法要暴走: 出来事: きたあかり日記
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法要暴走

2017年03月02日

法要の際の母の暴走に、疲れました。

風邪の原因は、実はそれに伴う心労だったのかも、なんつって。


だって~、お坊さんの読経のあと、庫裡の方でお茶をいただいていたら、

母は突然、お坊さんに言い出したのです。

「来月〇日の(伯父の)一周忌法要、アタシ、病院行かなくちゃいけなくなって、

都合が悪くなったんだけど、どうしてくれるわけ!

他の日にしてくれない?」


はあ?


山田家(仮名)として、伯父の一周忌法要は何月何日とお寺と相談して決めていて、

他の親戚筋にも伝えてあるのに、

突然、山田家当主(亡くなった伯母の長男)に何も言うことなく、

お坊さんにそんなこと言ったって、お寺側だって困るわよ。

山田家の顔を潰す行為とも思われちゃうわよ!


その場では、まあまあ、と話をごまかして結論を言うことなく、

伯母の家、山田家に移動して、親戚一同と食事会ということになったんだけど、

そこでも、母は暴走。


亡くなった伯母の部屋に入っていき、その場にいた伯母の長女(アタシの従姉妹)に

「これもこれも、アタシのもの!貰っていく!」

と言って、衣装ケースに収納されていた伯母の衣類を取り出したの!

従姉妹は

「はいはい、好きなだけ持って行ってください」

と、自由にさせてあげてました。

形見分け、ということなんでしょうか。

でもね、実の娘である従姉妹は、母親の思い出がたくさんある衣類なわけでしょ。

自分が欲しいものは貰っていくという、

母の強い物欲に眩暈が・・してしまいました。


それから、母は、着物の和ダンスにも目を付け、あれやこれやと

亡くなった伯母の古い着物を取り出して、

「これは、あかりに、これは上子。これは下子」

なんて、勝手に貰われ先を決めようとさえし始めました。

アタシは

「やっぱり、実の娘や孫に着てもらいたいよね。アタシはいいよ」

と言ったのですが、従姉妹もその娘も、着物は嫌いだそうで、行きがかり上

アタシが貰うことに・・・。


それでも母は満足せず、

「帯がもっとあるはずだ!」

と騒ぎだして、家中を探させてました・・・・。もお、いいって・・・。


他にもいろいろあるのですが、このへんにしときます。

                     金返せ、とまで言っていた・・・


まったくもぉ。


母としては、自分は伯母に沢山尽くしてきたのだから、沢山もらって当然だ、

という気持ちがあるようなのです。

「病院にあれやこれやと差し入れした。お金を出して買って、持って行ってやった」

だそうで。

「だから、遺産をたくさん遺してくれてもよさそうなものだ」

だそうで。


でもねぇ、伯母の遺したもの、伯母の息子、娘、孫が第一だよなぁ。


従兄弟や従姉妹にしてみれば、実の母親が死んだのです。

悲しみのなか、慣れない法要等で、大変だと思うのです。

そんな時に、心を乱すような暴走発言をするなんて、、、、。


母は、

「自分のことを誰も大事に思ってくれない。アタシは不幸だ。もっと貰ってもいいのに」

と言いますが、それは、あなたが、

他の人のことを大事に思わないから、そうなってるわけで。


まあ、

母は、誰からも大事に思われなく育ち、だから、他者を思いやることも知らず、

今まで生きてきたのだろうとも思います。

自分が世界の中心だと自分が思わなければ、

誰も、母を尊重しないのですからネ。

悲しい人です。


結果、被害を受けた、アタシとか妹から、煙たがられるようになってます。


妹は、母の暴走に、ひどく落ち込んでました。

従兄弟や従姉妹に申し訳ないというのです。

妹は、妹がシングルマザーだった時期に、

従姉妹から、とても世話になってた時がありました。

落ち込んでいるんじゃないかと心配した従姉妹の旦那さんから

動物園や遊園地などに誘ってもらったそうです。


妹の気持ちはよくわかります。

アタシだって、従兄弟従姉妹たちとは、

今後とも仲良く親戚づきあいをしたいと思っています。


アタシが、母に説教でもすればよいのでしょうが、人からの意見を聞く人ではありません。

かえって逆上し、何をしでかすかわかりません。

被害が少なくなるように、対策をたてるしかないのです。


「今、突然、あの性格になったんじゃない。母の年で、改善はもう無理だろう。

 機嫌をとってなだめて、何とかやり過ごすしかない。

 従兄弟たちもわかってくれているヨ。大丈夫だよ。」

アタシは、妹をなだめました。

そして二人でお酒を飲みに行き、沢山食べて気晴らししました。

     妹の旦那さんに送り迎えしてもらいました。ごめんよ~
  
     妹の旦那さんは妹にラブラブで、妹のわがままをたいてい笑って許してくれる。笑



困っちゃうなぁ。

でも、まだ、あかりの人生を支配しようとして、母に意地悪されてたころより

マシだもんね。

ほ~んと、大変だったわよ。    まだ傷あり。


あ~あ、アタシは、人からの意見を素直に受け止められるように、気を付けなければ☆

          血を引き継いでいるのが、一番怖かったりする。





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コメント

恥ずかしかったですね

お母さんの暴走考えられませんが いとこ同士仲良くして下さいね。妹さんも可哀そうですね。でもあかりさんがいるので、心強いですね。私の姉・弟はもう終わっていますので あかりさんが羨ましいです。

なんというか、実の姉妹がいて助け合えるのはいいですね。
私の親もかなり特殊な人達で、また私の兄弟もいないようなものなので、愚痴をこぼす相手もいません。
せめて子どもたちは兄弟仲良くあってほしいと思っています。

大変でしたね、本当にお疲れさまです。
かなりの暴走具合ですね、お母さん(/_;)
妹さんがいて本当に良かったですね。ふたり力を合わせればお母さんの暴走を乗り切れますよ。
きっと大丈夫!!

Re: 恥ずかしかったですね


tugumi365さん へ

 はい。考えられないと思います・・・恥ずかしや・・・
 母は、自分がそういうことをすると、周りがどう迷惑するか
 考えられない人なんですね~。

 tugumi365さんのお姉さま弟さま、もう終わってるって・・
 大変そうです・・
 ご苦労されたのでしょう。
 でも、tugumi365さんの優しさ、強さ、そのご苦労から
 得られたものかとも、想像してしまいます。
 人の痛みがわかる、とでも言いましょうか。
 いつもあたたかいお言葉をいただいているので。

 妹がいてくれること、本当に心の支えです。
 一人だったら、もっと大変だったと思います。
 妹に感謝です。

Re: タイトルなし


 つばめとそらさん へ

 はい。助け合えること、有難いことと思っています。
 つばめとそらさんは、愚痴をこぼす相手もいないんですね。
 それは大変です。一人で抱えなくちゃいけないんですもん。

 できれば、、、できればなんですけど、、、
 ブログで愚痴でもこぼしてください。少しは気晴らしに、、なれるかな?

 
> せめて子どもたちは兄弟仲良くあってほしいと思っています。

 ブログで読ませてもらっているお子さんたちの様子を考えると
 きっと大丈夫だと思いますよ。
 つばめとそらさんが、家族を思う気持ち、とても伝わってくるブログです。
 きっと、ご家族にも、そらさんの思いは伝わっていると思います。
 ご家族も、家族を思う気持ちを大事に思うようになることでしょう。

Re: タイトルなし


 keiさん へ

 はい。大変でした。
 従兄弟や従姉妹は、もっと大変だったでしょう・・
 申し訳ないことです。

 妹と二人、何とか乗り越えていかなければと思います。
 大丈夫と言ってくれてありがとう。
 やればできる~(^◇^)

あかりちゃん、大変だったね。
でも、従兄弟さんや従姉妹さんはあかりちゃんの戸惑いや恥ずかしい思いを
すっかりわかっていらっしゃると思いますよ。
そりゃあ、長年お母さんのこと見てきたんですもの、ねぇ。
私もかつて従兄に「よくあの母親の娘で(グレずに)いられたな」と
言われたことがありました。
支配しようとする親の娘でいることは、それはキツイです。
傍から見てもわかるんだ〜?と思ったわよ。
あかりちゃんの奥歯をくいしばってきたこれまで、大変だったのよくわかるよ。
でも、やさしい妹さんと周りに理解者も大勢いるから、
きっとこれからのあかりちゃんは私も大丈夫だと思うよ〜。

Re: タイトルなし


さとちん へ

 大変と言ってくれてありがと~☆

> 私もかつて従兄に「よくあの母親の娘で(グレずに)いられたな」と
> 言われたことがありました。
> 支配しようとする親の娘でいることは、それはキツイです。

 それは・・・・!
 支配ってどんなふうにぃ!
 アタシの場合とはまた違った何かがあるのかも・・・

> 傍から見てもわかるんだ〜?と思ったわよ。
> あかりちゃんの奥歯をくいしばってきたこれまで、大変だったのよくわかるよ。

 わかると言ってくれてありがと~。

 わかってくれない人って多いのでネ☆
 「親のことを悪く言うなんて!
 親って、自分を犠牲にしても子供を守るもので
 あなたの場合もそうだったはずよ!」
 と決めつける人もいる・・・。
 こんだけ虐待のニュース流れてて、なんでそう思い込めるのか不思議だ。

 さとちんも、周りの理解が無いことが多かったのでは??

> でも、やさしい妹さんと周りに理解者も大勢いるから、
> きっとこれからのあかりちゃんは私も大丈夫だと思うよ〜。

 うん。一番の問題は、昔を乗り越えられない自分なんだよね。
 わかっちゃいるけれど、時々、暗く落ち込んでしまうのだよ。
 自分の思うように生きられなかった悔しさ。
 ツライ。

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Author:きたあかり
ご訪問ありがとうございます。
夫が単身赴任中で、下の娘と二人暮らしのパート主婦です。暇なはずなのに、なぜか毎日忙しい。謎です。
日々の平凡な家事の事、読んだ本や観た映画のこと、趣味の朗読や絵本読み聞かせのこと、などを記事にしています。

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