映画「怒り」
2016年10月11日
映画「怒り」を観てきました。
残忍な殺人事件の犯人が、整形手術で顔を変え、逃亡していると
テレビで大々的に報道しています。
整形前、整形後の予想写真がテレビに映ります。
最近知り合った、素性のわからない彼に似ている気がする・・。。
自分の大切な人、愛する人になったのに。
この人は、もしかして、殺人犯なの?
千葉、沖縄、東京、それぞれの地でそれぞれの登場人物が
自分の大事な人へのそんな思いに戸惑います。そして、、、事件が、、。
と、アタシは随分前に原作を読んで、誰が犯人なのかわかっていたからか、
ここはそう描かないでほしかったなあ、なんて、
あれこれと脚本に不満を持ってしまいました。
怪しい三人のうちの一人だけを、丁寧に描いちゃダメでしょ~☆
でも、渡辺謙、松山ケンイチ、宮崎あおい、妻夫木聡、綾野剛、森山未來、と
オーラ漂う素晴らしい俳優さんばかり!
ええ、政宗と清盛と篤姫と兼続と松平容保とモテキ?と、
めまいがしそうになりましたが、圧倒の演技で、とても良かったです。
渡辺謙の哀愁漂う背中、娘を心配し、思わず駆け出す走りっぷり。
姿勢がたまらないわ。
宮崎あおい の目。決意したときの目。父親にすがり泣く目。
ちょっと人とは違ってて、しっかりとはしていないけれど、意思の強い目。吸い込まれそう。
妻夫木聡は、最初は傲慢で自信たっぷりのキャラなんだけれど、
人を好きになって、どんどん謙虚になっていくのよ。純真ぶりが良いわ~。
んでもって、森山未來!ん~彼については、なんて表現したらいいかわかりません。
綺麗でした。うんうん。それだわよ。 ほかの人は略 あれ?



原作読んでも、今回映画観てきても、心に残ったのは、
信じてあげられなくて後悔しても、取り返しがつかなかった、、、
信じてあげられなかったけれど、やり直せそうだ、、、きっと大丈夫、、
信じてしまった自分が馬鹿だった、信じたことを後悔しても遅い、、
そんな登場人物たちの、それぞれの状況の切なさです。
人を信じるって何なんだろうと思わされました。
信じること、信じないこと、をテーマの一つにしながら、
人を信じるべきだとも、信じないべきだとも、メッセージしてこない
吉田修一(原作者)、「悪人」の時もそうでした。 にくいやつ!
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コメント
久しぶりです
この映画、気になってました。
だって、
政宗と清盛と篤姫と兼続と松平容保とモテキ?、
豪華な共演ですもんね!
観たいです。
ちなみに、森山未來が綺麗?
う~、ますます気になります。
犯人はこの中にいるんですね!?
Re: 久しぶりです
QPさん へ
お久しぶりです☆
お元気ですか~(^^♪
> 政宗と清盛と篤姫と兼続と松平容保とモテキ?、
おお、そこそこ、一番読んでもらいたいところでした!
ありがとうございます。
犯人がわからないまま、映画見た方が面白いと思います。
そのあとに原作!
原作も面白いですよ~!
でも、どよ~んと暗くなるかもしれないので、
気力があるときにお願いします。笑
出演している顔ぶれがいいわね。
そうか、おもしろかったのね☆
DVDになったら観てみるわ〜!
紹介ありがとう。
Re: タイトルなし
さとちん へ
うん。DVDになってからで十分だと思います。
おっと、まるで面白くなかったかのコメントだわね。
違う違う。だって、さとちんは忙しいでしょ。
「フリンジ」に「ウォーキング・デッド」も見なくちゃ!
アタシ、「ウォーキング・デッド」のシーズン6を見始めたよ。
今まで以上のデンジャラスな状況は無いだろって思って見始めたけれど、
も~大変なことになってる第一話。見ていて倒れそうな展開。
「相棒15」も始まったし、劇場で観たい映画もたくさん!
アタシも忙し~( `ー´)ノ