映画「八甲田山」: 映画: きたあかり日記
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映画「八甲田山」

2017年01月18日

遭難。

八甲田山02

映画「八甲田山」。

明治時代、青森の兵隊さんが、八甲田山雪中行軍演習で遭難した事件を

題材にした作品です。

210名中199名が死亡。最悪の遭難事件です。

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青森側からは神田中隊長(北大路欣也)率いる第五連隊が、

弘前側からは徳島大尉(高倉健)率いる第三十一連隊が登り、

上司たちの思い付き意見から、八甲田ですれ違う約束となります。

なりますが、第五連隊は、物資を運ぶソリが遅れたことや、天候悪化、

指揮権が無いはずの大隊長の口出しにより、

地元の人の道案内を断ったころなどから混乱、

道に迷ってしまいます。

目的の田代温泉までは約2キロのはず。でも、どうしても田代温泉に行きつけない。

全く天候が回復しない状況に、

「天は我々を見放した」、神田中隊長の台詞は当時の流行語になったそうです。

その後、神田中隊長は言います。

「みな、死のう」


一方、徳島大尉率いる第三十一連隊は、地元の女に道案内を頼むなどし、

吹雪ながら、八甲田を進んでいきます。。。


はじまって一時間くらいは連隊出発前の描写で、昔の映画の独特な

テンポに、ゆっくりゆったりした気分で見ていたのですが、

八甲田山の猛吹雪に立ち往生するあたりから、画面に目が釘付け。

胸が苦しくなりました。


凄いわ。撮影。日本映画史上類を見ない過酷なロケと言われてるのに納得。

撮影、木村大作さんと言う人です。圧倒的迫力。


腰ほどもある積雪に、泳ぐように歩くシーン。

雪が凍る崖を登ろうとして滑って落ちちゃうシーン。

発狂して衣服を脱ぎ、叫ぶシーン。

img09211.jpg

襲いかかる雪崩。

吹きさらしの露天で、雪を被りながらの一夜。

5rentai_snow_s1.jpg


あまりの過酷な撮影に、逃げ出す俳優さんもいたって、、

逃げ出していいかも。死んじゃうよ~☆凍死する~!


途中、徳島大尉が、道案内してくれた村の女さわ(秋吉久美子)に、

隊のメンバーを促して一緒に敬礼する、心温まるシーンがあるのですが、

それがまた、極寒の最悪遭難の酷さを際立たせて憎い。

東北の祭りや、夏山の美しさも時折描写され、それもまた、

自然の美しさは、同時に過酷さを含んでいることを思い起こさせられ、憎い。

ちょっとの温かさが、寒さ冷たさを際立たせています。


人間のあれこれなんて、大自然の前ではあっけない。

雪山には一生近づかないと心に誓いました。

山登りが趣味の上子にもキツク言っておこう。


山登りはしないけれど、木村大作監督作品「劒岳 点の記」は観ようっと。

暖房の設定温度を高くして。




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コメント

 この映画、VDVで見ただ。寒そうで震え上がった。発狂して全裸になる役者さん、大変だったろうな。
 210名中199人死亡って、ほとんど全滅ですね。凍傷で指切断とかあったかもしれないし。
 上子さんは登山が趣味ですか。私もです。
 しかし、冬山はやりたくないですね。モロ冬じゃないとしても、秋も気を付けないといけません。
 上子さんも言われなくても判っていると思いますけど、念のため言っておきましょう。

コメントの編集

八甲田山、好きな映画の一つです。
もう5回は観たかなぁ(^^♪
緒方拳もいい味を出してましたしね。
♪雪の進軍氷を踏んでどれが河やら道さえ知れず♪
ホワイトアウトで遭難するのがよく分かりました。

この映画も「劒岳 点の記」も観たけど
雪山の大変そうなおぼろげな記憶しかないわ〜。

> 雪山には一生近づかないと心に誓いました。
私も「雪山」にも「宇宙」へも行かないわ。えーと、あと、どこだっけな・・・
とにかく映画を観るたびに、行かないと心に誓う場所が増えていくわ〜。

> 暖房の設定温度を高くして。

↑わはは、この映画を冬に観たのですねー。
これは、暑い夏向きでしょう?

これが、ロシアが攻めてきた時の訓練だというのだから、
戦争がいかにバカバカしいことかと、
強烈な批判の込められた作品ですよねー。

亡くなった高倉健さんが、これと『南極物語』の撮影では
ホントに死ぬかと思った、と言っていました。

Re: タイトルなし


ひねくれくうみんさん へ

 そうそう、くうみんさんのブログで、
 綺麗な山の写真を見せてもらってますよ~。
 アタシは山登りをしないんだけどね。
 あ、でも高尾山には行ってみたい!

>  しかし、冬山はやりたくないですね。モロ冬じゃないとしても、秋も気を付けないといけません。
>  上子さんも言われなくても判っていると思いますけど、念のため言っておきましょう。

 うん。部活の大会前日に部室の前で転んで捻挫する
 間抜け者なので、絶対登らないように言っておきます(´・ω・`)

Re: タイトルなし


 BBさん へ

 え~あの長い映画を5回も観たんですね!
 相当好きなんですね。
 緒方拳さん、ええ、いい味出してました。
 もちろん、高倉健さんも北王子欣也さんも!
 男性にはたまらないのかなあ★

 アタシ、実は、
 5回は観てないけれど、実は、後半部分は二度見ました・・・

 そのせいで、ブログアップできない日が一日ありました。笑

Re: タイトルなし


 さとちん へ

 ま~「劒岳 点の記」観たのね~
 観なくちゃ~。

> > 雪山には一生近づかないと心に誓いました。
> 私も「雪山」にも「宇宙」へも行かないわ。えーと、あと、どこだっけな・・・
> とにかく映画を観るたびに、行かないと心に誓う場所が増えていくわ〜。

 はははは。
 そうだよね~☆アタシも宇宙は止めとくわ~。
 映画観ると、「今後はこう生きよう」と心に決めるんだけど、
 すぐ忘れるアタシなんだけどね~(^◇^)

Re: タイトルなし


 つかりこさん へ

 はい、冬に観てしまいました。
 だって、テレビでやってたんだも~ん←録画して観た。
 寒い、寒かったわよ。寒気が・・・。

> これが、ロシアが攻めてきた時の訓練だというのだから、
> 戦争がいかにバカバカしいことかと、
> 強烈な批判の込められた作品ですよねー。

 なるほどね~。
 あと、バカな上司が横やりを入れてきても、従わざるを得ない
 日本型社会(っつ~のかな?)のつらさ、みたいのも
 批判してた気がするわ~
 ちゃんと上司にモノを言えた高倉健さんの部隊は訓練成功。
 上司を立てた北王子欣也さんは、あの最後だもんねぇ。

>
> 亡くなった高倉健さんが、これと『南極物語』の撮影では
> ホントに死ぬかと思った、と言っていました。

 死にます。
 有名俳優さんじゃなくて、その他大勢の人たちの中で、
 数名亡くなっているのでは!←勝手な憶測

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