東野圭吾「白鳥とコウモリ」
2021年07月22日
暑い夏。コロナ心配。そんな日々にはこれこれ、家でミステリーを読むのだわよ~(^^)/

善良と評判の真面目な弁護士、白石健介が遺体で発見された。
白石弁護士事務所の受電リストから、倉木達郎という人物が容疑者として浮かび上り、
捜査は進められていたが、ほどなく倉木は、あっさりと自分の犯行だと自供する。
しかし、その供述内容に、殺された白石の娘と、逮捕された倉木の息子は、
違和感を覚え、独自に調査していくうちに、驚くべき新事実が!
二人は、被害者の子、加害者の子、という相反する立場を超え、
協力しあっていくのだった。。。。!

作家生活35周年記念作品なのね。
幻冬舎による、特設サイトまである。すごい!→白鳥とコウモリ特設サイト
そういうことは全然知らず、たまたま知人に貸してもらって読んだのだけれども
なかなか面白かったわよ~。
最初の100ページくらいで倉木容疑者が自供し、
これで終わったら小説が続かない、続きに何かどんでん返しがあるなと
わくわくして読み進めていきました。
登場人物たちは、倉木のウソの供述の、ほんの少しの隙に気がつき、つきつめ、
状況証拠を積み重ね、最後の最後には、決定的な証拠をつかんでいきます。
ふとしたきっかけから謎が解明されていくときもあり、
それはまるで、絡まった糸が、何かの拍子にふっと解けるようで、
超、気持ちよかったです。
続きが読みたい、止まらない、と、ミステリーを読む時間、最高でした。
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コメント
倉木はやってもいないのに何故自供したのでしょうね。
こういうのってイライラしますよね。
世の中には冤罪で刑を受けた人が沢山いるようです。
身近な例では痴漢ですね。やってもいないのに犯人にされてしまったら
信用はなくすは、会社にはいられないは、家庭は崩壊するは酷いことになります。
愉快犯で犯人をでっちあげる女性がいるそうです。
許せません。
愛新覚羅
なかなか面白そうな小説ですが、他の遊びが忙しいのでしばらく読めそうもないです(笑)
ミステリーで、暑さをぶっ飛ばす?
それ、ありですね。
一生懸命に読んでいると、暑さも時間も忘れますからね。
東野圭吾さんの作品ですね。
テレビでドラマ化されるかな?
東野圭吾様ですか
東野圭吾様の小説は、よくこれだけのことを思いつくと、うなってしまいます。
この小説も面白そうですが、長々しくて、つまらないところもありましたか。
特設サイトまであるなんてさすが圭吾様!
Re: タイトルなし
aishinkakuraさん へ
倉木は、真犯人をかばったのです。
倉木が誰かをかばっているのはなんとなく分かるのだけれども
証拠をつかむのに頭を使ってて、面白く読みました。
痴漢のえん罪はひどいですね。
愉快犯は許せません。
「それでも僕はやっていない」という映画をみました。
えん罪に苦しむ人と、無実だと証明してあげようとする支援者たちの活動が
描かれていました。
えん罪だと証明するのって、ものすごく大変なんですね。
Re: タイトルなし
怪しい隣人さん へ
はい、他の遊びがお忙しいなら、読まなくてよろしいかと。
面白かったのですが、そんなに・・・いやいや、笑
Re: タイトルなし
ぽっちゃり婆さん へ
もう、続きが読みたくて、他はなにもできません状態でした!
幸せな時間ですね。(^^)/
Re: タイトルなし
銭右衛門さん へ
テレビドラマになるには、とっても良いストーリーだと思います。
ドラマより映画かなあ。
倉木役は遠藤憲一。うん。決まり!←勝手に決めている。笑
Re: 東野圭吾様ですか
ひねくれくうみんさん へ
そ~なのよ。ちょっと、それはいらんなあというところも多々。
ただ、邪魔な風景描写とかが全く無くて、そこは良かったです。
青い空の向こうに輝く日の光。はえる緑。そして白い家。
犯人はじっと手を見る、深い皺、、、とか、そんなのがない。笑
特設サイトまであるのは驚きましたよ~
書店の一番目立つところの平台に飾ってるだけじゃないのね~!
更新されていて良かった。台風は大丈夫だったんですね。良かった^^
Re: タイトルなし
nohohonさん へ
ご心配いただいていたのに、お返事が遅くなり申し訳ありません。
お返事を入力したつもりだったのですが・・・失礼しました。
はい。台風は大丈夫でした。
宮城県初上陸とテレビで言うのであせってましたが、
被害ありませんでした。