映画「テルマエ・ロマエ」
2014年10月02日
濃いのである。出演者の方々が。

主演、阿部寛さん、ハドリアヌス帝に市村正親さん、
それから、カタカナだから役名忘れたけど、ローマ人役で、
宍戸開さん、北村一輝さん。
おおお、濃い。
と、ほのぼの思っていると、冒頭は、阿部寛さんが、ローマ人の恰好をして
ローマ市内を歩いている場面ではないか!
おおお、濃い。
もう、それだけで、あまりの適正感に、ほろほろと笑ってしまうのである。
滅茶苦茶、役柄にあってるわ。ははは。
おおお、濃い。
濃いなあ。あはは。
これはもう、演劇の原点かと思われるのである。
八兵衛は、いつもうっかりしているなあ、ははは。←水戸黄門
右京さんは、いつも細かいことが気になってるなあ。←テレビドラマ「相棒」
団十郎に睨まれると、風邪ひかないなあ。←歌舞伎観戦、あ、間違った観劇か?
ま、キャラが、秀でていて秀逸至極ということですか。恐悦至極?あれ?
ま、もう、これで、この映画はOKである。一挙了解である。
1シーンでも1セリフでも、カメラワークでも衣装でも、
役者の顔でも、何か良ければ良い映画なのである。
(個人の意見です)
古代ローマのお風呂つくり職人が現代日本にタイムスリップして、
その卓越した技術に驚愕し、またタイムスリップしてローマにもどり・・・
というこの映画、
技術に驚く阿部寛さん演じる主人公の、いちいちのセリフまわしがまた、
楽しい。
そこなのである。
阿部寛さん自身が、楽しそうなのである。
「おおお、平たい顔族よ!」
としゃべる彼が、もう、役者やってて良かったぴょ~んという
楽しさ嬉しさがにじみ出ているかんじなのである。
生き生きしている声なのである。
いいなあ。
アタシも、古代ローマ人の恰好をして、
「ぬぬぬあんだあ、この、泡のでる浴槽はあ!」
と演技できたら、どんなに楽しいだろう。
風呂の泡に巻き込まれ、あ~れ~と言いながら、
タイムスリップして、上戸彩ちゃんに出会ったらどんなに嬉しいだろう。
いいな。
仕方がないから、娘に言ってみる。
「おお、平たい顔族よ。朝だよ、起きたまえ!」
と、こんな映画もとっても楽しいのである。
ああ、Ⅱも観なくちゃっ!
PS 竹内力さんは、できればローマ人の方が良かったような・・・
↓ 読んでくださった方、本当にありがとうございます。
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コメント
レインボウさん、こんばんは~。
>1シーンでも1セリフでも、カメラワークで>も衣装でも、
>役者の顔でも、何か良ければ良い映画なので>ある。
同感です!
阿部寛はもうかっこいいのに・・・。
そこが好きなところです。
弁当の値段は500円、いい勘をしていたであろう。
初めは「イケメン」で売っていた阿部寛には、こんなお笑い入っていたとは。
泡の出る風呂に皇帝が入っているとき、浴槽の下では奴隷がいっしょけんめ息を管で送っているシーン、笑いました。
Re: タイトルなし
ちょい若おやじさん
コメントありがとうございます。
同感していただいて恐縮です!
で、阿部寛さん、かっこいいですかね????
そうですかね???
いや、まあ、そうと考えることが可能ではないとは言いませんが、
そうですか。かっこいいですか。
う~~~ん。眠れない・・・
Re: タイトルなし
ひねくれくうみんさん
コメントありがとうございます。
> 弁当の値段は500円、いい勘をしていたであろう。
さすがは、くうみん師匠!
>
> 初めは「イケメン」で売っていた阿部寛には、こんなお笑い入っていたとは。
>
> 泡の出る風呂に皇帝が入っているとき、浴槽の下では奴隷がいっしょけんめ息を管で送っているシーン、笑いました。
うん、そこ笑った笑った!
つ~か、ほとんど全部笑ってた!
くうみんさん、この映画を教えてくれてありがとう!!