映画「鳩の撃退法」
2022年02月08日
映画「鳩の撃退法」
とある地方都市、昔大きな文学賞を受賞したことがあるものの、今はまったく鳴かず飛ばずの作家、津田(藤原竜也)は、女の子を商売先に送迎するアルバイトをしながら、女のヒモのようにして暮らしている。
そんなある日、知り合いの古本屋店主が急逝したと知った。店に行ってみると、その不動産屋(かな?)から、キャリーバック手渡される。店主が津田に、遺品として残していったというのだ。不思議に思ってはみたが一応受け取った津田。家(養ってくれてる女のアパート)に帰って開けてみると、なんと、三千万円と三万円入っていた。
どうしていいやら、????と思いながら、なんとなくいつものとおり暮らし、床屋でなにげなく三万円のうち一万円使うと、後日、その一万円が偽札だと判明。警察や悪の組織が動き出す。どうする、津田!
以前、記事にしたけれど、↑の原作本も、読みました。
本は、アタシは、アレでしたが、映画はとっても良かったです。
主人公の 津田 という男。いいかげんで、ちゃらんぽらんで、女に弱くチンピラと形容してもいいくらいのキャラクターなんだけれども、頭が切れるところは、日本刀のよう。キレッキレ。
どんな人も、長所短所あるけれども、津田の場合、その振れ幅が、普通の人の百倍くらいありそうなのです。
一人の人間の中に、あらゆる要素が詰まって、本質が見えないというか、性格が複雑というか、何が本当なのか何が彼なのかわからない ゆらぎ みたいのが、すごく魅力的。藤原竜也にぴったり。
ストーリーも、何が作家の創作で、何が現実なのか、わからない、つかみ所の無い感が強い。それが、主人公津田の ゆらぎ にからまり、そのすっきりしない感が、なぜか、気持ち悪いんじゃなくって、気持ち良い。
夢 みたいな映画でした。
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コメント
かわった筋書きの本ですね。
本より映画の方が良かったということは、藤原竜也の演技が良かったということでしょうか?
この作品、何かの機会に見てみたいですね(^_-)-☆
きたあかり様
おはよう御座います。
主人公の性格的なところはともかくとして
3千万円の方も偽札だったのかどうか、
津田はその後どうなったのかが気になります。
愛新覚羅
Re: タイトルなし
ぽっちゃり婆さん へ
はい!藤原竜也は最高でした!
それに、映画の方のストーリー仕立てが良かったのだと思います。
出てくる人出てくる人、全員怪しい感じに思わされました(^_^)
Re: タイトルなし
銭右衛門さん へ
はい。そのうちテレビで放映されたら是非!(^_^)
Re: タイトルなし
aishinkakuraさん へ
アタシの下手くそな説明文章で、その後を気になってくださりありがとうございます。
津田はその後、、、、全米が泣く、、、じゃなくって、意外な展開に、、、
そのうちテレビでやると思うので、その時ぜひ見てください!(^_^)
なんだか
不思議だね。
すっきりしない感が気持ち悪いんじゃなくて、
気持ちいいって不思議だわ。
アマプラにあったように思うんだけど。
まだあるかな?
見てみたくなったわ。
偽札か~
本物だったら良かったのに、とか思うのは、自分にそういうことが起きて欲しいという欲求でしょうか。
原作よりも映画の方が面白い?やっぱ、俳優さんの演技力でしょうかね。
Re: なんだか
わんわんママさん へ
え~アマプラにある?
アタシはTSUTAYAで借りてしまったよ。新作だった。
アマプラにあるなら是非!
お勧めしますよ~。
Re: 偽札か~
ひねくれくうみんさん へ
それがですね。端数の三万円以外は本物だったのですよ。
なんでそんなことに?
と、そこも映画のみどころ。
映画の方が面白いのは、テンポなど映画の作り方もあると思いますが
やっぱ、藤原竜也の魅力だと思うわ~☆