映画「ラスト・コーション」
2015年03月01日
黄色い肌がこんなに美しいとは・・・知らなかった。なんてきれいなんだろう。うっとり

黒い毛も、同じくとっても綺麗に思えた。
ネットでいろいろ見たら、ラブなシーンが有名みたいだ。
納得。

映画「ラスト・コーション」。
第二次大戦中の香港と上海、
日本軍の圧倒的な勢いでほとんど日本の占領下となっていた時代に、
日本人の犬となって働く政府高官と
彼を暗殺しようとする抗日組織の女スパイの恋の物語。
女スパイは組織上部の指示通り政府高官を誘惑し、暗殺の時機ををうかがう。
しかし・・・・・。次第に二人は・・・。

政府高官イーを演じるのはトニー・レオン。
今の日本人ではタモリさんにしか許られないかと思われるような
髪型が良く似合っている。

無表情の抑えた演技が、とてもかっこいい。
力強くも、時折見せるほんの少しの感情の揺れが切ない。
女スパイ、マイ夫人を演じるのはタン・ウェイ。
サザエさんを実写化したらこうだろうと思われるような
セットしましたよ~という髪型が美しい。

彼女の視線、非常に強いのだけれど、
彼女の思いがどこに強いのか、揺れているのか揺れていないのか、
微妙なのである。
笑顔、泣き顔、それって、嘘?本当?
彼女自身もきっと、わかっていない。
でも、物語が進むにつれ、だんだんにわかっていく。
思いが強くなるから。彼女も観客も。
彼と彼女の恋愛は、悲劇的な結末を迎える。
彼女の最後の決断と、彼の最後の決断は、真逆なんだけれど、
二人の思いはきっと同じなんだとアタシは思う。
立場上の決断をした彼は、彼女への思いを、ずっと苦くかみしめるだろう。
対して、思いを吐きだし、彼を逃がした彼女は死を迎えるけれど、
本望だろうと思う。
彼女の最後のセリフに、150分のこの映画すべてが集約され向かっていく。
切なくって、女心に泣ける映画だった。女スパイの気持ちがわかるのよ~。
この映画を観て、男性はどう思うのか、とても興味がアル。
↓ 読んでくださった方、本当にありがとうございます。
応援していただければ、うれしいです・・・

コメント
昔、スパイになりたかった。。。
Re: タイトルなし
エルさん
コメントありがとうございます。
エルさんなら、今からでもきっと大丈夫です。
この映画いいよね〜〜〜!
タン・ウェイが田舎娘からどんどん綺麗になっていくのがすごい。
いつも紳士的な役柄が多いトニー・レイン様の乱暴な男ぶりがキャ〜ッ(≧∇≦*)
私もブログに記事書いたんだ〜(2014.9.10)
あかりちゃん、もし時間があったら読んでみてちょ☆
Re: タイトルなし
さとちんさん
コメントありがとうございます。
きゃ~さとちんさんも、コレ好きですか~何だかうれし~
ええ、もちろんブログ記事読ませてもらいますよ~
恋愛の終焉の男の態度と女の態度が・・・せつない・・・
危険だと知りながらのめりこんでいく男と、
命を狙う相手だとわかっていながら好きになっちゃう女。
きゃ~~~~。
おもしろそうだね。
私は堅物だけれど、それは自分に自信がないからだね。
私なんか誰も見てくれない。そう思うと、今の家庭を大事にしなくちゃ…てか、他に行き場がないもの。
いいな~、禁断の恋。美人スパイでなくてもいいから、してみたい。
Re: タイトルなし
ひねくれくうみんさん
コメントありがとうございます。
いや、あなたはモテる女性だとアタシは確信します。
アタシは「心は男」とよく言われていましたが、そのアタシが言うんだから間違いありません。
禁断の恋はですね、おじさんが可哀そうなので、オススメはできませんが、
もし、くうみんさんがどうしてもと言うなら応援します。
きっと、おじさんも認めてくれるはず。悲しいけれど・・・。おじさんガンバレ。
そしてその時、くうみんさんの心は・・・・
あ、何だか小説家になった気分になってきた。
アタシを止めてください。