映画「キートンの探偵学入門」「月世界旅行」
2015年09月29日
こないだ、映画祭で観てきた映画です。
二本とも16mmフィルム無声映画です。
「キートンの探偵学入門」
YouTubeにあったから、ちょっと長いけど載せちゃうわよ。
アタシは16mmフィルム無声映画を観るのは初めてで、
観る前は、どんだけアナログな世界なんだろう。
手作り感がいいのかな、なんて、思っていましたが、
全然違ってました。

テンポといい、撮影っていうのかな、映し方といい、ギャグのセンスと言い、
多分、手書きで書かれているであろう背景と、俳優の動きとの融合といい、
すんごい完成度高い感じです。
今観て、斬新な新しい世界と思います。
最近の映画に似たシーンを見つけられるのは、影響が大きいってことかな。
バスター・キートン、喜怒哀楽を一切顔に出さない、世界の三大喜劇王の一人。
アクションも最高で、天才だわよ。
器用なんだろな~。
「月世界旅行」
これもYouTubeにあった。
1902年の映画よ!いったい何年前~?数えられない・・
戦前、というか、大正時代???
解説パンフレットによると、世界初のSF映画だって。

複数のシーンから構成されているの、今は当たり前だけれど、
当時としては画期的だったそうで。
アタシ、今観ても、ドキドキしちゃいました。

と、上記の二本、16mmフィルムを映写技師さん が来て映してくださってて、
アタシは知らないけれど、何だか有名な人らしく、観客に大歓声をもらってました。
照れながら大きく手を振る映写技師さんの嬉しそうな顔よ。
なぜか心があったかくなりました。

映写技師さんの、その仕事ぶりをカメラで撮影している人がたくさんいましたよ。
映写技師さんは映画を映し、その様子を別のカメラで某人が映してて、何だか変な感じ。
と、アタシもスマホでちょっと。

仕事をしてて、知らない大勢の人から、拍手大喝采を浴びることなんて、
稀有なことに思います。
85歳でまだなお、現役活躍中の映写技師さんが、羨ましいなぁ。
カタカタという、フィルム映写機の音とともに、しんみりしちゃいました。

↓ 読んでくださった方、本当にありがとうございます。


コメント
こんにちは~~~!!
「 月世界旅行 」めっさ懐かしい映画ですね~
生を見れたのは 奇跡に近いですよ!!
月世界を見たなら 邦題名「 ヒューゴの不思議な発明 」
これを見ると もっと良いかも です!!
これ 月世界旅行の映画に絡む映画なんですよ
機会があれば 是非お勧めですよ~~
とりあえず「月世界旅行」観ました!
ひゃあ〜、あの人たち大砲で月へ向かったんだ!
月に顔があるし〜(笑)奇想天外☆
最後、どうやってハッピーリターンしたのかが今ひとつわかんなかったんだけど
ま、楽しいから、細かいことはいっか♪
すごいね〜、こんな古いのが残っているなんて。
Re: タイトルなし
旅人の郷さん
そうなのね~奇跡に近いのね~
ちなみに二本で500円だったのよ~笑
ちなみにバイオリンとピアノの生演奏付きよ~笑
楽しかったです。
オススメの『ヒューゴの不思議な発明』
観るべき映画リストに入れておきます。チェック☆
情報ありがとうございます。
3D?
実は見た事ありません。おほほほ。
Re: タイトルなし
さとちん
はい。ラストがいまひとつよくわかんないって
会場のあちこちで声があがってましたが、
みんな
「ま、いっか」
と言っていました。みんなをそう思わせる奇妙な味が・・。
ギャグっぽいというか。
大真面目と言うか。
どっちかわかんないというか。
> すごいね〜、こんな古いのが残っているなんて。
うん、あたしもそう思ったよ。
そして、ふる~いのに、刺激的でした☆