恋の渦: 映画: きたあかり日記
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恋の渦

2014年09月12日

映画見ました。

「恋の渦」



「愛の渦」じゃないよ。「恋の罪」でもないよ。

間違わないように。



「恋の渦」だからね。


「きたあかり」、誤解をまねくと悪いので、くれぐれも間違わないでね。

嫌わないでください。




この「恋の渦」、ちょ~おもしろい。


どこにでもいる若い男女数人のどこにでもある恋模様を描いただけ。

室内シーンだけ。撮影は4日間だけ。低予算みたい。



俺の弟の彼女に対する対応が悪いとかなんとか言って、

高圧的に彼女をネチネチ責めるバカ野郎。

バカ野郎に「ごめんなさ~い」服従する彼女。


彼女がいながら他の子と浮気する

何故かいつもパンツ一丁でベットにごろごろの口先男。

口先男を信じているのかいないのか、

そんなのどうでもいいのか、バイト一生懸命その彼女。


紹介された女の子と寝た途端、

わがままいっぱいの王様になる一部金髪の軽薄男。

軽薄男を軽薄と見抜けない自分をブスだと思っているその彼女。


渡り歩くビッチなオンナ。

ビッチなオンナから無視され続けているのに電話とメールをしまくるオトコ。



恋愛事情がどろどろしているけれど、それがおもしろいんじゃない。

彼ら彼女らが、みんな、ヤなヤツ、もしくは、気が付いてくれよって人で、

ああ、こういう人、いるいる、嫌いだわ~

ってのがおもしろいの。

もう、男が最低すぎて、むしろかわいいわ。

現実にいる周りの人たちが、とっても良い人に思えてくるよ。



まあ、嫌いなやつばっかりだと、胸焼けするんだけれど、

澤村大輔氏演じるタカシが一人、ちょっとベタな良い人で、

いいスパイスになっている。

なんとも言えない切なさが漂っている良い笑顔。

良い役者さん。

楽しくないのに、笑顔のタカシ。基本、いつも笑顔って人いるいる。




うん、大スペクタクル、とか、人間心理の裏の裏を突いた、とか、

カーアクションが満載、とか、SF超大作、とか

そういうのも良いけれど、こういう、ああ、いるいる、あるある、わははって、

かる~~いけれど、おもしろ~~~いのも

いいわあ。



でね、最高に効いてるのが、最後の方の男のセリフ

「チェンジしてくれよ」

うわ。チェンジなんだね。君は。


でも、ここでチェンジだからこの映画は成り立つんだよね。

チェンジじゃなかったら、もう、違う分野の映画になってしまう気が・・。


オススメです。大大オススメ!ほんと~におもしろいから!







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コメント

ほほゥ

時々、誰かと人生をチェンジしたくなりますが、この映画をみるとそういう気分がエスカレートするんでしょうか?
オススメと言われると気になります。
日本の作品ですよね?

 恋ねえ、いいねえ。私もしたいものです。
 私もポチしておりますだ。

コメントの編集

Re: ほほゥ


 コリン星人さん

 コメントありがとうございます。

 いえ、チェンジは、そういう意味ではないのでございますひょ。
 う~ん、言いたい、けれど、言ってしまっては・・・つらい・・・
 
 ぜひ見てください。そして、チェンジを語りあいたい~
 今ならTUTAYAで目立つところに陳列してあるはず。
 ええ、日本の映画です。
 
 何とも言えない名作、いや、迷作?
 

Re: タイトルなし


 ひねくれくうみんさん

 コメントありがとうございます。

 恋、くうみんさんの場合、恋されてしまってるのでは?
 周りをきょろきょろ見てみてください。

 ポチ、ありがとうございます。
 「きたあかり」はたいしたこと書いてないので、いいのかしらあ。
 でも嬉しいです。

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Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

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