生き物分類: 出来事: きたあかり日記
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2014年10月19日

いつものように、近所の激安スーパー内の魚屋さんでブラブラ買い物をしていたアタシ、

と、そこに、お父さんと幼い娘さんが、手をつないで買い物をしているのを見かけた。

お父さんは金髪のロンゲ、娘さんも髪を長くしてたくさんのリボンを結び、おしゃれである。


「あ、これ、サンマだね」

パパは娘に優しく話しかけた。すると娘さんは、

「パパ!違うよ!これはだよ!」


「魚の中の、サンマっていう魚なんだよ~」

パパはニコニコしながら娘さんに教える。娘さんは、不本意そうである。


「あ、これ、牡蠣だね」

パパは、懲りずにまた娘さんに話しかける。すると娘さんは

「パパ!違うよ!これはだよ!」


「貝の中の、牡蠣っていう貝なんだよ~」

パパは、またまたニコニコしながら娘さんに教える。娘さんは、不本意そうである。


別に、娘さんは間違っていない。

分類の仕方がちょっと大人と違うだけだ。

彼女にとって、魚は、ブリでも鮭でも鯵でも、全部魚。

貝は、牡蠣でも浅利でも蛤でも、全部貝。

人間は、アメリカ人でもイギリス人でもブラジル人でも中国人でも日本人でも、全部人間。

という考えか。


でも、パパは訂正したい。

訂正されて娘さんは不満そうだけれど、だからといって、二人とも喧嘩するでもなく、

日常の中に普通にいて、仲がよさそうだ。

互いに互いを、自分の結論へ無理矢理押し込めようとしていないのである。

結論は先延ばし。というか、結論なし。


そこへ、お母さんが赤ちゃんをオンブしながら買い物カートを押し、やってきた。

金髪パパもリボン娘さんも、何だか嬉しそう。


良い家族だなあ、と、アタシは娘さんの言うところの魚、パパの言うところのサンマを

4本買った。


子どもと言うのは、生き物のひとくくりを、大人とは違う感覚で行うものなのだろうか。

アタシの子供も、3歳ころまでは、

「あたしね、生き物の中では、パンダよりカブトムシより、お父さんが一番好き!

と言っていた。

パンダやカブトムシと同列に比較される夫も、可哀そうな気もしたが、

彼は満足そうだったので、あえて言及しなかった。


ちなみに、当時の子供にとって、母親のアタシが、生き物の仲間と認知されていたか

不明である。








↓ 読んでくださった方、本当にありがとうございます。
   応援していただければ、うれしいです・・・


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コメント

カ、カブトムシ(笑)

人間

こんにちは。

うちの娘が小さい時、イギリスに住んでたんだけど、日本人のことを「人間」それ以外の、見るからに外人という感じの人のことを「イギリス人」と言ってました。

見た目日本人と見分けのつかないアジア人でも、日本語しゃべらないと『イギリス人』。

うーん、この偏狭な捉え方、私の育て方が悪かったか?

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Re: タイトルなし


ジム兄さん

 コメントありがとうございます。

 カブトムシ、子供たちが小さい頃は、毎年飼っていまして、
 子供たちは大好きでして・・・。
 
 笑っていただけてうれしいです。

Re: 人間


 ヂョン・デンバアさん

 コメントありがとうございます。

 イギリスに住んでいたんですね!羨ましい!一度は行ってみたい国です。
 いやいや、娘さんの中では、そうだったんでしょう。
 偏狭じゃないですよ。
 私が住んでも、そう考えるかもしれませんです。

Re: タイトルなし


 鍵コメさん

 コメントありがとうございます。

 ええ、もちろんですとも!
 応援させていただきます!

金髪と聞いて…

金髪のロン毛と聞いて、西洋人しか思い浮かばないあたり、そして、西洋人なのに日本語の魚の分類ができるなんて博識な方だなあとしか想像できない私の想像力のなさ。笑
完全に偏見ですね。

ちなみに私は子どもの頃、父親よりカブトムシのほうが好きだったと思います。

ごめんよ、父さん。
と、ここで謝っても何にもなりませんが。笑

↓ここからはちょっと雑談というか仮定のお話を。軽く聞き流してください。

生物の種なんて、昨今は遺伝学みたいなものが主流になっているようですが、結局はその生物の形状に大きく由来しているようです。
と、最近、古生物学者さんに聞きました。

だとすれば、そのリボン娘がサザエを見た時になんと言うのか?
サザエだって貝。
でもサザエは巻貝類。牡蠣は二枚貝類。
更に言うなら、かたつむりも同じ巻貝類。

子どもが未知のものに出会ったときに、サザエを「パパ、違うよ!これは貝だよ!」と言うのだろうか???
もし、そのリボン娘がサザエに対して「これは貝じゃない!」となった時の「貝」という概念、というかルールが気になります。

「食卓で見る頻度が多い」=「普通」
「二枚貝」=「貝」だったとすれば、
彼女にとって「普通」ではないモノに遭遇した時どのような反応を示すのでしょうか。

これは「貝」だけのお話を超えた、様々な差別などの1つの側面を表しているように感じました。
雑談、失礼しました~。

コメントの編集

Re: 金髪と聞いて…


 ちょい若おやじさん

 コメントありがとうございます。

 そうですか。お父さんよりカブトムシですか。それもアリです。

> ごめんよ、父さん。
> と、ここで謝っても何にもなりませんが。笑

 (笑)
 でも今は、カブトムシよりお父さんがお好きでは?いや、今もカブトムシの方が好きでいらっしゃる??

> 彼女にとって「普通」ではないモノに遭遇した時どのような反応を示すのでしょうか。
> これは「貝」だけのお話を超えた、様々な差別などの1つの側面を表しているように感じました。

 なるほど。反応は興味ありますね。差別と言うか、区別と言うか。
 何をどうルールづけるか、その人の考え方次第?
 スーパーで見かけただけの家族(ちなみに日本人と思われますが、未確認)なので、
 二度と会わないかもしれず、リボン娘にサザエを見せての確認はできません。
 ゴメンナサイ。

> 雑談、失礼しました~。

 いえいえ、様々な差別などの1つの側面と感じた、その詳しい(?)若の思い、興味があります。

思い出すのは

 にんげ~んを兄さんにして~、あ~、み~んな地球の子供~、太陽~の子供~、地球~の子供~…と言う、お目目ぱちくりの元東京都知事様が作ったお歌でござりまする。
 子供にとっては貝は貝。

 レインボウ様は生き物と認知されているかどうか不明?
 地球外生命体ぢゃないかと思われていたりして。

コメントの編集

Re: 思い出すのは


ひねくれくうみんさん

 コメントありがとうございます。

 おおお、くうみんさん、ご無事でしたか!
 よくやった!偉い!羨ましい!

>  地球外生命体ぢゃないかと思われていたりして。

 たぶん、そうだと思う・・・。
 夫と子供たちは顔がそっくりで、アタシだけ全然違う顔。
 この人だけ種類が違いそうだ、と思っているようだ・・・。
 足の指の形と目の白いところの色が似てるのに~。

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