映画「フェアウェル」
2021年07月07日
いい映画だったわ~。「フェアウェル」2019年に、アメリカのたった4つの映画館で限定公開されたのが、大ヒットして、週末興行収入ランキング初登場19位となったんだそうです。
↑ネットで調べました、、、分かるわ~。

子供の頃、両親と一緒に中国からアメリカに移住したビリーは、
中国の長春で暮らすナイナイ(祖母)が余命いくばくもない大病と知る。
折しも、ビリーのいとこのハオハオの結婚式が長春で行われることとなり、
アメリカや日本に暮らしている親戚一同、
ナイナイの暮らす長春に集合することになった。
アメリカ育ちのビリーは、ナイナイに事実を告げるべきだと悩むのだが、
中国の習慣としては、本人には知らせないのが当たり前だと周りに言われる。
本人が死の恐怖に苦しむのを避けるためだと。。。
親戚一同、一致団結して、ナイナイにはナイナイの病気のことを隠すのだった。

現代の中国文化がたくさん描かれています。
それが日本とすごく違ってるのが興味深いです。
例えば、結婚式が一族の見栄の結集で、高級料理にこだわったり、
お葬式でぎゃ~ぎゃ~泣く係の、泣き屋さんがいたり、
お墓参りで、故人に息子の出世などを長々と祈願したり、、、、
びっくりさ! Σ(゚д゚|||)
びっくりさ、なんだけれども、孫が祖母を思う気持ち、祖母が孫を思う気持ちは、
文化を超えてしっかりあって、気持ちがあったかくなりました。

あったかくなって、その上さらに、
終わり方(オチ)が、すんばらしく秀逸で、
涙と笑いで顔がくしゃくしゃになりました。
心が洗われるの。
元気出るの。スカッとするの。
ほんと、うまい!
このラストを見るためだけにでも、この映画を観て欲しい!!
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コメント
違う国の文化を知るって、楽しいですよね。
映画。。。遠ざかっています。
もう、コロナ飽きました。@@
きたあかり様
おはよう御座います。
いい映画のようですね。
本人に知られないようにといっても
親戚一同が来るようになったら自分
の死期が近いと気づきますよね。
私の家内の場合も困りました。
でもその前から気づいていたようですが。
中国人は日本人と顔かたちが同じようなので
習慣が違うととまどいますね。
義妹も苦労したようです。
愛新覚羅
Re: タイトルなし
ぽっちゃり婆さん へ
この映画は、TUTAYAで借りてきたDVDで見ました。
旅行できない、というか、外出もなるべく控えているので
家の中で、異文化と出会ったつもりになつています。
コロナ、オリンピックでどうなることやら、不安です。
早く終息してほしいです。
Re: タイトルなし
aishinkakuraさん へ
この映画では、孫の結婚式という口実があるので、
ナイナイは全く気がついていませんでした。
そこがまた、切なかったのですが、
教授の奥様の、気づいているようなご様子、つらいですね。
教授もおつらかったことでしょう。
同じ日本人同士で結婚しても、育った環境で習慣が違うのに、
義妹さん、日中ということでは、かなり戸惑うことが多かったことでしょう。
大丈夫だったのか・・・・。
日本人は自己主張をしないわりに、自分の考えと違う人を批判する性質があるように
思いますが、そんなところにご苦労されたのではないかと、想像してしまいました。
泣き屋という職業は確か韓国にもあったような・・・。
映画(文学もですが)の面白いところは、知らない文化に触れることができるところですね。
近くて遠いアジアですね。
良い映画かい?(^-^)
今度、機会あれば観てみようと思います!
Re: タイトルなし
バニーマン さん へ
韓国にも泣き屋があるのですか!それは!
知らない文化、理解不可能の価値感に触れるのは面白いです。
絶対共感できないって中に、ちょっとだけわかるところがあったりして!
さて、今日は雨ですが、またこれからTUTAYAに行ってきます!笑
Re: タイトルなし
銭右衛門さん へ
はい!銭ちゃんは絶対好きだと思います!
おすすめです!