映画の前のランチと、わが半生: 出来事: きたあかり日記
fc2ブログ

トップ  >  出来事  >  映画の前のランチと、わが半生

映画の前のランチと、わが半生

2023年01月11日

映画鑑賞の前に、一人でサイゼリアランチ

サイゼリアご飯とわが半生

ランチパスタ500円にランチドリンク100円。
デザートのティラミスが300円で、全部で900円。安いわ~。
と、せこいことを考えながらも、読書は壮大なのだった。

写真の右のほうにある文庫本は、今読んでる本。
清朝最後の皇帝である愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)著「わが半生」。

昨年末に、テレビで映画「ラストエンペラー」をやってて、

ラストエンペラー

愛新覚羅溥儀役のジョン・ローンのファンだったから、つい観てしまったら

ジュードロウ

愛新覚羅溥儀についてネットでいろいろ調べてしまい、その自伝「わが半生」なる
著書があると知り、図書館で借りたのでした。

たった三歳で、西太后の命令により清の皇帝となった溥儀。
革命により、住んでいた紫禁城を追われるんだけれど、
アタシが読んでるところは、まだ、その直前くらい。
袁世凱のこととか書かれていますが、溥儀の年はまだ、14歳くらいかしら。

食べきれないほどにテーブルに並べられた豪華な食事、
細かな規定のある豪勢な皇帝の衣装、
感情の赴くままに折檻できる宦官たち、

自分以外の人間は皆、奴隷であり、自分は特別な人間だと
思わざるを得ない環境で、
最高に幸福かというと、アタシにはそうでは無く思われました。
孤独です。

宦官に残酷な仕打ちをする冷酷な性格になっていくのも、わかる気がします。
これから結婚し、また、紫禁城を出れば、変わっていくかしら。

読み進めたいのですが、この本、かなり古くて、
ホコリがすごくって、パタパタとはたいてみたりもしたのですが
効果なしで、読むと咳き込んでしまうのです。

マスクをして、息をとめて、少しずつ読んでみたのですが、
それでも喉がイガイガしてきます。

挙げ句の果てには、気持ち悪くなってきました。
眼に見えない、小さな虫でもいそうです。これ以上、読めないかも。
溥儀がいたずらしてるのかなあ。

そうそう、この「わが半生」は、溥儀が全てを書いたわけではなく、
誰かが手伝っているという噂もあるようですが、
そうだとしても、優しかった乳母の懐かしい思いでや、
若い自分の愚かさを素直に表現している率直さは、
懐の深い、溥儀の人間性を思わせてくれました。



↓   最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
     
     ランキングに参加しています。
     よろしければワンクリックお願いします。

スポンサーサイト



このページのトップに戻る

コメント

愛新覚羅溥儀、あまりにも有名ですが。。。
この人の自由ってどこにあったのでしょうか?
(いや、自由を知らなかったのでは?)
環境によって、作られたロボットのようです。

コメントの編集

ラストエンペラー

は映画を見たけど、
ほとんど忘れてしまってるわ。
その本、やばいね。
咳が出るって、他に
同じような本ないのかな?
肺炎とかになったら大変だよ。
コロナの後だしね。
あ、オミクロンはあんまり
肺に悪さしないんだったっけ?

あかりちゃん、こんばんは!ジョン・ローンの「ラストエンペラー」は薫子も昔映画で観ました。でも、忘れちゃた!溥儀は確かゲイだったのよね。晩年は庭師をしていたらしいです。弟の溥傑の奥様は日本人でしたよね。その本は、古本かしら?

ランチしながら読書ね(^_-)-☆
良い時間過ごしてますね!!

きたあかり様
おはよう御座います。

ブログ名に使っているほど清朝末期に興味があります。
溥儀の運命は可哀そうなのですが、清朝皇帝で長生き
できたのは溥儀だけだったとか。
何が幸いしているのかわかりません。

愛新覚羅

Re: タイトルなし


ぽっちゃり婆さん へ

 今、溥儀が10代半ばから後半くらいのところまで読み進みました。
 しきたりが多く、何についても家庭教師や大臣たちの意向のままに発言しなければならないというつらい状況から、結婚後は大人として認められ、やっと発言権が出てきた感じです。
 ただ、大きな社会情勢から、自分の意思が通せないんです。
 悲しい運命だと思います。

Re: ラストエンペラ ー


 わんわんママさん へ

 ラストエンペラー、アタシもすっかり忘れていました。
 清の話なのに、英語なのですが、それも忘れてました。笑

 本、咳が出るのは、あまりに古い本で、ず~~~っと書庫にしまいっぱなし
 だったからだと思われます。
 でも、今日はだいぶ咳が出なくなりました。
 読んでいるうちに、ホコリが取れたかな。
 って、どんな読書じゃ!
 

Re: タイトルなし


 薫子さん へ

 ラストエンペラー、アタシも劇場で観ましたが、
 やっぱり忘れちゃってました。
 当時は、ジョン・ローンが大人気でしたよね。
 ミッキー・ロークと一緒に出演した「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」、
 観ましたか?ああ、かっこよかった!

>溥儀は確かゲイだったのよね。晩年は庭師をしていたらしいです。弟の溥傑の奥様は日本人でしたよね。その本は、古本かしら?

 薫子さん、詳しいですね!ゲイかどうかは分かりませんが、皇后とも妃とも、あまり一緒に寝なかったようです。弟の溥傑さんの奥さんは浩さんでしたかね。浩さんは、溥儀の奥さんが晩年にアヘン中毒で廃人となった様子を語っているみたいです。悲しい。
 古本ではないけれど、古い本です。ホコリだらけ。笑

Re: タイトルなし


 銭右衛門さん へ

 良い時間でした。
 サイゼリアのランチで大満足です。

Re: タイトルなし


 aishinkakuraさん へ

 「ラスト・エンペラー」を観ているときも、ネットで溥儀のことを調べているときも
 溥儀著「わが半生」を読んでいるときも、ずっと
 教授のことを思い出していました。

 本はまだ途中なのですが、
 読書嫌いの教授の代わりに(?)最後まで頑張って読みたいと思います。
 いや~登場人物が多いし、漢字が難しく、また、
 必ずしも古い順に語られているわけでもなく
 理解するのが大変なのですが、非常に興味深いです。
 
 皇帝という立場のため、常識を知らない溥儀。
 10代半ばまで、加減乗除も知らなかったし、
 自分以外の人間が痛みを感じるということも知らなかったと書かれています。

 英国人家庭教師から様々なことを学び、牢獄にいるような生活を離れ、
 海外で勉強する夢を持つのですが、、、

 と、教授はもうご存じかも。失礼しました。

わが半生って・・・タイトル読んで
あかりちゃんが自分の半生を記事にしてるのかと思ったよ〜(^◇^;)
本のタイトルでしたか。

ラストエンペラー、観たけど
もうよく覚えてないわ〜。
ジョン・ローンはかっこいいよね。

Re: タイトルなし


さとちん へ

 あ~そうですよね。
 アタシの半生かと思いますよね。
 タイトル直します。失礼しました。

 ジョン・ローン、現在の画像見たけど、
 誰だかわからないくらい太ってしまって・・・
 夢が壊れた。←勝手なヤツ!

名前
題名
メールアドレス
WEBサイト
 
コメント
パスワード
  管理者にだけ表示を許可する

このページのトップに戻る

トラックバック

このページのトップに戻る

プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ