イングリッシュペイジェント: 映画: きたあかり日記
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イングリッシュペイジェント

2014年10月25日

巨匠アンソニー・ミンゲラ監督のアカデミー作品賞受賞作品。

イングリッシュ・ペイジェント


1996年公開作品で、アタシがDVDで観たのは、、

2000年くらいだったと思う。


当時は、美しい映像と役者さんたちの迫力演技に、えらく感激した覚えがあり、

最近、同監督の「こわれゆく世界のなかで」を見直したのをきっかけに、

もう一度、見直してみた。


・・・・・・・・・・・・・・


世界大戦、追撃されたイギリスの飛行機の中から、

記憶を失った男(レイフ・ファインズ)が救助される。

男は重傷で、死にかけているが、

看護婦ハナ(ジュリエット・ビノシェ)が廃墟となっていた修道院(?)で、

懸命に看護する。

やがて男は切れ切れに記憶を取り戻していく。

アフリカで美しい人妻と恋に落ちたことを。

一方、ハナは、出会ったインド人と愛し合うようになる。


そこへ、死にかけている男へ復讐をしようと、親指の無い不気味な男

(ウィレム・デフォー)がやってくる。


・・・・・・・・・・・・・・



アタシは、ウィレム・デフォーが大好きで、彼の髪が

陽の光に照らされてキラキラ輝く場面や、

腕を縛って自分で注射する場面や、

親指をアレされる場面などを見られただけで満足だし、


また、アタシは、ジュリエット・ビノシェも大好きで、彼女が

好きになったインド人男性に誘われての、修道院(?)の壁画を間近に見ながらの

空中遊泳遊びは美しく、昔観た記憶が蘇って、どきどきする。

こんなふうに口説かれたら、素敵だろうなあ。



そして、映像、圧倒的に綺麗だ。


オープニング、砂漠の砂原を、空から映したかと思われる風景は、

その曲線が女性の体の線のようで、エロチックであり、

捕えられたら逃げられない、怪しさと厳しさを感じる。



ただ、



ダメだった。




今回観たら。以前のような、感情移入ができない。



この映画は「不倫映画」とも言われているようだが、それを道徳的にどうこう

言うつもりもないし、逆に「不倫は文化」とも言うつもりもないけれど、

彼と彼女の、恋する情熱が、画面から伝わってこないのが、

どうも、歯切れ悪い。



彼は彼女を愛した、そして、夫がいる彼女は苦悩する。

彼女は、彼に別れを告げるが彼は納得しない。

パーティで暴言を吐いたりして、大人げない行動をする。



子どもかよ。




彼女を好きなら、夫を気にする彼女の事をも理解せよ。

そして、彼女の苦しみをやわらげようと努力せよ。


彼女と密会して、そしてどうしたいのだろう。


建設的に考えようとはしないのだろうか。

ただ、今を楽しめばいいのだろうか。

そしてその楽しみは、刹那的でしかないのだ。

どうしたいわけ?



彼の幼稚な愛をも納得させられるほどの恋の映像があれば、

まあ、いいんだけど、それも無い。


前述の「こわれゆく世界のなかで」も、

ジュード・ロウとジュリエット・ビノシェの恋愛が描かれるが、

それも、どうも、

ジュード、あなた、ただ、遊んでんの?

としか伝わってこなくて、ダメだった。



何を考えているか、わかりませんわ。

それがオトコの人なの?

ただ、自分勝手に愛し、幼児が駄々をこねるような行動しかできないのが

本当の男の愛情かしら???




ちなみに、「テイキング・ライブス」という映画での

アンジェリーナ・ジョリーとイーサン・ホークの肉食系二人の

ラブなシーンが、今までで一番のお気に入りなアタシです。

動物ですね、あなたたちは、というような目をしてお互いに求め合う。

これなら、どんなに動物的幼稚行動も感情移入できるんだけどな~。







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コメント

アフリカなどの雄大なるシチュエーションと
盲目的な愛と死、美しい風景とラブシーン・・・
ストーリーはさておき、どうもアメリカ人は
そんな映画が好きなのかもしれませんね。
昔、「愛と哀しみの果て」という映画もアカデミー賞を
7部門だかとりました。
この映画は、「イングリッシュペイジェント」に
よく似た設定の作品なんですよ。
ですから、すごくおもしろいとう訳でもなくても、
僕の中ではこの手の作品は、すっかり
“アカデミー賞をとりやすいタイプの映画”として、
刷込まれちゃっています。
まあ、偏見かもしれませんが。(汗)

Re: タイトルなし


つかりこさん

 コメントありがとうございます。
 そうですか~アカデミー賞取りやすいのですか~
 「愛と哀しみの果て」観てみようかしら~
 
 アメリカ人の好みのようにはなれないかもしれませんが・・・・。
 

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