ご近所、プラマイゼロ
2014年07月07日
スーパーで買い物した帰り道である。自転車の前かご後ろかご、いっぱいに
じゃがいもだの、白菜だの、きゅうりだの、
汗を流しながら、
坂道を自転車ひいて歩いていると、
す~~~~するる~~~~っと軽快にアタシを追い越していく
自転車がいた。
見ると、なななななんと!
アタシんちの斜め向かいの家のおじさんだっ!
彼はたぶん、アタシより20歳くらいは年上だ。
くやしい。
この坂道を自転車で余裕に登れるなんてっ!
屈辱の敗北。
そのおじさんはとっても優しくって、
もうゴミ収集車が来ているっていう時間ぎりぎりに、アタシが
「きゃあ、間に合うかあ」と、ゴミ出そうとゴミ持って収集所へ走っていると、
遠くから
「がんばれぇ走れば間に合うう・・・かも、なんちって」
と笑ってくれたりする。
で、彼に負けるのはつらい。
家についても、ちょっと悲しい。
と、それからしばらくして、家に電話がかかってきた。
これも近所の人。
家の三軒隣のその裏の家のおばさん である。
「レインボウさん、頼みがあるんだけど」
「えっなんでしょうかあ」
「ウチで野菜をいっぱいもらって食べきれないのよお。お宅は高校生がいるから
消費できるわよお。ぜひもらってくれない???」
やったああ。
すぐに我が家まで届けてくれた。
おいしそう。何して食べようかな。大根の葉っぱ、大好き~~~。

ご近所からのちょっとしたもらい物は、とってもありがたい。
気持ちが嬉しいのだ。
先日の秋田旅行土産を差し上げたののおかえしだろうと思った。
でも、気をつかって、「手伝ってえ」なんて言ってくれるのも嬉しい。
おじさんには負けたけど、おばさんに親切にしてもらったから、
ご近所、プラマイゼロじゃ。
おじさんのことも許してやろう。なんて心の広いアタシ。
今宵はさっき運んだビールがうまいだろう。←とにかく結局飲む。

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コメント
野菜はもらってうれしいですね。野菜売り場で大根の葉っぱが捨てられているのを見るともらいたい、でも言えない…
自転車で負けるのはよくあること。気にしないことです。
Re: タイトルなし
ひねくれくうみんさん
コメントありがとうございます。
自転車で負けるなんて!くうみんさんは誰にも負けない気がします。
逃げ足だけじゃなくって、きっと自転車も早いはず。
負けるのはよくあるなんて、きっとご謙遜だわっ!