青春の自己否定
2014年09月09日
私の下の娘は現在高校生だが、体育会系男子のようなキャラクターである。
毎日部活ジャージで登校し、いつも豪快に笑っている。
しかし、先日は少し元気が無く、どうしたのかな、また練習試合で負けたのかな、
と思いながら、様子を見ていると、
「お母さんは、ホントーにいつも自由気ままに生きてるよね」
と突然言い出した。
確かにその通り、好きなことを自由にやっているので
「うん、そうだよ❤」
と答えると、
「いいなあ、アタシなんて、な~んにも楽しいことなんてない」
「生きていても、だからどうなんだって感じ」
「学校も部活も家も、むなしいだけ」
「アタシなんていなくなればいい」
「そもそも、生まれてから良いことなんてなかった」
「これからも良いことなんて無いに違いない」
と、どん底パレードなことを言ってくる。
おお、来たのか来たのか、彼女にも青春の自己否定が!!
あまりにも毎日元気で屈託がないので、少々不安に思っていたところだ。
う~ん、良かった~。もしかして、少し成長した?
ニヤニヤしたいところを、くら~~~い表情の娘の前だから必死にこらえ、
「過去の事を今更あれこれ言っても変えられないから、
今後どうすれば楽しいのか、考えてみたら?」
と、普通に言ってみると、
「考えられない」
と言う。
あらら、なんだそりゃ。
「じゃあ、そもそも今の何が不満で悲しい気持ちになるの?」
「わかんない」
「わかんないんじゃあ、お母さんだって、わかんないよ」
「うるさいなあ。お母さんにどうこうって言うわけじゃないの!」
そう言われてもねえ。滅茶苦茶な気がするけどねえ。
アタシの自由気ままぶりがうらやましいのかもしれないけれど、
ここまで来るのは大変だったのよん。
ま、彼女には彼女の世界があり、親の出番じゃないのかもね。
あら?ため息ついて涙ぐんでるわ~涙は青春の汗ね~
あまりの落ち込みように、もう何も言えないので、
「アイス食べる?」
と言ってみる。すると、娘の答えは!なんと!
「うん、食べる」

え!食べんのかよ!おやおや、そんなに落ち込んでいても食べるんだ。ははは。
はいはい。今日の日も過ぎてゆくわねえ・・・・・。。。秋ねえ・・・。。
追伸・・・数日後の彼女、学校から帰ると、
妖怪ウオッチの何とかという歌と踊りを
友達と歌い踊る約束をしてきたとアタシに自慢し、
ネットで見ながら特訓していました。
だ、ダメだ・・・成長を少しでも期待したアタシがバカだった・・・。
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コメント
young
悩める若者ですね。
悩みと葛藤を乗り越えて、大きな人間になっていくものです。
娘さんなら大丈夫ですよ。
Re: young
ナーキーさん
コメントありがとうございます。
どうも、そこまで成長していないような気もしますが、
どんな風に育っても受け入れていきたいと度胸を決めます。
落ち込んでいるときは
甘いものを食べると
元気が出るっていいますものね。
「どん底パレード」っていうネーミング、
面白いです。やはり、きたあかりさんは文才がありそうです。
立直りが早くて良かった、良かった。
そうねえ、おかあさんも優しそうだし、大丈夫でしょ。
そうして大人になるのさっ。
Re: 落ち込んでいるときは
SarayoSaijyouさん
コメントありがとうございます。
文才!まあ、何という身に余る光栄!
面白いと言っていただき、ありがとうございます。
今後ともがんばります←滑ってる時が多いんですが~~~
Re: タイトルなし
ジム兄さん
コメントありがとうございます。
立ち直ったんですかねえ・・・
もう、娘の個性は受け入れる覚悟です・・・・
誰に似たのかしら???
アタシ???
Re: タイトルなし
ひねくれくうみんさん
コメントありがとうございます。
おおおお!優しい!!!アタシのこと??ねえねえアタシ?
きゃ~そうだよね。うんうん。
ありがとう。誰もわかってくれないけれど、くうみんさんはわかってくれた!
と、
そんな言葉をくださる、くうみんさんが優しい人なのよ。