映画『何者』
2016年10月17日
映画『何者』観てきました。
テーマがわかりやすすぎて、やや説教くさくも感じたけれど、
豪華な俳優さんたちの演技は魅力的でした。
三浦大輔監督作品です。原作は朝井リョウ氏。直木賞受賞作だそうです。
大学生の拓人(佐藤健)は、就職活動中だけれど、なかなか内定をもらえないで
悶々とした日々を過ごしていました。
ルームメイトの光太郎(菅田将暉)、思いを寄せていた瑞月(有村架純)らと、
対策本部をたちあげ、日々頑張ってはいるのだけれど・・・。
なかなか結果が出せません・・・。
そのうち、焦りからか、周りの友人への気持ちが変わっていきます。
おっと、ここまでよ。

ネタばれるとダメだと思うので、書けないけれど、登場する若者たちがかわいい☆
天真爛漫で明るい男の子も、ちょっと斜めにモノを見てしまう男の子も、
プライド高くて嫌味な女の子も、優しく芯の強い女の子も、
夢を追い続ける男の子も、あきらめる男の子も、
みんな、人間臭くてかわいい。
特に主人公の拓人くんが良い。
「就職活動で見せる自分なんて、そう見せるアピールであって、
本当の自分であるわけはない、ウソの自分だ」
と言っていた彼が、 (確かそんな意味のことを言っていた)
ラストで行動しちゃうのが、う~ん、それですか!よしよし。
あ、少しネタバレてしまった。お許しください。
だってね、拓人くんの、人を羨んで、悪の気持ちでいっぱいになった経験は、
今後の彼の人生を良い方向へ導いてくれることだろうって
清々しく思って、じ~んときてですね~。 若者よ!何事も経験だ!
あ、もっとネタバレてしまった。どうしよう。
このくらいなら大丈夫だな。ということにしてください。
さて、『何者』は、
『愛の渦』(三浦大輔氏脚本監督)よりちょっと点数高めで、
『恋の渦』(三浦大輔氏脚本)まではいかなかったです。
アタシの中では。 ←好みの問題です。礼
『恋の渦』では、携帯電話という小道具を有効に使っていたけれど、
今回はツイッターという文化をうま~く使っています。
使うっていうのかなあ。テーマの一つと言ってもいいくらい重要なカギかしら。
ふふふ。アナタ様は依存してます?
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コメント
就職浪人
こんにちは。
今日観てきました。どうやらこの作品サスペンスっぽいですね。
時間軸がはっきりしていないのが、サスペンスとしては致命的のような気がしました。
Re: 就職浪人
ケフコタカハシさん へ
お~観ましたか!
22日にはファイナルだし、忙しいこっちゃ☆
サスペンス、う~ん、まあ、「何者」のツイートが、
どどどっと出てくるところは、サスペンスっぽいが、
さすがのご指摘っす。
時間軸かあ、あんまり感じなかったけど、
そういわれれば、そうかしら。
ラストシーンは、時間的には、最後ってことでいいんですよね。
アタシの見方が甘かったか・・・?