絵本「わたしが母さんなら」「ぼくが父さんなら」「おとうさん」: 絵本: きたあかり日記
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絵本「わたしが母さんなら」「ぼくが父さんなら」「おとうさん」

2015年10月21日

絵本「わたしが母さんなら」

シャーロット・ゾロトウ文/ヒラリー・ナイト絵

わたしが母さんなら2_


主人公の女の子は、お母さんの膝に座りながら、言います。

お母さんがこうだったらいいのになあ。アタシはこうしたいなあって。


「あたしが母さんなら

 (子供が)パーティドレスで学校に行っていいことにするわ。

 母さんのことを誰に話しても、おこらない。

 月を見たいならうちへ帰るのが遅くなってもいいし、

 日の出を見たいなら暗いうちから起きて、待ってもいい。

 母さんみたいに

 子供の時のしつけが大事なの。大人になればわかります

 なんて言わない!」 

お母さんは、ぷっと吹きだして言います。

「それは私のお母さんの口癖だったわ

 わたしもそう言われながら大きくなったのよ」

 お母さんは主人公の女の子を高い高いして、

 二人は笑って、物語はおしまい。


絵本「ぼくが父さんなら」

シャーロット・ゾロトウ文/ヒラリー・ナイト絵

ぼくが父さんなら2_


主人公の男の子は、友達と遊びたいのに、今日はピアノのレッスンがあります。

ああ、ぼくが父さんならなあ。こうするのに。

男の子は思います。


「ピアノのレッスンは無し。

 寒い日に耳あてをしろなんて野暮なことは言わない。

 床屋なんて無駄。髪はぼさぼさでいい。

 パーティに出るのも自由。食べるのも自由。

 ぼくが父さんなら自分の息子は自由にさせるぞ」

でも男の子は大急ぎで家に帰ります。

なぜって?ピアノのレッスンがあるから。

「先生、遅れてごめんなさい」

男の子は先生に謝って、物語はおしまい。



絵本「おとうさん」

シャーロット・ゾロトウ文/ベン・シェクター絵

絵本おとうさん_


主人公の男の子のお父さんは戦争で亡くなりました。

男の子はお父さんはきっとこんなんだろうと思い、お母さんに言います。

「父さんは、僕の友達のことを名前でよんでくれる。

 それだけじゃなくて、カレーパンが好きだとか、犬の名前はパンジーだとか

 知っている。

 ぼくの好き嫌いを大事にしてくれる。 ぼくは、緑のシャツが嫌い。

 仕事のことを話してくれる。毎日が冒険さ。 ぼくは友達に父さんの自慢をする。

 こどもがすることには訳があると言って、 訳を聞いてくれる。

 父さんが生きていたら、どんなにうれしいだろう」

お母さんがぼくを抱いて言います

「父さんは今ここにいるわ

 あなたは、今話してくれたとおりの父さんになれるわ」

男の子は決心します

「とうさんのぶんも立派に生きる」。



最後の絵本は、お父さんが悲しくも戦争で亡くなっているという設定だけれども、

この3つの絵本に共通しているのは、

子どもの「こうだったらいいのに」という想像が、

物語の大部分を占めているということです。

十分に想像したあと、子供たちは現実の世界に戻っていきます。

空想が子供の現実を慰め、自然に次の現実行動を決定しています。


想像力が子どもの辛さを軽くしているように思えます。

たとえかなわなくても、想像することだけで、生きる力になることを思いました。


子どもだけじゃなくて、大人も、

現実に疲れすぎて想像力も働かすことが出来ない!なんていう、

寂しいことが、ありませんように。


この絵本は、読み聞かせには向きません。

どうしてかと言うと・・・

ちっちゃいのです!   大きさが・・・何センチだろ・・・18センチ四方くらい??   

後ろの方の子どもに、絵が見えない!   


でも、アタシ、この絵本たちが大好きで、ブログに書いてみました。




↓   読んでくださった方、本当にありがとうございます。

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コメント

あかりちゃん、こんばんは~。
色々思い出しました。

それこそ、自分の父親について自分だったら「こうするなあ」「これはやらないなあ」とよーーーく考えてました。笑

で、最近つくづく思うのですよ。
自分がそんな父親そっくりになっているということを。
それはもう内面に止まらず、外見に至るまで。
正直、風呂場でシャンプーしたあとふっと鏡を見た時に、「お父さん!」と思ったことありますもん。笑
結婚したらもうそうなってしまいそうで・・・
ただ、これだけはしたくない、というのは避けたいですけどね~。
きっと意識しない部分はかなりクリソツなんだと思います。

煮卵について・・・

あれはですね、チャーシューを作ったときに残った煮汁を使います。
チャーシューについては、以前、あかりちゃんに紹介した作り方と少し違うのですが、煮汁を限界まで煮詰めるのではなくて、最初に落としぶたをして、煮汁を残す方法verです。
こちらだと、煮豚にかなり近いのだと思いますが、より柔らかい出来になると思います。

半熟卵をあらかじめ作っておいて、殻をむいて、卵と煮汁をジップロックにいれて真空にして冷蔵庫に1日くらい入れておけばできちゃいます。
ジップロックで真空に近い状態にすれば、煮汁も少なくて済むので、作りやすいと思います。
真空といっても、自分でストローで吸い込んで作り出す真空ですが。

コメントの編集

甘々・・・・

なんとなくほんわかする物語ですね
おいらも子供の頃っていうか学生の頃
やりたかったのに出来なかった事が結構あって
自分が親になったら『自由にさせる』って思ってました(^O^)
自分が親になってからやっぱりは甘々なおいらです(笑)

コメントの編集

Re: タイトルなし


 ちょい若おやじさん

 そっか~若はお父さんとそっくりなんですね~
 並んだところを見てみたい。
 お母さんとは似ていないのかな???

 私は、ずっと父親そっくりだったのに、
 年齢と共に、母親に容姿が似てきて、いや~な感じ!

 ちなみに、娘たちは、顔が姑にそっくりです。泣

 煮卵レシピありがとう。やってみるわよん(^_^)v

> 真空といっても、自分でストローで吸い込んで作り出す真空ですが。

 ええ、もちろんそれもやってみるわよん(^_^)v

Re: 甘々・・・・


 がちゃぴんさん

 お~、ほんわかですかぁ。そうですね☆
 ほんわか絵本は、ほ~んと癒されます☆
 
> おいらも子供の頃っていうか学生の頃
> やりたかったのに出来なかった事が結構あって

 そうなんですね・・・なんてなんて、気の毒な。
 アタシと一緒だわよ。気持ちがよくわかります!

 がちゃぴんさんは以前、コメントでアタシと考え方が似ているって
 言ってくださったことがありましたよね。
 そんなところから、来ているんですかね・・・

> 自分が親になったら『自由にさせる』って思ってました(^O^)
> 自分が親になってからやっぱりは甘々なおいらです(笑)

 そこも同じで、娘には自由に生きさせてあげたいのです。
 「どうしたいのか、自分で決めなさい」と、いつも言っています。
 がちゃぴんさんのお子さんたちは、甘々なお父さんの背中を見ているから
 良い子に育つと思います~(^_^)v

 長いコメ返ですみません。

ゾロトウって家族をテーマにした作品が多いのかしら?
あかりちゃんが紹介してくれた絵本は知らないのですが
『ねえさんといもうと』を持っていました。
なつかしいな〜。

Re: タイトルなし


さとちん

 アタシ、ゾロトウって、この三作品しか知らないの。

 > 『ねえさんといもうと』を持っていました

 なになに、と、今日、市民図書館で探そうと思ったら、、、
 休館日だった!残念!
 今度探してみます。ありがとう。

 

 

子ども達はもっと、私(父親)の話を聞きたいのかな。
そういえば、私は自分自身の話を子どもたちにほとんどしてないな・・・
もっともっと私のことを知りたいのかもしれない。
私自身は父親と本音で語り合ったことがない気がする。(母親とも)
そんな類のコミュニケーションはなかったな。
私はそんな家庭を子ども達に引き継いでしまおうとしているのかもしれません。
そんなことを考えました。

Re: タイトルなし


つばめとそらさん

 どうなんでしょう??
 いろいろな家族の在り方があってOKだと思うので・・・
 
 つばめとそらさんの、思うように、好きなように、で、
 良いのでは???

 私も、高校生の娘二人の母なのですが、
 よくわかってないのでした。すみません。

 思えば、上の娘は幼いころからお喋りさんでしたが、
 下の娘は寡黙でした。
 心配したけれど、今は上の娘以上に喋るようになって、、、
 なんだったんだろう。

 今は、娘が、学校であったことや友達とのことなどを話してきた際、
 親の自分はこう思う、と言います。

 それが自分(母親)の個性を話しているってことかなあ。(^_^)v

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