映画「殿、利息でござる」: 映画: きたあかり日記
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映画「殿、利息でござる」

2016年05月10日

アタシは混んでいる映画館が嫌いです。


映画好きに悪い人はいないと信じたいですよ。

アタシ以外の観客は、

アタシとこれから感動の共有をする素晴らしき仲間だと思いたいですよ。


でもね、なのですがね、観客がたくさんいると、


中には、くしゃみが止まらない気の毒な人がいたり、

自宅から持ち込んだと思われる煎餅を大きな音をたて食べる人がいたり、

バックの中のビニール袋をカシャカシャ10分以上いじっている人がいたり

するもんで、

映画に集中できないのでございます。


もぉ!迷惑だわよ。


ま、今日は平日の日中。あんまり混まないだろうと思って映画館に行ったのですが、


激混み。  おお!


その映画館は、いつも空いていて、こんなんで営業が成り立つのかと

こちらが心配になるくらいなのにさ~。

立ち見が出る勢いだったじゃないのさ~。


ったくもぉ!  でも逆に、


わくわくしちゃったわよ。   わ~い☆ 


どんだけ面白いんだ、この映画。と思ったわけで。 


と、前置きが長くなりましたが、観た映画はこちら。


「殿、利息でござる」

殿


江戸時代中期の仙台藩吉岡宿。

そこは藩から課せられた労役義務の負担で生活は困窮していた。

夜逃げする家も多く出るようになるほどに。

このままではいけない。

そこで考えた。

皆でお金を集めそれを藩に貸し付け、利息をもらって

労役義務の負担を軽減しよう!

さて、そんな、藩に貸しつけようとまでの大金、集まるのかぁ!


殿2

銭を頭にくっつけた安部サダヲさんという、コミカルなポスターを見て、

客は、笑うぞ笑うぞという気持で来てた感じがしたのですが、

実際はあまり笑うシーンはありませんでした。


安部サダヲさん演じる十三郎は、とても真面目な性格の役柄なんですね~。

全体的にお話もシンミリしてるしね。  なんだか肩すかし。

  ま、アタシだけが思ったのかもしれないけどね。



そして、方言が全く聞かれなかったのも残念。そこは江戸じゃないっつ~の。

ほんの少しでも方言があれば地方色が出たんじゃないかなあ。

旦那衆が喧嘩するシーン。方言で聞きたかったわよ。


ほっだなごと言ったべし、ジェニッコあづまんないがったら、

しょうもねぇべなぁ。どげぇする?


ああ、聞きたかった。


  ま、アタシだけが思ったかもしれないけどね。



救いは、妻夫木聡さん演じる浅野屋甚内。

お話中、いつも静かに笑っているんですよ。

笑いながら、悲しみも喜びもきちんと表現されている。

「悪人」の時もすごいと思ったけど、ひきつけられました。素晴らしい役者さん。

もう一度「天地人」見ようかと思うくらいでした。  愛の兜は永遠だわよ。。。



そして、救いは、もう一つあった!

もちろん、殿でしょう。

伊達重村役、羽生結弦様ですわよ。

いやあ、才能のある人と言うのは、何をやっても出来ちゃうんですかね。

スケートだけじゃないんですね。

威厳のある藩主をとても自然に演じられて感激しましたわよ。

とても綺麗でした。   ジャンプして回転はしなかったけどさ~。

世界にはばたきながらも、地域に目を向けた活動を忘れない

日頃からの姿勢に感服してましたが、これからはもっとファンになりますぅ☆

殿3


映画が始まってからず~~~っと、今か今か、結弦さまよ、早くスクリーンに出てきてぇと

待っていたアタシ。

お出ましになったら嬉しくて、思わず


「よ!待ってました!」


と、大声でつい、言い、、、、

、、、、、、、、、、、、、、、、、

、、、、、、、、、、、、、、、、、


そうになってしまいましたわよ。


我慢しました。こらえました。耐えました。


一番迷惑な客が自分になってしまうじゃないですか。


仙台弁で

「だ~か~ら~」

と言われちゃうわよん。    掛け声は青葉祭りの時だけにしよう。おほほほ。







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コメント

ウチの田舎のほうでは・・・

すったらこと言っても、ジェンコ集まんないば、
しょうがねぇべや、どっする?

ってな感じでしょうか。
最近はだんだん訛りがなくなってきているみたいですが。

ぐぁは〜(昌幸パパ風)

こんにちは。
おおっ!先行上映されてるんですね。
私も気になってるんですけど、この作品。
なんでいつも映画のスケジュールと私のスケジュールが合わないんだろ。
私も結弦様を大きなスクリーンで観たいです〜。

コメントの編集

Re: タイトルなし


 つかりこさん

 つかりこさんの田舎のほうでは
 あまり訛りがなくなってきたのですね~
 寂しい気が・・・(-_-)

 アタシの実家の方はバリバリ訛っています。
 それが当たり前というか。
 お国訛りを聞くとあたたかい気持ちになります。

 ほっだなごどしゃべらねぇで、こっちゃあがってけろ。
 ないんだてないんだて、
 ほんてん、今日はあづくてわがらね。

 (そんなことを言わないで、こちらに来てください。
  なんということでしょうか
  本当に、今日は暑くて仕方がないですね)

 と、ここで思い出したぞ!おおお!

 父方の方では、町内でだけ通じる訛りが昔あった!
 〇×町ことば、と言って!
 もうすたれて、誰もしゃべってない・・・悲しい。
 っつ~か、自分も忘れている・・泣

Re: ぐぁは〜(昌幸パパ風)


 ケフコタカハシさん

 結弦さまを大きなスクリーンで観る。
 それはとても素敵ですが、
 他の点では、DVD等で自宅鑑賞で十分かと・・・・
 失礼いたしましたぁ。

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Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

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