朗読へ
2016年06月28日
コメントで私の朗読を誉めてくださった方、ありがとうございます。たいへんたいへん感謝しています。
来月から先生のレッスンを受けはじめるのに際し、
気持ちの勢いがつきました。
やるぞ~なんちって。

以前から、趣味で絵本の読み聞かせ活動はしていたのですが、
そこから朗読へ導かれたのは、偶然の出来事が重なったからで、
不思議なご縁を感じます。
このご縁の不思議さを書きたいので書いてみます。
誰も興味持たないかなあとも思いますが、、、まあ、
読んでもいいかなあと思う方は読んでください。
自分の朗読をアップするのも、なんだか、自己満足おばちゃんの
アホな我儘のようで、躊躇したのですが、
町内会の集まりで、誰も頼んでないのに、
何故か趣味の踊りを披露してしまう老婦人みたいな感じか・・・
そこへの道筋ってのも、どうだろ??ま、いいか。
人生、この微妙な勘違いが醍醐味なのだわよ。
スルーしていただいても・・















ある日、自分が活動している、絵本読み聞かせグループの広報誌を読んでいたら、
仲間の一人が、「小学校を卒業する君へオススメの本」として
ミヒャエル・エンデ作「はてしない物語」を紹介していました。
こんな文章でした。
空想することの大切さ、そして感情を持つことの素晴らしさを教えてくれる、
とても素敵な本です。
私は、
感情を持つことは素晴らしいのか!と絶句しました。
感情とは楽しいことだけではありません。悲しい悔しい寂しい、いろいろな感情があります。
それらすべてをひっくるめて、素晴らしいのか、それはどういうことなのか、
私は、さっそく市民図書館で「はてしない物語」を借りて、読んでみました。
何かでもちょっとでも心に留まれば、なるべくその本を読むようにしているアタシです。
ただし、図書館で借りられる本ね。お金がかかるし~笑
これがまたですね、奇想天外な本の中の世界
(この物語は本の世界に入り込んで冒険する少年の物語です)
が、縦横無尽の言葉づかいで描かれ
私はすっかり夢中になってしまったわけです。
あんまり描写が凄いので、つい、声に出して読んでしまいました。
例えばこんな文章です。
炎のように赤い砂丘の頂に、巨大なライオンが立っていた。太陽を真後ろに受けて、
顔をとりまくふさふさとしたたてがみは燃える炎の冠に見えた。
そのたてがみも全身の毛も、ふつうのライオンのように黄色ではなく、
立っている足元の砂と同じ炎の色だった。
こんなのもあります。
わしらは年よりじゃ。年より年よりも、もうたっぷり生きた。
たっぷり見てきた。たっぷり知ってしもうたわい。
こうなりゃ大事なことなど何もない。何もかも永遠にくりかえされるのじゃ。
昼と夜。夏と冬。世界は虚無で無意味なのじゃ。
何もかも環になってぐるぐるめぐっておる。
生じたものは消え失せ、生まれたものも死なねばならむ。
善と悪、愚と賢、美と醜、すべてはたがいに帳消ししあっている。
むなしいのじゃ。すべては。ほんとうのものは一つもない。大事なことは一つもない。
素敵でしょ。素敵ですか?素敵かもね。
さあ、声に出して読んでみてください!
何日かかけて、
アタシは黙読しては音読し、また黙読して音読、音読に音読しました。
なが~いお話を読み終えるころには、すっかり朗読に夢中になっていました。
長かった。917グラムもあるのよ!

あ、重さじゃないか、ページ数だわよ!これ最終ページ。589ページ。

そして、
こうやって、一人で読んでいるのもいいけれど、
誰かに聞いてもらえないかと思いました。
絵本の読み聞かせで、子供たちの反応に大きな喜びを常に受けていることが
私をそんな気持ちに持って行ったんだと思います。
そんな時、市報に、朗読ボランティア募集の広告をみつけました。
なんでも、目の不自由な方の要望にこたえて、小説でも新聞でも市の広報誌でも、
声に出して読んでさしあげるというボランティアだそうです。
これは良い!と思いました。
朗読が、自分の楽しみだけではなく、誰かの役に立つことにつながるなんて!
でも、よ~く広告を読んでみると、応募できるのは
朗読の経験がある人
だけでした。
私は、幼いころ児童劇団にいたことがあります(小3から小6まで活動)。
(ただしヘタクソでその他大勢の役しかもらったことなし。笑)。
10代のころは演劇とかその他を少しだけ素人集団でやってたことがあるのですが、
もう何十年も前のこと。がっかりです。
考えてみれば、目の不自由な方からすれば、ヘタクソな朗読で聞かされたら
かなり迷惑でしょう。そりゃあそうだわよ。シュン・・・

ところがですね、ここで終わりじゃあなかったのです。
先日、絵本読み聞かせ勉強会に行ったとき、たまたま隣の席になった人が、
「アタシ、朗読を習っているんだけれど、なかなか難しいのよね~」
なんて言ってるじゃないか!
なんと、朗読とは、レッスンを受けられるのか!
こんな田舎町で、そんなんあるのか!
ちゃんとプロのレッスンを受けて、ある程度上達すれば
朗読ボランティアになれる道が開けるかもしれないぞ!
長くなったので、明日につづくことにします。
あかり花壇に、花が増えてきましたよ~

いや、勝手ににょきにょき増えたんじゃなくて、ホームセンターで苗を買ったのです。失礼。
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コメント
ボランティア・・・・
朗読ボランティア、きっとあかりちゃんにピッタリだと思うよo(^▽^)o
新しいことにチャレンジするっていいよねヽ(´▽`)/
レッスン是非頑張ってくださいね~(´∀`)
花壇、花が揃って綺麗ですね
赤いバラがポイントですかね(笑)
そうか〜、そういう経緯があったのね。
自分の興味があることのアンテナを高く掲げていると
そこへ不思議と知りたい欲しい情報が
ピピピッとひっかかってくると日頃から信じています。
あかりちゃんも絵本の読み聞かせを大事にしてきたから
「朗読ボランティア募集」の広告も目に飛び込んできたし、
朗読を習っている人も隣りに座ってくれたのよ。
これはちっとも偶然じゃないと思うよ。
あかりちゃんが手に入れたいと望んで得たことなのよ!
あかりちゃんの素晴らしい才能を伸ばして、誰かの役に立てたら素敵♡
レッスン楽しみね♪ がんば!
そして、次回の朗読アップも楽しみよ〜ん♪
あかり花壇カワイイ☆
良いですねぇ
成功する人としない人の違いは?と言うとチャンスを物にするか、どうかって捉えがちだけどnoxは成功する人は失敗する人よりも何倍ものチャンスを拾い集めてきているんだと思う。実際には自分が気づいていないだけでチャンスは溢れている、ソコに手を伸ばして、もぎ取ってチャレンジして失敗を繰り返しながら成功を手に入れて行くんじゃないかな?
だからnoxは貪欲なんですw
老人の言葉は少し考えた事が有る。全ての物には対なる物がある。だからこそ永遠なんて無いってnoxは考えたけどね
素晴らしい
ボランティアをするのは、前々からすごく尊敬してましたけど、朗読のボランティアをするために自らレッスンを受けるとは、頭が下がります。
私も、ボランティアには興味ありますが、今は、それどころでないし、何ていうか、んー。
私の場合は、今は、お金になるためにならレッスンとか行くかも知れないけど、ボランティアの為のレッスンは行けないなー。そう思って、凄くきたあかりさんって、素晴らしい人だと思いました。頑張ってね。
花壇も素敵!!
Re: ボランティア・・・・
がちゃぴんさん
は~い☆
頑張ります☆
実際にボランティアが出来るようになるまでは、
きっと長い道のりでしょうが、、、
楽しみながらボチボチやらせてもらいますよんo(*^ー゚)
> 花壇、花が揃って綺麗ですね
> 赤いバラがポイントですかね(笑)
花壇はこれからどんだけ株がおっきくなるかが勝負!な~んてね。
ちなみに、赤い薔薇は特別なので、
鉢に植え、ダイニングから眺められるところに
置いてますのよん。
Re: タイトルなし
さとちん
そっか、なるほど~☆
偶然じゃなかったのか!お~!
とすると、運命的なものを感じるわ。
ますます張り切っっちゃいますよ。
レッスンはホント楽しみです。
上達しますように☆
> そして、次回の朗読アップも楽しみよ〜ん♪
ありがと~そう言ってもらえるとありがたいです。
夏に向けて怪談でも・・・ふふふ・・・
>
> あかり花壇カワイイ☆
こちらもありがと~。
千日紅やアメリカンブルーはバンバンおっきくなってきてるんだけど、
ランタナが何だか元気なし・・・
長い目で見ます・・・
Re: タイトルなし
noxさん
チャンスは溢れている!良い言葉をいただきました☆
失敗を繰り返しながら成功を手に入れる!これも良い考え方だわよ☆
素敵です☆
> 老人の言葉は少し考えた事が有る。全ての物には対なる物がある。だからこそ永遠なんて無いってnoxは考えたけどね
これは登場する亀のお化け、モーラの言葉なのですが、
丁寧に読んでくださりありがとうございます。
なかなか深いですよね。
ストーリー上、この言葉を投げかけられた少年は、ひるむことなく、
前進していくのですけど。
ああ、また音読したくなってきた!
ありがと~☆
Re: 素晴らしい
わいわいにゃんこさん
そ、そんな尊敬されるほどのことはないのです。
たいした量の活動はしていないし、
なにせ、自分が楽しくてやってるので・・・
体の具合があれで、今のところ働けないアタシは、
社会に貢献できる、ほんの少しの活動がそれなのです。
ちなみに、レッスン代は「ネギリ」ました!
初対面の俳優さんに対して!おほほほほ。
あたしって、おばさんだなあ。笑
花壇は、株が大きく育ってくれるよう、毎日
脅しをかけ、、、うそうそ、話しかけています☆