大人の塗り絵の色鉛筆
2017年01月20日
「大人の塗り絵」、いわゆる「コロリアージュ」が大好きになり、最初に購入した色鉛筆はドイツ製のSTAEDTLER、NorisClubでした。
近所の本屋さんで「大人の塗り絵」に最適と宣伝されていて、価格もお手頃だったから。


日本製の色鉛筆とは違い、一本一本に色の名前は付されていません。
微妙な色が多いので、わからなくならないように、自分で色番号を決め、
鉛筆にシールを付けました。

さて、使ってみると、これが全色、くすんだ淡い色なのです。
日本製の色鉛筆に慣れているから、最初はそう感じるだけだろうと
使い続けても、なんともうまく塗れないのです。
「大人の塗り絵」の絵のインパクトに、色鉛筆の暗さが合わないというか。
これは、人それぞれの好みだと思います。
初心者のアタシだから、そう感じるのかも。

で、娘が小学生の頃に使っていた、色鉛筆やクーピーペンシル、
クレヨンなどを引っ張り出してきて、

縁だけを日本製のそれで塗ってみました。でも、どうもしっくりこない。


娘の色鉛筆では、STEDTLERの36色に比べ、
色数が足りないのかと、今度は、ホームセンターで安く売っていた
トンボ鉛筆の24色を買ってきました。


サインペンも購入してきました。

でも、ダメなのです。
ビビッドなトンボの色に、くすんだ色を合わせても、ダメ。
重ねて塗って工夫してみましたがダメ。
じゃあ、トンボの24色のみで塗ればいいかというとそうでもない。
24色では、どうも足りないのです。濃淡つけても限界が・・・
楽しく塗りたい、と思い、今度こそ自分が納得のいくものをと
ネットでいろいろ調べ、これはと思ったのが、
MITUBISHI鉛筆のNO.888、大人の塗り絵用に開発されてた色鉛筆です。
Amazonで注文したのですが、まあ、到着するまで、ウキウキのすることよ!
もし、また失敗だったら、どうしよう。
いや、日本製だもの、日本人の塗りラーの好みに合うものに違いない。
ああ、早く着かないかしら。早く塗りたい!
到着!

大人の塗り絵っぽい絵の入れ物です。

微妙な色が沢山。
塗っている途中も、心が明るくなるような綺麗な発色です!
お好みと思いますが、くすんだオサレな色より、アタシはこっちが好きだなあ。
夢中になれるものがあるって、幸せですね。
一緒に頼んだ、ジョハンナ・バスフォードさんの「SECRET GARDEN」
これから塗りたいと思います。
「SECRET GARDEN」、大人の塗り絵の金字塔でしょう☆ららら~☆



気が付くと、何時間も、そう一日中でも塗ってしまうアタシです。
南向きの和室に座り、夢中になっていると、いつの間にかに日が落ちてきてて、
色の見え具合が違ってきてて、あれ?と思うこともしばしば。
何やってんだか。
いいんです。自分が幸せなので。夢中で幸せ、大切にしたいのです。
幸せに生きたいのです。
うまく塗れたら、画像をアップするから見てね~。
アップされないときは、試行錯誤しているんだろうということで
そっとしておいてください。ヽ( ´_`)丿
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コメント
色鉛筆
スゴイ(^.^)
大人のこだわりですね・・・
色えんぴつ・・・。
やっぱり日本製!
クーピーもハッキリ・スッキリしませんよね。お気に入りが見つかり良かったですね。どこにスイッチがあるのか私、色鉛筆のこの色が並んだ姿が大好きなの~。だから パッチの布も色別に並べて ニンマリしています。
すごい、すごい!色鉛筆まで研究されてますね。
私は先日、ほぼ日手帳用に100均で色鉛筆を買いました。
色鉛筆もピンキリ、いろいろあるんですね〜。
あ、それよりあかりちゃん、早く塗ってアップして〜♡
楽しみ〜♪
> 南向きの和室に座り、夢中になっていると、
> いつの間にかに日が落ちてきてて、
> 色の見え具合が違ってきてて、あれ?と思うこともしばしば。
↑これに気づくのは、すごいことです。
当たり前な感じがしますが、けっこう深いんですよ。
単に明るいか暗いか、電気の色が白いか黄色いかの問題だけでなく、
顔料って光の七色のスペクトルのどの色を反射するかって問題なので、
どういう光源のもとで見るかでかなり違った色に見えるんですよ。
特に中間色は、驚くほど変わります。
プロは、微妙な色遣いのものをどこかに展示するとしたら、
展示場所の光の環境を確かめて色を塗ったりします。
仕事で使った印象からすると、三菱鉛筆の
「ユニカラー」、「ペリシア」、「ウォーターカラー」、
「アーテレーズカラー」というのは試してみる価値ありですよ。
「ウォーター・・・」は描いた線を水を含ませた筆でなぞると
水彩画のようににじむ色鉛筆。
「アーテレーズ・・・」は、消しゴムで消せる色鉛筆。
それぞれ、そういう用途で使わなくても、発色が異なるので、
お好みを探すための候補として。
値段の高いものもありますが、一応ご参考まで。
それと、画材屋で売っている「フィキサチーフ」という
スプレータイプの「定着剤」も試してみるといいかも。
色鉛筆画などがこすれて色がのびないように、
仕上げに薄い樹脂塗膜を作って定着させるものですが、
画家などが、「重ね塗り」にも使う秘密兵器です。
あたしも『大人の塗り絵』興味あったんです、ワクワクー(*^_^*)
最近、水墨画のサークルに入ったんで絵にちょっと目覚めてます。
ただでさえ家事遅いのにもっと遅くなりそうです(笑)
ぜひぜひ仕上がったのをアップしてくださいね。
Re: 色鉛筆
銭右衛門さん へ
いえいえ。アタシなど可愛いもの。
ネットで見ると皆さま凄いわよん。
あんまし高価なものは買えないアタシ、それなりにってことで。
Re: やっぱり日本製!
tugumi365さん へ
並んだ姿が大好きなんですね~。
色相のグラデーション配色、ということでしょうかね。
おっと、アタクシ、大人の塗り絵のために、配色の入門書まで
購入して勉強しています。
ああ、楽しい☆
いつもtugumi365さんの作品の見事な色使い、素敵だと思います~。
tugumi365さんの作品をブログで見させてもらい、
とても参考になってます~
Re: タイトルなし
さとちん へ
ありがと~。
色鉛筆、上を見ればキリがないほど高価で、
ため息が・・・
それなりに楽しんでいますよ☆
> あ、それよりあかりちゃん、早く塗ってアップして〜♡
> 楽しみ〜♪
ありがと~。
秘密の花園のほかに、マンダラや風景など、いろいろ並行して
塗っているので時間がかかるけれど、いつかアップしたいと思います。
風景なんだけど、知り合いの知り合いの知り合いの知り合いが
イラストレーターさんで、彼女の出している「大人の塗り絵」が
超難しい絵柄で、、、あ!長くなるから、そのうち記事にしま~す☆
Re: タイトルなし
つかりこさん へ
なが~~~~いコメントありがとうございます。
超、参考になりました。
色の見え方、光の環境で大きく違い、プロはそのところを
きちんと把握し、表現するんですね~。
洋服を購入する際、お店で見た色みと、家で見る色がすごく
違っているときがあります。ここまで違うか!と思います。
詐欺にあった気分です。
「ユニカラー」・・
これと迷ったのですよ~今回購入するの。
手ごろな価格だし。
「ペリシア」・・・
微妙な色が沢山、なんですか??混色も自在って素敵★
今ネットで調べたら書いてありました。
出来れば購入したいなあ。欲しくなりました。
もちっと上達したらかな。お値段がなあ。
「ウォーターカラー」・・
水に溶け、水彩画のような表現ができるのって
こちらも、もう少し油性色鉛筆で勉強してから、と思ってました!
「アーテレーズカラー」・・
消せるのは、超便利です。
塗ってから、ああ、ここはこの色じゃなかった!失敗!と
心の底から後悔することがあります。
「フィキサチーフ」・・・・
おおお、そんな秘密兵器が使えるくらい
熟練したいものです。
たくさん教えていただきありがとうございます。
つかりこさんは、三菱鉛筆がお好きなんですか?
それは、三菱鉛筆が優秀だから、ということでしょうか?
海外のものはどうですか?
ファーバーカステルとか。
その色鉛筆
私も持っています。そしてその本も。アメリカで、その本を塗るための鉛筆として、わざわざ箱までお揃いにして売っていたのでつい…。
ちょっと芯が固めですが、いいですよね。
三菱の方がやわらかめで、紙に「のり」やすいかもしれないです。この塗り絵の本、もうちょっと紙質が良ければ、と思うことがあります。
Re: タイトルなし
keiさん へ
きゃ~水墨画のサークルですってぇ
素敵ですね~作品、是非ブログにアップしてくださいませ。
大人の塗り絵にもぜひ!一緒に楽しみ情報交換しましょう★
家事・・・アタシもゆっくり取り組んでいます。笑
働いている頃みたいに、時間に追われなくていいから、
楽しもうと思って(^◇^)
そういえば、衣料品や生鮮品の売り場で、
色が鮮やかに見える照明を使っていたりしますよね。
あれは、反則ですよねぇ。
鉛筆と色鉛筆については、仕事で様々なものを
さんざん使って試したことがあるんです。
特別に三菱鉛筆製品をお勧めする義理はないのですが、
鉛筆と色鉛筆については、書き心地や紙への定着性
の良さでいうと個人的には世界一かと感じています。
1社で、こんなにいろいろ出しているのも珍しいですし。
顔料の研究が進んでいるようですね。
でも、こればっかりはそれぞれのお好みしだいです。
ぼちぼち試してみたらどうでしょう。
知り合いのイラストレーターは、
クレヨンみたいななめらかさと発色がお気に入りで、
水彩色鉛筆を「水彩しないで」使っています。
でも、高いですよね。
Re: その色鉛筆
まこさん へ
まこさんもお持ちだったのですね。
遠いアメリカなのに、同じ塗り絵同じ色鉛筆、
なんだかうれしいです。
STAEDTLERの良さ、なんだかね、
三菱のと隣り合わせで塗るとよく映える気がするのよ~。
この本の紙質、それに、背景がクリーム色であることに、
不満を持つ人も多いようですが、アタシは全く気になりません。
お好みなんですかね。アタシが鈍いのか??
Re: タイトルなし
つかりこさん へ
なるほど。
つかりこさんが世界一とおっしゃるのですから
世界一なんです!
これからも愛用したいです☆
不思議なんですよ。
STAEDTLERの色鉛筆、三菱の色鉛筆を塗った傍に塗ってみると
違う表情が出るのです。
とてもきれいに感じます。
綺麗な女性に囲まれると、アタシまで綺麗に見えるような。
↑変なたとえですみません。
> 知り合いのイラストレーターは、
> クレヨンみたいななめらかさと発色がお気に入りで、
> 水彩色鉛筆を「水彩しないで」使っています。
> でも、高いですよね。
わ~素敵です。
水彩色鉛筆は、百均で買ったのを持ってるのですが、
そんな風にはなりません。
買おうかしら。ああ、煩悩は続く。
> 綺麗な女性に囲まれると、アタシまで綺麗に見えるような。
> ↑変なたとえですみません。
↑むふふ。
でも、これまた鋭いご洞察です。
色って、「補色関係」とか「配色関係」と言って、
他の色と並べた時に色々な見え方をするのです。
(色だけに・笑)
周りの色の発色が良かったり、逆に悪かったりで、
その色の見え方も変わるもんなんですよ。
だから、今回の色は際立ちましたが、
別の色だとまた見え方がかわるかもです。
また、メーカーによって色によって発色の良さに
得意、不得意があるかもしれません。
「補色」を知ると、何色と何色を並べたらバランスが良いのか、
また「配色事典」などを読むと、その配色がどういう「意味」になるとか
学ぶことができます。
そんなことを知っていると、何かと足しになるかもしれませんね。
がんばってー
Re: タイトルなし
つかりこさん へ
またまた丁寧に教えていただきありがとうございます。
はい。
記事にはしていませんが、「やさしい配色の教科書」という
配色の基本の本を読んで勉強を始めております
あまりにも自分のセンスがないので・・・
少しでも綺麗に仕上げたいと思って★
で、「なるほど~」と、本を読んでわかったつもりになっても
実際に配色していくのは難しいものですね。
こんな配色してみたくても、そんな色の色鉛筆はないし~
混色してみても、そんな色出ないし~
な~んてことも!
楽しみながら頑張ります。
頑張るというか、面白くてやってるのですがネ・・・(^◇^)