんが、おじさんの写真見むかってほほ笑むのは、私も結構あります。もう、おじさんはあっちの世界に行っているけど、いつも私を見守っていると思うからですが、この人もそう思っているんじゃないかな。
 年代も同じくらいだな~。キャンピングカーって、トイレの掃除が大変そう、など思ってしまいます。

コメントの編集

東京も

マンボウ今日かららしいですが、
どれほどの効果があるんだろうと
懐疑的です。
それに、東京の感染者数も
ほんとうにこの数字なのか?
そもそも検査数が少なすぎるし、
検査数を絞ってるとか思えない、
そうじゃないとオリンピック開催が
怪しくなるからねっと、私は思っています。

きたあかりさん、映画はしばらくは
お預けなのね。
悲しいね。

Re: タイトルなし


さとちん へ

 迎えてくれる場所か~。
 この彼女、実の妹や、親しくなった友達に、一緒に暮らさないかと誘われるんだけれど
 拒否するのよ~。
 自分で、そこは自分の場所じゃないって、決定しているんだと思う。
 寂しいよね。
 その寂しさの中に生きることを決意しているのでした。

 さとちんも観て~
 いっぱいネタバレした後に言ってしまってゴメンだけど!
 

Re: 面白そうですね


 ひねくれくうみんさん へ

 そっか~。くうみんさんも微笑むことがあるんですね。
 切ないけれど、きっと、愛情あふれるお顔をされているのでしょう。

 トイレ!そうなんです。トイレは重要な問題で、
 映画の中では、バケツに用を足しています。
 座りにくいと思うんだか。笑

Re: 東京も


 わんわんママさん へ

 東京、検査数が少なすぎるのね。
 こちらは、検査数は多くなっています。
 検査数が多くなったから数字として多く出ているだけだ、と
 思う人が周りに多く、危機感が感じられないのよ~。
 アタシは、かなりやばい状態だと思っています。
 重傷者用の病床が、あと4床、と報道されたときは
 本当にまずいと思いました。

 映画、当分は、映画館ではなく、家で観ることにします。
 HuluもAmazonプライムも、便利だわ~☆

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Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

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