アイヌ総合センターで絵本に出会う: 旅行: きたあかり日記
fc2ブログ

トップ  >  旅行  >  アイヌ総合センターで絵本に出会う

アイヌ総合センターで絵本に出会う

2017年01月10日

札幌滞在中、白老町のポロトコタン(アイヌ民族博物館)へ

絶対行こうと思っていたのに、下子の腹痛だの、50年ぶりの大雪だので

なかなか行けず・・・ええい、でも負けない、これでめげているアタシではないと、

行ったのが、札幌駅近く、北大植物園そばの「北海道立アイヌ総合センター」です。

でっかい公民館みたいな、かでる2・7ビルってビルの7階にありました。

普通のオフィスビルみたいなんだよ~わかりにくい・・・

でも・・・ありがたやグーグルマップ、見つけられました。

エレベーターであがって、、こんな廊下の、すんご~い奥にありました。

なんて排他的な雰囲気!

廊下の奥すぎDSC_0097

アイヌ総合センターDSC_0075


資料展示室は、小さいながら、目を見張る工芸品が飾られ、

また、自由にビデオを見られるテレビが設置されていて、とても充実したものでした。

アイヌ総合センター内部DSC_0076

アイヌ紹介ビデオDSC_0095

アイヌ弓DSC_0093

アイヌ工芸品3DSC_0090

アイヌ工芸品DSC_0085

アイヌ工芸品DSC_0086


アイヌ文化、知りたいと思いながら、な~んにも行動していないなあ、と思いながら、

アレコレ真剣に見てたら、、なんと、入口の目立たない台の上に、

アイヌを題材にした絵本が一冊だけ展示されているではないか!

    ↑これ、写真撮り忘れ・・残念!


ここで会ったが百年目なのです。


アタシは趣味で絵本の読み聞かせ活動をしているのですよ。


アイヌのカムイユカ(神謡)を題材にした絵本を子供たちに読み、

子供たちがアイヌ文化に触れるきっかけを作りながら、

一緒にアイヌ文化を学びましょうと言う、運命からのメッセージね!  


そして、

アイヌ総合センターのパンフレットを見ると、図書情報資料室というのがあるじゃないかと

みつけたアタシは、きっと、ほかの絵本も沢山収集されているに違いない と、

展示室を出て、また、あの廊下に戻り、

あっちへうろうろ、こっちへうろうろして、して、して、図書情報資料室を探しました。


あるのは例の排他的な廊下ばかり。わかりにくいっつ~の!


ああ、みつけられず、仕方がないので、事務室らしい、そこらへんのドアを開け、

勇気を出して、

「すみませんが、図書を見たいのですが、お願いできますか?どうしたらいいでしょう」

と、お願いしてみました。アタシのような人はあまりいないらしく、驚かれましたが

係の女性は、快く資料室に案内してくださいました。


なんとあることよ、本がたくさん!そしてアイヌ文化を伝える絵本もたくさん!

しかも、なんでも自由に手に取って読んでいいのだよ!

DSC_0223.jpg

DSC_0217.jpg

DSC_0219.jpg

DSC_0220.jpg


絵本読み聞かせに向きそうなのをチョイスよチョイス!

DSC_0218.jpg

DSC_0222.jpg

なんて美しい絵本なんでしょう。

しっかり写真を撮っておいて、あとでアマゾンで購入するわ。

読む練習をして、子供たちに読みきかせるわ~~~!


縁というのは嬉しいもの。

ええ、白老町のポロトコタンへも、いずれ行きますよ。絶対。

でも、そこへ順調に行けていたら、

今回、アイヌ絵本に出会えていなかったかもしれないのです。


行けなくて、絵本に出会ったという事、これはもう★

生きること、つまりは運命が、アタシを導いてくれた思えるのです。

ええ無理矢理そう思うのよ。 こんだけ生きてきたんだから、それくらいいいでしょ!








↓   最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
     
     ランキングに参加しています。
     よろしければワンクリックお願いします。


スポンサーサイト



このページのトップに戻る

コメント

こんばんは。
ポロトコタン、昨年、いやもう一昨年になりますが行きました。
アイヌの舞踏をみて鳥肌が立ったのを今も忘れません。
また行きたい場所です。

鮭をくわえた熊の木彫りが懐かしいです。
昔、実家にありました。
白老町のポロトコタン、行きました。
何と24才の時です。いったい何十年前?
一緒に行った友達とアイヌの衣装を着て浮かれていました・・・。
ムックリという楽器を買ってしばらく練習していました。
熊の木彫りもムックリもいつからか行方不明です。
きたあかりさんは民話を満喫されたのですね。

コメントの編集

宇梶静江さん

道立アイヌ総合センターは、知りませんでした。シマフクロウとサケの布の絵本の作者は俳優の宇梶剛士さんのお母さんです。私も読んで見たいので図書館で検索してみます。良い所を見つけましたね。一人でゆっくり回りたい場所ですね。

Re: タイトルなし


BBさん へ

 まあ、BBさんはポロトコタンに行かれたのですね!
 羨まし~!
 舞踏、アタシも見てみたいと思っていました。
 BBさんは日本全国、いろいろなところに行かれていますね。
 いいなあ。
 

Re: タイトルなし


 たんぽぽ・ママさん へ

 ま~たんぽぽ・ママさんもポロトコタンに行かれたのですね。
 うらやましい。
 若い娘さんを圧倒する力が、ポロトコタンにはあるようですね。
 ぜひとも行きたいところです。

 

Re: 宇梶静江さん


 tugumi365さん へ

 ええ!作者は宇梶剛士さんのお母さんですって!
 びっくり~☆
 宇梶剛士さんご自身の本も展示されていて、
 お母様が熱心にアイヌ文化の普及の活動をされているような
 記述もあったようなのですが、この絵本の作者と親子とは!
 ええ、是非とも、図書館で検索してみてください。
 美しい刺繍などが満載の本で、きっとtugumi365さんも
 好きだと思います☆

 

アイヌの人たちは、文字を持たなかったので、
民話の伝承や和人との争いの伝承などは
老人たちからの口承しかないんですね。
それを本や絵本にして残したり、読み聞かせたりするのは
とても価値のあることだと思います。
絵本、いい出会いがありましたねー。
僕も全然知らないので、いつか教えてくださいなー。

Re: タイトルなし


つかりこさん へ

 価値のあることとおっしゃっていただき、嬉しいです。
 ありがと~って、今から取り組むんだけどサ。

 今回、白老町には行けませんでしたが、
 絵本を通じてアイヌ文化を知り、子供たちに伝えようと
 前向きな気持になる出会いがありました。
 
 でも、白老町には絶対行くぞ~ちくしょ~

名前
題名
メールアドレス
WEBサイト
 
コメント
パスワード
  管理者にだけ表示を許可する

このページのトップに戻る

トラックバック

このページのトップに戻る

プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ