手を握られる
2016年12月23日
便座カバーをするのをあきらめたが、よっぽどつらかったのか、次の日の朝、下子は、お腹を壊してしまいます。
トイレから出てこなくて、アタシは心配で、近所の病院を検索検索。
タクシーを呼ばなくては行けないかと、一応検索検索。
下子はしばらくしてトイレから出てきて、ベッドに寝込んでしまいました。
「今日、学校、無理」
悲しそうです。思えば、彼女はとても体が丈夫で、小学校高学年から高校卒業まで、
一度も学校を休んだことはありません。
「痛いよ~痛いよ~薬無いよ~」
泣きそうになっています。アタシは、いつもお腹の薬は持ち歩いています。
今回の札幌行きにも、もちろん持ってきています。
アタシは、下子に
「お母さん、薬持ってるから大丈夫だよ」
と言って、薬を飲ませました。
下子は
「薬、何分で効いてくるの?」
な~んて言って苦しんでいます。
そして、ベッド脇で見守っているアタシの手を握ってきました。
アタシはびっくりしました。
体調が悪いとき、手を握るような存在だったんだ、アタシって
下子は、前述のとおり、体が丈夫で、
体が弱かった上子のため、我慢することが多かったです。
そのために、どこかアタシとは距離を置いている感じだったのです。
アタシは嬉しかったよ。
薬は効いて、下子はアタシに見守られながら、よ~く眠り、元気に回復しました。
流行病かと思ったよ。大事(おおごと)にならなくて良かった。ほぅ
そして、お母さん、お母さん、と、アタシにべたべたしてきて、
べたべたに満足すると、夕方からバイトに、出かけていきました。
バイトの後は、友達の家に泊まるそうです。
引っ越しと寒さで、ちょっと疲れちゃったかな。
部活に自動車学校にバイトに引っ越しに、少しだけ勉強に、
トイレの便座カバー装着の挫折に、
よく経験してますなあ。
バイト先や友達の家でお腹こわしたら大変恥ずかしいのでは?という母の心配もよそに、
飛び出していく下子の無鉄砲は、アタシにとってはアタシの若い頃を思い出させてくれ
ほほえましいのでした。
さて、今、札幌は大雪で大変なことに。
この季節にこんなに降るのは50年ぶりだとか。
何でアタシが来た時にそんなに!観光できるのか~!
![JR札幌駅DSC_0100[1]](https://blog-imgs-100.fc2.com/r/a/i/rainbowjya/20161223191949954.jpg)
↑これは大雪前の札幌駅
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コメント
回復してよかったですね。
やはり便りになるのは母親ですね(^^)
Re: タイトルなし
BBさん へ
はい、たいしたことなくて良かったです。
今もお出かけ中です。
彼氏とデートなら良かったけれど、
友達と集まってクリスマスパーティの打ち合わせだって!
母親に素直に甘えられるようになったのは、
良いことと思われます。
子供の頃から、素直に自分の気持ちを言えないような
偏屈なところがあったので。