100番の靴箱: 出来事: きたあかり日記
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100番の靴箱

2014年12月09日

ジムに行って外靴を脱ぎ、下足入れに入れる時は


100番の番号札の下足入れに入れることにしている。


下足入れは、一足ずつだけ入れられるよう空間が小さく仕切られ、

個々の扉を閉めれば鍵をかけることができるようになっている。

「1」から順番に番号が付いている。


なぜ、アタシは100番かというと、

ずっと前、学生時代に「100」が口癖の友人がいて、

「100」というと彼女を思い出し、嬉しいから。


「このアイスクリーム、100個食べたい!すっごくおいしい」とか

「あの先生には腹が立つ!100回ビンタしたい」とか

「誕生日プレゼントありがとう。100回お礼言いたい」とか

とにかく「100」を連発していた彼女は可愛らしく、アタシは彼女が大好きで、

100番の下足入れに外靴を入れられたら、彼女にちなんで、

今日は調子よく走れる日、なんてアタシは勝手に決めている。



100番は奥の方にあり、不便だから、いつも、ほとんど空いてたのだが、

でも、それがなぜか、最近、他の人が使っていることが多くなった。


ま、仕方がないや、他に入れよう、と、何回も連続で思っていると、

ついつい、その下足入れの半透明の扉から中の靴を覗いてしまって、

すると100番を占拠しているのは、いつも同じスニーカー!アディダスの黒線!



このスニーカーの主のせいで、アタシは100番に入れられないのね!

男かな?女かな?

半透明の小さな扉じゃあ女用のスニーカーか男用のそれかわかんない!


どんな人なんだろう?興味あるぞ。


でもまさか、待ち伏せするわけにもいかず・・・。

おい、てめ~、その100番はアタシのお気に入りなんだよ!なんつって



と、悔しいような気もするけれど、何となく、

アタシと同じように、たぶん、「100」にこだわっていつもそこに靴を入れている人に

親近感がわいて、

「あの~アタシも100番好きなんですよ~あなたもですか~何か理由ありますか?」

とか、話しかけたくなってくるのである。


いつか、誰だかわかることがあるかなあ。

何だか、少し楽しみのような、わくわく感。

100番を譲るのは、ちょっと悔しいけれど、


99番や101番でも前後賞ということにして、


ちょっと当たりってことで

気分よく走ることにしよう。

あ、最近は膝の具合を見ながら走ったり歩いたりだから、無理はしないっす。。。






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コメント

それはひょっとして

恋の予感では?!

いつも同じスニーカーってことは若い男性とみました。いかがでしょうか。

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Re: それはひょっとして


ケフコタカハシさん

 コメントありがとうございます。

> 恋の予感では?!

 えええ!そんな!遠い昔のことすぎて「恋」は忘れてしまいましたあ。

>
> いつも同じスニーカーってことは若い男性とみました。いかがでしょうか。

 調査します、ええ、久しぶりの恋の相手ですもの!!!
 ああ、どきどきする。

ふむふむ・・・・

謎の人物ですな~(^_^;)
やはり100という数字に何やらこだわりがあるのでしょうな。
あかりちゃんも負けずに100を狙ってみてはどうでしょう?
きっと向こうも気になって来るかも(笑)
おいらも今気になる数字あるかと考えたが、全然浮かびませんな(笑)
おいらは1でも狙ってみんべかな(笑)

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Re: ふむふむ・・・・


がちゃぴんさん

 コメントありがとうございます。

 よし!100奪取作戦、がんばりますっ!
 と、こんなことで燃えたりして・・ははは。

 がちゃぴんさんは「1」を狙うのですね!
 全国青菜漬け選手権おいしさ部門1位!ではどうでしょう!~(^_^)
 

そう言えば・・・

そう言えば、私も近所の銭湯に行くときは、いつも「1」の下駄箱に入れるという、番号つながりのこだわり(?)を思い出しました。
なぜなら、その銭湯の下駄箱の「1」の裏には「王」と、そして「3」の裏には「長嶋」と書いてあるのです。
「いかにも」な面白い銭湯なのですが、尊敬する「王さん」ということで毎回「1」に入れています。

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Re: そう言えば・・・


ちょい若おやじさん

 コメントありがとうございます。

 素敵な銭湯ですね。私も行ってみたいです。
 ちょい若おやじさんは、「王」さんを尊敬しているのですね!
 「世界の王」ですからね~!
 女湯の「1」の裏な何かしら・・・・やっぱり「王」ですかね。
 「世界の王」ですからね~!

 高校時代、先輩が王さんにファンレターを出したら、返事がかえってきたという
 大事件がありました。
 先輩は自分の足が不自由であることを手紙に書いたそうなんですが、
 返事は、そんな先輩を励まし勇気づける内容で、先輩の家の家宝となりました。
 お願いしても「門外不出」と言われ、見せてもらえませんでした。
 

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Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

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